学生が卒業研究でアリの飼育をしています。働きアリはすべてメスで単為生殖できるのですが、女王アリからのフェロモンによって生殖機能が失われるそうです。それならば、働きアリだけでコロニーをつくれば、卵を産むのではないか?と考えて実験を始めました。観察の毎日です。
ところが、巣ができると、アリはみな巣から出てしまいました。観察できるようにしたために、巣に光が入るからだと考え、暗幕で包んで地中を再現しました。そうすると、巣の中に入ってくれました。そしてどうなるのかについて、いま調べています。
学生が卒業研究でアリの飼育をしています。働きアリはすべてメスで単為生殖できるのですが、女王アリからのフェロモンによって生殖機能が失われるそうです。それならば、働きアリだけでコロニーをつくれば、卵を産むのではないか?と考えて実験を始めました。観察の毎日です。
ところが、巣ができると、アリはみな巣から出てしまいました。観察できるようにしたために、巣に光が入るからだと考え、暗幕で包んで地中を再現しました。そうすると、巣の中に入ってくれました。そしてどうなるのかについて、いま調べています。
今春卒業した学生との研究成果が、「こども環境学会」の『こども環境学研究』に掲載されました。都市の道路粉塵から環境基準を大きく上回る重金属が検出されたこと、そしてそれが子どもたちの健康に悪影響があることをまとめたものです。
都市環境にどんな生き物が住んでいるのか?を調べるため、ゼミで市内の治水緑地公園へ行きました。シマドジョウ、シマエビ、ミシシッピアカミミガメの赤ちゃん、アメリカザリガニ、カダヤシ、ジャンボタニシなど、たくさんの生き物を見つけることができました。東大阪市で絶滅されたとされるメダカをみんなで探しました。それらしき小魚をいくつか採集しましたが、水槽に入れてよく見ると、カダヤシかもしれません。大きくなるまでのお楽しみです。
キャンパスの古い校舎(7号館)が取り壊され、きれいな校庭になりました。野外ステージもあるので、大学祭が楽しみです。数年前の卒業生が来たら、キャンパスの変わりように、きっとびっくりするに違いありません。