附属幼稚園見学

こども学科の1年次生が附属幼稚園を見学しました。

 

例年ではたくさんの園児が学んでいる中での見学ですが,本年は園児のいない園を見学させて頂きました。その分,教室や各施設の様子を詳しく知ることができました。

学生には,こども学科に入学した実感が増すと共に,来年2月のプレ実習に向けて,よい心構えと学習ができたように思いました。

笑顔・笑い声に溢れた特別授業

実習基礎セミナーⅠの授業で,特別授業を実施しました。

ジャグリングを教える授業を,元学校の先生の方に講義して頂きました。小学校教師や幼稚園教諭など,人に何かを教える立場の人間が,専門以外に何か特技を持つことの重要性を教えて頂きました。

教室は,笑顔と笑い声に溢れていました。

6月1日 対面授業スタート

6月1日,対面授業が開始されました。

教員も,学生も,全員マスクを着用し,ソーシャルディスタンスを保ち,教室を換気しながらの授業です。これが〝新しい授業様式"なのでしょうか。最初,何か,いつもと違う感じもありましたが,慣れてみると,以前からこのようであった気がして,不思議な感覚です。

対面式の授業は,直に学生の顔が見られて,反応が聞けて,良いものだと思いました。学生からも,「対面式の授業を待ち望んでいた」との声を多く聞きました。例年,GWを過ぎて,6月の梅雨の時期になると,授業に出席する学生の数が減り,教室に空席が目立つようになりますが,本年は,学生の授業を受けることの熱意を感じます。毎年,6月になっても,このようであれば・・・。

世間では,第2波,第3波などと懸念されていますが,再度,入構禁止のような事態にならないで,このまま無事に前期授業が進んで行くことを願います。

新緑のキャンパス

新緑の美しい頃となりました。

キャンパスの緑がとても綺麗な時期を迎えました。いつもは,少し新年度の生活にも慣れて,外出するのが気持ちの良い時期ですが,本年はこのような状況の中,新緑の時期を迎えました。

この時期になると,以前住んでいた金沢を思い出します。金沢というと,雪の兼六園,リンゴ吊りとも言われる雪吊りなど冬の時期がイメージされると思いますが,金沢が一番よい時期は,5月の新緑の頃です。からっと晴れた日が少なく,湿気が多い分,新緑がとても綺麗です。特に,アメリア楓通り(石川近代文学館(旧制第四高等学校の図書館書庫)と,しいのき迎賓館(旧県庁))の間の通りが,赤レンガと新緑のコントラストが息を呑むような美しさで,授業帰りに,バスを降りず,兼六園まで行き,通りを散歩して,下宿に帰ったことをよく思い出します。金沢を訪れる方は,5月の新緑の頃に行ってみてください。間違いありません。

本学のキャンパスの新緑も,教棟とのコントラストも,同じくらい綺麗です。キャンパスの新緑を満喫してみてください。

オンライン茶話会 開催

5月11日(月)午後,こども学科オンライン茶話会が開催されました。

現在の学生の質問・疑問・要望を直に聞ける貴重な機会でした。各学年で参加人数にばらつきがあり,話題も進め方も各学年を反映したものでした。1年生はオンライン授業への対応の疑問,2年生は参加者数名からの聞き取り,3年生は学生間の自由な会話,4年生は卒業論文・就活対策への不安が主だったように思います。大学が入構禁止の中,直接,学生の顔を見られたり,声を聞けて,教員側としては,少しほっとしました。

このような機会が,これからも開催される予定とのことです。オンライン授業・生活・卒業論文・就活対策などなどに対する質問・疑問・要望などなど,自由に思っていることを話してもらいたいと思います。

今回参加しなかった学生は,次回の開催の時は,ぜひ参加しましょう!

新年度スタート 2020

2020年度がスタートしました。

異例の年度開始となりました。そのような中,2020年4月1日(水),こども学科に64名の初々しい新入生が入学・編入学しました。入学・編入学,おめでとうございます。

幼稚園教員や小学校教員などを目標に,授業・実習・クラブ活動等で大学生活を謳歌して,4年後,それぞれの目標を叶えてくれることを期待しています。入学前に抱いていたヤル気を,いつまでも持ち続けて欲しいと願うばかりです。

 

在学生の新年度もスタートしました。

よく見知った学生さんの笑顔に合うと,一日も早く,教室での授業がスタートできることが望まれます。

 

2020年4月,矢島先生が,こども学科の学科長に就任されました。

理系出身,ICT教育のエキスパートである矢島先生が新学科長となり,このような状況の中,とても心強いです。

こども学科がどのように発展するのか,ご手腕に大きな期待がかかります。(ハードル,上げておきました。)

 

