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山田先生 ありがとうございます!

短期大学部介護福祉学科教員の山田克宏先生が、この3月にこども学科を卒業した平嶋くんの就職先へ訪問してくださいました。

山田先生のご報告では、放課後等デイサービスに就職した平嶋君は子どもたちと良好な関係を築いており、彼の気さくで明るい性格から子どもたちもとても懐いていたとのことでした。ツールの活用、専門職の態度、価値判断も徐々に身についてきていると評価して頂き、こども学科教員も平嶋くんの姿を是非見にいかねばと思いました!

山田先生は、こども学科の「こども家庭支援論」を担当してくださってますが、こうやって卒業後も学生との繋がりを大切にしてくださっていることに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今後も卒業生をゲストスピーカーとして大学の授業に呼んでいただけるということで楽しみです。

あらためて、こども学科は他学科の先生や非常勤講師の先生たちに支えられている、恵まれた学科だと感じました。

こども学科 潮谷

9月17日(日)オープンキャンパスにお越しください

来週、9月17日(日)はいよいよオープンキャンパスの日です!
この日は,各学科の個性あふれる教員が模擬授業を展開します。
加えて,「入試直前!面接対策」の日でもあります。
いよいよ,進路決定の時期がせまって参りましたね。
みなさまのお越しを教職員,そして学生スタッフ一同,心よりお待ちしております!!

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オープンキャンパス 今日も開催

8月19日(土),オープンキャンパスが開催されました。

 

社会福祉論が専門の潮谷先生による,「保育者に必要なコミュニケーションとは」の体験授業が行われました。今日の体験授業は,保護者への相談援助についてでした。学生が保護者役・援助者役になって,実際の相談場面を演じてくれました。また,参加者の皆さまと場面に応じた笑顔のつくり方を体験しました。
参加者の皆さまから様々なご質問を頂き,教員に加え,学生もご相談に応じました。志望する大学に知っている先輩がいるのは安心ですね。

 

お昼は,学食のランチを楽しんでもらいました。
次回,オープンキャンパスは,9月17日(日)です。
ぜひ,参加してください。

オープンキャンパス 佳境です

8月18日(金),オープンキャンパスが開催されました。

 

社会福祉論が専門の潮谷先生による,「大学の子育て施設を見学しよう」の体験授業が行われました。学内にある「こども研究センター」や,附属幼稚園などを見学してもらいました。
学内にいながら,子どもの成長の支援を身近に学べる体験をしてもらいました。

   
お昼は,学食のランチを楽しんでもらいました。
次回,オープンキャンパスは,明日,8月19日(土)です。
潮谷先生による,「保育者に必要なコミュニケーションとは」の体験授業があります。
ぜひ,参加してください。

「今日も神回」こども学科オープンキャンパス

7月31日(日),オープンキャンパスが開催されました。

 

音楽が専門の丹山先生による,「子どもが演奏するアンサンブル音楽を体験しよう」の体験授業が行われました。楽しく,「森のくまさん」をアンサンブル音楽で演奏しました。

   

丹山先生の体験授業は,毎回,参加して頂いた高校生や保護者の方にとても好評です。
また,実践食物学科の学生・スタッフ手作りのケーキバイキングを楽しんでもらいました。
今回のオープンキャンパスも,神回となりました。
次回,オープンキャンパスは,8月18日(金)・19日(土)です。
ぜひ,参加してください。

こども学科 卒業研究論文・中間発表(前半)_2023

7月20日(木),こども学科の「卒業研究論文・中間発表(前半)」を実施しました。

 

