コンサートの朝と開演直前

12月19日は、こども学科丹山ゼミ卒業研究発表会・セミナー研究発表でした。開演は18:00ですが、朝から楽器の運び出しなどで忙しそうです。雨が振らなくて本当によかったと思います。

会場の東大阪市文化創造館ですが、素晴らしいですね。ツリーや天井に映し出されたMERRY CRISTMASが出迎えてくれる中を、入口から左手奥の小ホール入口へと向かいます。

受付開始前ですが、小ホール入口には人が集まっています。

受付開始です。今年は4回生2名が担当でした。私も受付を済ませて観客席へ向かいます。

コンサート開演後の様子は、次回以降にお届けします。素晴らしいコンサートで、書きたいことだらけですが、出し惜しみします。

2週間前

こども学科丹山ゼミのパーカッションアンサンブルコンサートの本番2週間前練習の様子を見てきました。本番は12月19日(木)18:00開演です。場所は昨年とは違い、東大阪市文化創造館小ホールになります。

それでは、練習風景を御覧ください。

  

本番を2週間後に控えた緊張感と、ミスを許す優しさが同居する練習風景でした。この優しさに応えることで、2週間後には素晴らしい演奏となるのではないでしょうか。

「何か楽器をやっておけばよかった」と思う大人はたくさんいます。私もその1人です。楽器を操る学生を羨ましく思いながら、撮影してきました。

本番の様子もブログでお伝えします。私も2週間後が楽しみです。

 

 

 

にぎわう土曜日

11月16日、今年も附属幼稚園のバザーの日がやってきました。こども学科学生もプレ実習の1回生はもちろんのこと、2回生以上の学生もボランティアでお手伝いをしました。実践保育学科の学生も参加しています。

お客様が来る前の準備です。赤いバンダナを巻いてから担当の場所に移動します。

さて、このバザーですが、こどもたちの遊ぶ場所もあり、たくさんの方がやってきます。入口や体育館の写真で、その賑わいをお伝えします。

 

この日は、大学でも公開講座が3つ開講され(私も1つ担当しました)、キャンパスに多くの方に来ていただきました。学生、教員共に学外の人々と触れ合う日となりました。

OSAKAスポーツパーク2019inてんしば

こども学科の在学生と卒業生が登場するイベントをお知らせします。OSAKAスポーツパーク2019です。東京2020応援プログラムとして、11月10日(日)10:00〜15:00に天王寺公園エントランス広場「てんしば」で開催されます。11:00〜11:30のTRAC&FIELDSアスリートトークショーには4人のアスリートが登場しますが、そのうちの2人がこども学科2回生の川田朱夏さん、こども学科卒業生の佐藤友佳さんです。関西女子アスリートのTRAC代表とFIELD代表というところでしょうか。

トーク終了後には、かけっこ教室も開催されるようです。うちの学生なら、こどもにもきっと楽しく教えることができるでしょう。

 

ゼミ活動報告

後期の授業が始まってから3週が経過しました。学生の様子をしばらくお伝えしていませんでしたので、4回生のゼミの活動を報告します。

こども学科のには卒業研究論文発表をゴールとするゼミと、卒業研究発表コンサートをゴールとするゼミがあります。この時期はゴールに向けての自分の位置付けをしっかりと確認し、さらに加速していく大切な時期になります。

研究発表をゴールとするゼミは、7月25日と10月10日に中間発表会を開催しました。テーマを発表し、「ここまでやりました」に加えて「ここまでやります」と決意表明します。発表3分に対して、7分という学生にとっては長い質問時間が用意されています。準備万端の学生にとっては、どうということのない時間ですが、準備不足の学生にとってはつらい時間となります。

上の写真は7月25日のものです。違うゼミの先生や学生に自分の研究を伝える経験は、どの職業にも活かすことができるでしょう。

コンサートをゴールとするゼミも、日々精力的に活動しています。自分たちのコンサートのための活動だけではありません。10月20日の大学祭では、附属幼稚園の園児たちとのジョイントコンサートがあります。自分たちが主役ではなく、園児たちを輝かせるために力を注ぎます。10月17日には、大学内で園児たちとリハーサルを行いました。自分の身に付けたスキルで園児を支える経験が、自分たちのコンサートを成功に導いてくれるのではないかと思います。

