あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
令和2年になりました。「元年」という、他の年とは違った独特の響きを聞くことが少なくなるのが寂しい一方で、当初は聞き慣れなかった「令和」を何事もなかったのように受入れていることにも驚いています。昭和が長かったため、昭和から平成となったときは、大多数の国民が人生初の改元となったわけですが、今回は人生2回目の改元という人が多いでしょう。何事も2回目というのは落ち着きをもって対応できるものです。
本題のパーカションアンサンブルコンサートの報告の続きです。3回生のセミナー発表研究の次は、休憩時間を挟んで4回生の卒業研究発表会です。このコンサートの休憩時間は、実は見どころです。終わったばかりの3回生の表情や、舞台のセッティングが面白いのです。
前年は、スティックが並べられましたが、今年は大きなバケツです。期待が膨らみます。
最初の曲は5人で7つのバケツを叩く「Percussion in FIVE」です。学生たちによる作曲です。並んだ5人の格好良さが印象的です。次第に動きのある演奏へと変化していき、見事にやりとげました。
2曲目は、「Little Sea Gongs」です。6人が合わせるまでに、非常に苦労したそうです。その間に築き上げた信頼関係のようなものが伝わってくる演奏でした。
3曲目は「Pachelbel “Canon” in D」です。誰もが聞いたことがあるであろう有名な曲です。弦楽器による演奏のものを聞くことが多い曲だと思いますが、昭和・平成初期の人々には山下達郎のクリスマスイブの間奏部分としても脳内に刻みこまれているものです。12月のこの時期に、この選曲というのがいいですね。
さすが4回生ですね。前年の経験もあり2回目だけあって、本番に強い堂々たる演奏です。
コンサート報告、まだまだ続きます!(こう書いたらあと1回というのがお約束です)