2023年3月17日(金),東大阪大学こども学科の卒業式が執り行われました。
卒業生の皆様,「卒業おめでとうございます」
幼稚園,保育園,小学校,福祉,企業,大学院進学準備等に,
40名の学生が社会人の仲間入りをします。
皆様が社会で活躍されることを,こども学科教員一同,心より願っています。
卒業おめでとうございます。
1月26日(木),こども学科の「卒業研究論文・最終発表」を実施しました。
今年度は,幼児教育・小学校教育・文学・福祉・心理・臨床教育などの分野に関する,次のようなテーマの卒業研究が発表されました。
「小学校現場における ICT 教育の可能性と課題」「軽度知的障がいのある児童とその家族への教育的支援とは:Aさんの事例を通して」「パラスポーツの支援のために」「キッザニアの「エデュテイメント」に関する一考察」「今日の道徳教育を問う:道徳の方法論を考える」「生きるための算数教育:数学的思考」「e-sportsのいまと可能性」「絵本の読み聞かせに関する保護者の困りごとの実際」「保育現場における子どもの貧困の支援について」「STEAM教育による日本企業人材の中国への現地化に関する一考察:中国・日本の国際関係からの考察」「Cyber Physical Systemによるデータ駆動型社会における個別最適化学習に対する AIの役割に関する一考察:STEAM人「材育成のために図書館情報学が果たす実効性の強化について」「田辺聖子『おちくぼ姫』の翻案手法と主題:「日本のシンデレラ」とは」「ワーキングホリデーについて」「小規模児童養護施設の意義について」「虐待の現状について」「学校で不登校になる原因と解決方法」「手作り布絵本の意義と園児の関心」「SNSによる誹謗中傷について」「なぜ人は傍観者になるのか:事件・事故から考える」「いじめの発生と家庭教育との関係:中国・日本の比較を通して」「児童文学・絵本としての『西遊記』:中国と日本の比較」「自然の復原力をテーマとした環境教育教材化研究:「風の谷のナウシカ」を導入として」「都市の幼稚園・保育園における園児の自然体験活動に関する研究」
学生にとっては,2年間の研究の成果を発表する場であるので,緊張しながらも力強く発表していました。教員にとっても,同じくらい,いや,それ以上に,学生の発表を緊張して見守っていました。こども学科で学んだことを,社会で生かせて行けるよう,頑張ってください。大いに,期待しています。
2022年11月5日,東大阪市が主催する「HANAZONO EXPO~いのち輝く未来社会にふれてみよう Road to 大阪・関西万博~」が花園中央公園で開催され,こども学科の学生が出場しました。
“モノづくり・文化・大学・スポーツ”という東大阪市の魅力を考えていく,「一日一回SDGsにトライde東大阪市の魅力爆発大作戦」取組み発表会!と題した,東大阪市でできるSDGsの取り組みを学生たちが考えていくという催しでした。東大阪大学,近畿大学,大阪商業大学,大阪樟蔭女子大学のそれぞれの大学生が集まり,混ざり合ってグループに分かれ,学生たちがSDGsについての発表をしました。👉Click
参加した学生たちからは,「大学相互に交流を持つことができ,良い経験・研究の場となりました。発表は,とても緊張しましたが,大きな充実感を感じました。」と感想を述べていました。
SDGs企画発表タイトル
A班:プレゼント包装を再利用
B班:持続可能な東大阪~普段の買い物からSDGs貢献~
C班:世界に一つだけのオリジナルエコバックを作ろう
東大阪大学からは,東大阪大学短期大学部実践食物学科が,「SDGs目標12・東大阪もん」として,地産地消として東大阪市の醤油を使ったマドレーヌとカレーパンの販売が実施されました。
小学校での教育実習を終えた学生の声をお届けします。
こども応援広場でSDGs推進に取り組む4年生
こども学科おすすめポイントを語る
東大阪大学附属幼稚園運動会をサポートした東大坂大学こども学科1年生のインタビューです。
「こども応援ひろば」での1年生ダンスパフォーマンス
9 月10日(土),「絵本の読み聞かせ体験」「ピアノ演奏体験」をします。
こども学科の教員が,読み聞かせのコツとピアノ演奏の基本について,わかりやすく教えます。
高校生の皆さん 参加しませんか?
場所:東大阪大学9号館934教室(絵本の読み聞かせ体験)・音楽棟(ピアノ演奏体験)
時間:10:00-12:10
参加申し込み 👉 https://forms.gle/dTCeuX2MvcCW2TCM9
将来,幼稚園・保育園の先生になりたい高校生,小学校の先生になりたい高校生,絵本の読み聞かせやピアノ演奏に興味のある高校生,東大阪大学に興味のある高校生,気軽に参加してください。教員一同,多数の高校生の参加を歓迎しています。
2022年前期に,こども学科の小学校教員養成として,「理科指導法」「理科」の授業で,
データ駆動型GIGAスクール対策を実施しました。
2021年6月,教育再生実行会議が,第十二次提言「ポストコロナ期における新たな学びの在り方について」を提出しました。この提言の中で,GIGAスクールは,次の段階として,データ駆動型教育(以下,データ駆動型GIGAスクール)への転換による学びの変革の推進があげられました。
今後,小学校で授業を担当する教師には,①学習状況のデータを管理する学習マネジメントシステムの活用促進による,個別最適化された学習の指導,②同時双方向,オンデマンドも活用した授業モデルの構築・検証を促進する重要性があげられました。
①②のことに対応するため,文部科学省より「MEXCBT教員養成学部試行用2」,LoiLo株式会社より「ロイロノート・スクール」の管理アカウントを提供して頂きました。学生たちには,MEXCBT(メクビット)とロイロノート・スクールを活用した模擬授業を,「理科指導法」「理科」の課題にしました。
学生たちは,初め,MEXCBT,ロイロノート・スクールの使用方法に慣れていない様子が見られましたが,模擬授業に向けて練習を重ねているうちに,模擬授業で使うロイロノート・スクールのノートをきれいに作成し(右上),MEXCBTで授業の確認問題を出題・解答(左上)してもらうことに,とても上手に使いこなせられるようになっていました。
今後の小学校教員養成にとって,データ駆動型GIGAスクール対策はとても重要な課題です。こども学科でも,非常に重要な課題として,取り組んで行きたいと考えています。