大学生と一緒に練習した園児が、将来は園児を支える側になってくれたら最高ですね。

 

SDGs実践紹介:「こども学 for SDGs」へ向けて Vol.2

「こども学 for SDGs」の第2弾です。杉本剛先生の取組を紹介します。同僚にこんなに高い意識で多様な実践をしている先生がいるのは心強いです。私はまだ修行中ですので、杉本剛先生から頂いたこの記事に学び、実践へとつなげていきたいと思います。


理科教育学を専門とする私が取り組んでいる①研究テーマ・②指導テーマ・③授業の中で,SDGsの目標と関連する内容について,次に例を紹介します。なぜ,こども学でSDGsの実現を目指すのか?この問いと成果の追究を,理科教育学の立場から実践したいと考えています。興味を持ってもらえたら嬉しく思います。

①研究テーマ

研究テーマ SDGs目標
Society5.0の実現に向けた科学技術イノベーションを
牽引する人材育成に貢献する理科教育・STEM教育
STEMリテラシー修得に貢献する理科教育

②指導テーマ

卒業論文指導テーマ SDGs目標
環境政策・環境基本計画の変遷と現代の課題から次代のビオトープの提案
科学技術の進展による資源・エネルギー開発の影響
Society5.0実現に向けた現代において理科を学ぶ意義の考察
たばこがヒトの健康に及ぼす影響についての意識調査研究

③授業

授業名 授業内容テーマ SDGs目標
理科指導法 Society5.0の実現に向けた科学技術イノベーションを牽引する人材育成,STEMリテラシー修得に貢献する理科教育詳解
理科 Society5.0の実現に向けた科学技術イノベーションを牽引する人材育成,STEMリテラシー修得に貢献する理科教育概説
生命と細胞 環境保全に対する政策:環境基本計画,パリ協定等詳解
水と環境 SDGs概説:理科教育・STEM教育の果たす役割考察
環境保護に対する企業・NPOの取組:LOUIS VUITTON FOREST,SONYの環境対策等詳説
地球の資源・資源開発・環境問題を軽減化するエネルギー開発:シェール革命,バイオ燃料等詳解
地球環境問題を解決する技術革新事例:マイクロプラスチック・レアアース等詳解,PBLによる解決策提案演習
食品と環境:遺伝子組み換え作物・第3世代GMO
外来種が生態系保全に与える影響
アジアにおける水問題解決の取組:WEPA詳説
脳と心 SDGs概説:理科教育・STEM教育の果たす役割考察
脳の発達のための乳幼児期の子どもの発達・ECD概説
多様で豊かな心を育む環境保全対策概説,PBLによる解決策提案演習

SDGs実践紹介:「こども学 for SDGs」へ向けて Vol.1

こども学科SDGs宣言してから、2ヶ月が過ぎました。この宣言をこども学科に提案してくれた杉本剛先生からの記事を紹介します。


こども学科・教員の杉本剛です。自然認識研究を中心に,理科教育学のいろいろな領域の研究をしてきました。近年は,Society5.0の実現に向けた科学技術イノベーションを牽引する人材育成に貢献する理科教育・STEM教育のあり方について研究しています。

SDGsを知ったきっかけは,Webニュースやスーツのフラワーホールのバッジを見かけたことでした。そうそう,先日の通勤の時,阪急のSDGsトレインに乗りました。ラッピングトレインで,車内全面にもステッカーやポスターが貼ってあって,目の前には Goal 14:海の豊かさを守ろうのステッカーがありました。いつもは大好きな坂本龍一さんの音楽を愉しみながらの通勤ですが,この時は気が付くと,世界の海洋環境保全のことを考えていました。効果絶大・・・。

