月別アーカイブ: 2017年5月

卒業研究②

学生が卒業研究でアリの飼育をしています。働きアリはすべてメスで単為生殖できるのですが、女王アリからのフェロモンによって生殖機能が失われるそうです。それならば、働きアリだけでコロニーをつくれば、卵を産むのではないか?と考えて実験を始めました。観察の毎日です。

ところが、巣ができると、アリはみな巣から出てしまいました。観察できるようにしたために、巣に光が入るからだと考え、暗幕で包んで地中を再現しました。そうすると、巣の中に入ってくれました。そしてどうなるのかについて、いま調べています。

Exif_JPEG_PICTURE

Exif_JPEG_PICTURE

研究成果の公表

今春卒業した学生との研究成果が、「こども環境学会」の『こども環境学研究』に掲載されました。都市の道路粉塵から環境基準を大きく上回る重金属が検出されたこと、そしてそれが子どもたちの健康に悪影響があることをまとめたものです。

Exif_JPEG_PICTURE

Exif_JPEG_PICTURE

自然観察会

都市環境にどんな生き物が住んでいるのか?を調べるため、ゼミで市内の治水緑地公園へ行きました。シマドジョウ、シマエビ、ミシシッピアカミミガメの赤ちゃん、アメリカザリガニ、カダヤシ、ジャンボタニシなど、たくさんの生き物を見つけることができました。東大阪市で絶滅されたとされるメダカをみんなで探しました。それらしき小魚をいくつか採集しましたが、水槽に入れてよく見ると、カダヤシかもしれません。大きくなるまでのお楽しみです。

採集風景

カダヤシ?

シマエビ

アメリカザリガニ

オープンキャンパス②

5月14日に本年度第一回のオープンキャンパスが行われました。たくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございました!

次回は6月4日日曜日です。オープンキャンパスごとに新しいミニ授業を準備していますので、初めての方はもちろん、前回お越し頂いた方も歓迎です。

午前の部は10時から、午後の部は13時からです。どちらにお越し頂いても同じメニューで、高井田駅と河内小阪駅からの送迎もあります。お待ちしています!!


新しい校庭

キャンパスの古い校舎(7号館)が取り壊され、きれいな校庭になりました。野外ステージもあるので、大学祭が楽しみです。数年前の卒業生が来たら、キャンパスの変わりように、きっとびっくりするに違いありません。

Exif_JPEG_PICTURE

 

オープンキャンパス①

今年度1回目のオープンキャンパスが、5月14日(日)に、東大阪大学キャンパスで開催されます

午前の部は10時から、午後の部は13時からです。同じ内容の説明会とミニ授業ですので、都合の良い時間にお越しください。当日は、無料送迎車を運行しておりますので、ぜひご利用ください。

詳しくは、本学ホームページ(http://www.higashiosaka.ac.jp/news/5866/)をご覧下さい。


卒業研究

こども学部では、4年次に1年間かけて卒業研究を行います。テーマは研究室によって様々で、音楽や演奏、子どもの心理、子育て支援、児童文学、絵本など多岐にわたりますが、みな「こども」というキーワードでつながっています。写真は、学生が「四葉のクローバーはどのようにしてできるのか」の実験をしているところです。いろんな新しい発見がありました!

デジタル顕微鏡で根の観察

四葉の栽培の挑戦

 

鯉のぼり

東大阪大学の校舎に入ると、鯉のぼりが泳いでいました。もう五月なんですね。2階のこども研究センターの作品なのか、学生たちの造形の授業の作品なのかわかりませんが、校舎の中で季節を感じることができるのは嬉しいことです。