今年度は,次のようなテーマの中間発表がされました。

「保育園におけるクラス運営の実態と課題」「放課後デイサービスの現状と課題」「生活介護サービスの現状と課題」「生成系AIを活用した小学校理科指導法研究:第6学年「植物の養分と水の通り道」を対象として」「中国山間部・農村部に見る子どもの生活と教育課題」「保育学生として不適切な保育をどう捉えるか」「大阪府へき地教育・遠隔小規模校における教育課題」「子どもの金銭感覚と消費活動に関する保護者の意識と子どもへの影響について」「エリック・カールの絵本に見る生物の実際と空想:魅力とのつながり」「生活科において生命の大切さを育成する領域「環境」における動物の飼育に関する研究」「ひとり親家庭に対する保育現場の支援について」「性同一性障がいの現状と課題」「乳児期の発達を促す遊びについて」「大学生の恋愛観と少子化の関係性」「データ駆動型GIGAスクール構想への対策を主題とした小学校理科授業研究:第4学年「磁石の性質」を対象として」

卒業研究論文の提出は,12月中旬です,今回の中間発表で先生方からのご指摘を参考に,より良い卒論に完成されるよう,頑張って取り組んで欲しいと思います。

「来るたび神回」こども学科オープンキャンパス

7月15日(土),オープンキャンパスが開催されました。

  

高校生の皆様は,熱心にこども学科の説明を聞いてくださり,その後こども学科在学生が作成したいろいろなブースに案内をしてもらい,親子で遊んでいるこども達の様子を見学したり,ダンスをする学生とこども達と触れ合ったりと,楽しい1日を過ごして頂きました。

こども学科のオープンキャンパスは,来るたび神回です。次回は,7月30日(日)に開催されます。ぜひ,お越しください。👉Click

実習前見学 附属幼稚園

6月21日(水)に,こども学科の1年生が,附属幼稚園へ実習前見学の訪問をしました。


学生たちは,「実習基礎セミナーⅠ」という授業の一環として,大学に隣接した東大阪大学附属幼稚園に見学に行きました。事前に附属幼稚園の実習担当の先生から,見学するにあたっての注意事項をレクチャしてもらいました。注意事項を守りながら,園児たちへの教育活動の一部を見学・体験しました。

  

附属幼稚園の先生方には,学園の卒業生が多くいらっしゃいます。学生たちは,先輩の先生方から,優しく丁寧な指導を受けて,貴重な体験を多く経験させてもらいました。

実際に幼稚園を訪問すると,将来の職業意識が高まるように見受けられました。実地で職場に触れることは,意味深い体験となるようです。

【Prerelease】「教育DX」推進させます

こども学科における「教育DX」の推進についてお知らせします。


近年,情報技術が目覚ましい勢いで進展しています。現在の教育界は,激動・激変の時代と言われています。特に,教育界への情報技術の導入は,それらを象徴するものとなっています。かなり前には,「IT教育」と言っていたものから,「ICT教育」へと進展しました。2019年12月からは「GIGAスクール構想」,2021年6月からは「データ駆動型GIGAスクール構想」へと移行しました。そして,現在は,科学的データを基に,エビデンスに基づいた教育(EBE)やエビデンスに基づいた政策立案(EBPM)を確立させ,ICTにより教育にイノベーションを起こさせる「教育のデジタルトランスフォーメーション(教育DX)」の推進が求められる時代になりました。

大学教育の教育DXを進展させるため,「Plus-DX」👉Click などが進められています。また,教員養成に焦点を当てた,教育DXの取り組みも見られます👉Click。そのような動向の中で,最近,特に話題になっていることに,OpenAI社が開発した「ChatGPT」や,Microsoft社の「Bing AI Chat」のインパクトに代表される,「生成系AI(生成AI,生成型AI)」と呼ばれるAIの存在です。

 
©OpenAI,Inc.                    ©Microsoft

こども学科における教員養成を担当する教員として,これらの動向に目を背けるわけにはいきません。しかし,生成系AIの現状には,問題点も多くあることは否めません。課題と可能性が共存しているのが現状です。また,それらを活用する前提として,AIリテラシーの涵養が大切であることは勿論です。単に生成系AIを使用するということではなく,得られたデータを基にして,教育にイノベーションを起こすことができるよう,教育活動に新たなツールを有効に活用して行きたいと思っています。これらのことを含めながら,次の課題の取り組みを実施して行きます。

