本日6月20日の実習基礎セミナー授業は、東大阪大学附属幼稚園での見学でした。 いつもの教室に集合し、雨の降る中を少しだけ移動して幼稚園に到着です。この日のために準備した実習用の服装、靴、名札を身に着け、メモ帳を持って見学に臨みます。
まず、体育館で園長先生のお話を聞きます。2才までと3才の違いや父性についてなど、幼稚園の役割を学びます。用意したメモ帳も早速活躍します。
続いて、園児たちの部屋での様子を見学です。こども学科の卒業生でもある附属保育園の名倉先生の案内で園内を巡ります。見学後のレポート提出もありますから、名倉先生から聞いた話を思い出しつつ、しっかりとメモをとります。
学生たちに興味津々の園児がいます。ニコニコ笑顔でこちらを見てとてもかわいいですね。
続いて七夕まつりにむけて練習する年中クラスの見学です。
最後は、年長クラスの作法の時間の見学です。くつをきれいに揃えて畳の部屋にあがり、座る、立つ、お菓子を運ぶ、待つ、食べる、感謝するという流れでの礼儀正しい振る舞いを学ぶ様子を見ました。教えてもらう園児につられるように姿勢を正す学生もいます。
大学の教室に戻り、見学後レポートについての説明を受けて終了です。午前中の時間を使い、見学時間は1時間ほどでしたが、貴重な体験となったのではないでしょうか。どのようなメモをとったのか、学生に提出してもらいましたが、メモ帳10ページ以上記録した学生もいます。かわいくて感性豊かな園児を前にして、学生も自分たちがやらなければならないことを強く意識したのではないでしょうか。見学後のレポートも楽しみです。
今後、先生と呼ばれる仕事を目指す学生にとって、学んだり体験しなければいけないことは沢山あり、しんどいこともあるでしょう。そんなときは、先週の名倉先生の話と今日の園児たちの笑顔を思い出して、前に進んでほしいと思います。