2018年4月に,こども学科に着任しました。大学の授業は,教員が,何について,何で教えるのかを考えるので,責任の重さとおもしろさを感じています。ひとつの例を紹介します。「水と環境」という授業で,LOUIS VUITTON FORESTを題材にしています。LVのラグジュアリブランドが,長野県小諸市にある森林の整備事業に出資して造営している森です。CSR;Corporate Social Responsibilityやカーボン・オフセットによる自然環境保護などについて学ぶ資料にしています。SDGs の目標との関連では,Goal 15:陸の豊かさも守ろう,Goal 12:つくる責任つかう責任があたるでしょうか。サステナブルな社会や自然環境をつくりまもることは,次代の子ども達が生きる基盤をつくりまもることになります。世界が協同して取り組んでいるSDGsの実現と関連させながら,そのために世界各国・企業・NPO・そして自分には,何ができ何をするべきであるのか?について考察する授業にしています。国際的な課題に対して知識・意識が高く,解決策の提案・実行できる人材育成や教員・保育者養成に繋がればと願っています。少しでも興味を持った本学の学生さんは受講登録してください。高校生の皆さんは入学し受講してください,待っています(本気)。

「こども学 for SDGs」をキーフレーズに,こども学科では精鋭の教員が,こども学・臨床教育学・文学・音楽・情報教育学・ユニバーサル教育・教育学・保育学・発達心理学・英語教育学など多岐な学問領域で,SDGsの実現に向けた取組を展開しています。


次回以降、こども学科の先生の取組について紹介していきます。お楽しみに。

Let’sエンジョイ ゆめときぼうの わくわくぱーく

今年もまた暑い日々が続きます。暑さのあまりやるべきことを忘れてしまうというのは単なる言い訳ですが、7月28日に開催された「こども応援ひろば2019 part1」での学生の様子をお届けします。

こども応援ひろばは、東大阪大学が、近隣の親子に楽しい時間を提供するために開催するお祭りです。こどもたちに楽しんでもらうための様々な遊び・ゲームをこども学科4回生が中心となって準備し、1回生が運営をサポートします。1回生の役割は、受付・来場者用駐輪場整理・パプリカダンス・会場後片付けです。イベントの開催を支える重要な役割であり、親子とも触れ合うことができます。仕事内容は駐輪場整理でも、子ども2人を自転車に乗せてくる母親が自転車を止めることが大変だということを知ったと思います。

では、いくつか写真を紹介します。

受付を担当する1回生です。

こども研究センターも、「つってつってつりまくれ」や「きらきら変身フォトジェニック」等を楽しむ会場となっています。

教室もボーリング会場と化しています。

9号館1階には、子どもたちとパプリカを踊る1回生とトライくんがいます。やはりトライくん人気がありますね。

この経験を自分たちが主体となる3年後の「こども応援ひろば」に生かしてくれたらと思います。

 

ピアノと音楽作成

東大阪大学の丹山ゼミといえば、パーカッションアンサンブルコンサートが有名なのは、このブログでも紹介したとおりですが、それだけではありません。4回生前期末の発表会は、ピアノソロ演奏・ピアノ連弾・音楽作成です。

7月25日(木)10時30分 832教室にて、4回生のゼミ発表会が開催されています。前回のブログで紹介した3回生の発表会の前の時間帯です。同時間帯にこども学科の別イベントがあり、私は見に行くことは出来ませんでしたが、写真を紹介します。

 

ゼミでの発表会

前期授業期間がまもなく終了となります。こども学科でも、前期の集大成となるイベントが数多く実施されています。

その中の一つ、丹山ゼミ三回生によるCD制作・ピアノソロ発表会の様子をお伝えします。2019年7月25日 13:00~ 832教室、CD作成4名とピアノソロ8名の発表会です。

 

CD作成の発表では、発表者の曲紹介や先生からの講評もありました。打楽器の使い方や音量など、来年に向けての課題についての指導もあります。特に、タイトルが曲として表現できているのかなど、自分で演奏する以外にも音楽で表現することができることを学生に伝えていたように思います。まだ、ゼミでの活動を初めて3ヶ月の時期の作品を聞くことで、冬のコンサートへの期待が膨らみました。

続いて、ピアノソロ8名の発表です。ゼミ内での発表とはいえ、発表本番という緊張感がこちらにも伝わります。一発勝負の経験は、今後、自分を試される様々な場面で力となるでしょう。