2020年度後期が始まりました。
長期休暇明けにも関わらず、机に向かう学生たち。
これは「キャリアを考える」という、学習・就職・人生を結びつけることを目的とした科目です。
教室の中は、学生たちがレポートを書く音と、近くで相談する声のみ。
新型感染症が蔓延する前から、このような「沈思黙考」(黙ってじっくりと深く物事を考え込むこと)により、自分を見つめ、学びを深めています。
◆授業後、写真に写っている男子学生にインタビューをしました。
ー対面授業とオンライン授業、どちらがよいですか?
「やはり対面授業です。
オンラインの良さもありますが、自分の部屋は寝るところがあったり、誘惑が多かったりします。
対面授業は、皆が勉強に向かう雰囲気を肌で感じられ、考えるためには必要な環境です。」
ー全国の高校生にメッセージはありますか?
「学ぶことは自分の意欲次第です。
大学は、<自分ならどうするか>と考えるところです。
人の意見を聞き、受け入れ、普段では考えないことを考える。
それが大学の良さです。
自分の関心のあることに、意欲的に取り組んでください。」
以上、現場からの報告でした。