【課題①】:サステナブルな環境問題を考える
「水と環境」という授業で,SDGsの実現を目指す目的のため,環境教育分野の課題について,生成系AIを活用しながら解決策を探求する課題の取り組みを体験してもらいます。どのような案や,取り組みに対する感想を持ったのかは,このBlogで報告します。

【課題②】:いのちを大切にする心を育む
「脳と心」という授業で,こども学科のキャッチフレーズ「育もう いのちを見つめる やさしさを」について深く考えてもらうため,生成系AIを活用しながら考えを深める課題の取り組みを体験してもらいます。この授業は,高大連携教育として,附属高校の3年生も大学生と一緒に受講します。脳の構造・機能の概要を講義する一環として,人工知能(AI)の概要・現状・課題を知ってもらうと共に,上記の体験に取り組んでもらいます。どのような考えや,取り組みに対する感想を持ったのかは,同様に,この学科Blogで報告します。

教育活動における生成系AIの取り扱いをどのようにするのかは,積極的に活用するから,全面的に禁止するや,様子を見るなど様々な対応になっています。問題点があるから活用しないというスタンスでは,現在の教育界の動向に付いていけなくなります。問題点があることも理解しながら,有用な活用を探求できる人に育ってもらえるよう,学生(附属高校生も含めて)を育てていきたいと思います。牽いては,それらのことを理解して,小学校での授業を担当できる教員養成に繋げていきたいと思っています。

先ずは,上記の取り組みを通して,こども学科における「教育DX」の推進に務めていきます。そして,目標は高く,教員養成の教育DXで日本の先端に立てるよう務めていきたいと思います。

「STEAMコンピテンシー評価方法実践」 in 理科指導法

こども学科で,小学校教員免許を取得するための必修の授業である,「理科指導法」の授業において,STEAM教育の成果を,「21世紀型能力」の観点から評価するための「STEAMコンピテンシー評価方法」の演習を実践しました。


1990年代以降,欧米を始めとする諸外国では,知識・技能だけでなく,competency(人間の全体的能力)を基に教育目標を設定し,教育政策をデザインする動きが定着化しました。OECD(経済協力開発機構)は,人間関係の形成や社会の発展に関わる力を「Key Competency」と定義しました。日本では, 内閣府が「人間力」,文部科学省が「学士力」,経済産業省が「社会人基礎力」 などとし,これらの動きを受けて,2013年,国立教育政策研究所が,「21世紀型能力」として整理しました。

  

「理科指導法」の授業で,「身近な地域素材を活用したSTEAM教材開発」をしてもらいました。大阪府,和歌山県,奈良県,滋賀県,北海道など,学生は自身の出身地など,よく知っている地域の特産物・伝統文化などを対象にしました。このSTEAM教材を教材として,小学校で実践することを想定した授業を,「21世紀型能力」の観点から,ルーブリック評価する方法を考える演習を実施しました。

 

STEAM教育は,現在の教育界で,データ駆動型GIGAスクール構想の実現と並ぶ重要な事項の1つです。日本では,国家戦略と位置付ける欧米諸国や東南アジア諸国などと比べて,導入・進展が遅れていると言われています。その理由の1つに,授業で実践したSTEAM教育をどのように評価するのかが十分に研究が進んでいないことがあげられます。この演習を通して,学生自身が,小学校でSTEAM教育を実践した場合に,評価する方法の1つを知るとともに,どのように評価するのかについて考えるきっかけとなる実践になったと思います。

詳しい内容は,2023年10月7日(土)開催予定,「日本STEM教育学会 第6回年次大会(オンライン)」で,研究発表します。
研究発表を通して,STEM教育学界の関係者の方々に広く,こども学科での教育実践・教員養成を知って頂ければと思います。