もう一つの本番

今日は1月31日です。昨日1月30日はこども学科の卒業研究発表会が開催されました。その模様もお伝えしたいのですが、その前の週のイベントを紹介します。学科の活動力に書き手の発信力が追いついていない状況です。

1月23日、附属幼稚園児を招いてのコンサートが開催されました。こども学科丹山ゼミの4回生にとって、パーカッションアンサンブルコンサートに続く、もう一つの大事な本番です。

幼稚園児を大教室に案内します。

教室の後ろから見ると、帽子が色別にきれいに並び、普段の教室では見ることのない不思議でかわいらしい光景です。園児の予想を超える大きな打楽器の音に、驚き体が反応する姿が微笑ましいですね。

礼儀正しくしっかりと聞き、パプリカのときは元気に踊り、最後も礼儀正しく退室していきました。

園児を入れ替えて2回公演です。うちの学生もよく頑張りました。

 

 

 

パーカッションアンサンブルコンサート(卒業研究発表会その2)

今日は1月17日、コンサートから1ヶ月が経とうとしています。最後の演目と、終了直後の模様をお伝えします。

最後の演目は、Josef Laufer作曲の「TIJUANA SAMBA」です。4回生全員による演奏です。私が練習風景を見にお邪魔したときに練習していた曲です。あのときはミスを互いに励まし合う姿が印象的でしたが、本番ではしっかりと演奏し、その後の短い時間の中で質の高い練習をしてきたのだろうことがよく分かりました。(あとから聞いた話ですが、練習時は、私が見に行ったということで、ありえないくらい緊張してしまったそうです。)

アンコールは、A Whole New Worldとパプリカの2曲でした。どちらも2019年の締めくくりにふさわしいですね。

ゼミ指導の丹山先生は、コンサートの進行すべてを学生ができるように指導しており、舞台に上がることがないのですが、この日は東大阪市から花束贈呈がありました。丹山先生と学生による、音楽活動を通じての地域貢献が認められていることは、同じ学科の教員として嬉しい限りです。

最後にコンサート終了後の学生の姿をお届けします。文字とおりの大舞台を終えた表情には達成感が満ち溢れています。

パーカッションアンサンブルコンサート(卒業研究発表会)

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

令和2年になりました。「元年」という、他の年とは違った独特の響きを聞くことが少なくなるのが寂しい一方で、当初は聞き慣れなかった「令和」を何事もなかったのように受入れていることにも驚いています。昭和が長かったため、昭和から平成となったときは、大多数の国民が人生初の改元となったわけですが、今回は人生2回目の改元という人が多いでしょう。何事も2回目というのは落ち着きをもって対応できるものです。

本題のパーカションアンサンブルコンサートの報告の続きです。3回生のセミナー発表研究の次は、休憩時間を挟んで4回生の卒業研究発表会です。このコンサートの休憩時間は、実は見どころです。終わったばかりの3回生の表情や、舞台のセッティングが面白いのです。

 

前年は、スティックが並べられましたが、今年は大きなバケツです。期待が膨らみます。

最初の曲は5人で7つのバケツを叩く「Percussion in FIVE」です。学生たちによる作曲です。並んだ5人の格好良さが印象的です。次第に動きのある演奏へと変化していき、見事にやりとげました。

2曲目は、「Little Sea Gongs」です。6人が合わせるまでに、非常に苦労したそうです。その間に築き上げた信頼関係のようなものが伝わってくる演奏でした。

3曲目は「Pachelbel “Canon” in D」です。誰もが聞いたことがあるであろう有名な曲です。弦楽器による演奏のものを聞くことが多い曲だと思いますが、昭和・平成初期の人々には山下達郎のクリスマスイブの間奏部分としても脳内に刻みこまれているものです。12月のこの時期に、この選曲というのがいいですね。

さすが4回生ですね。前年の経験もあり2回目だけあって、本番に強い堂々たる演奏です。

コンサート報告、まだまだ続きます!(こう書いたらあと1回というのがお約束です)

パーカションアンサンブルコンサート(3回生セミナー研究発表)

令和元年も残りわずかとなりました。大学の授業も今はお休みです。

こども学科年内最後の大イベント、パーカッションアンサンブルコンサートの模様を引き続きお伝えします。

3回生のセミナー研究発表からスタートです。出番を待つ4回生は観客席で見守ります。

1曲目は「Tico Tico」です。小鳥の食事をついばむ様子を表現した曲だそうです。大きな舞台は初めての学生がほとんどのことと思いますが、立ち上がりからしっかりとした演奏です。

2曲目は世代を越えて有名な曲「勇気100%」です。歌詞カードがなくても歌えるという人も多い曲だと思いますが、マリンバで聞くと、また違う味わいです。

3曲目は「歌劇ウイリアムテル幻想曲」です。こちらも何度も聞いたことがある曲です。マリンバで聞くと、マリンバで演奏されるために作られた曲のようにも聞こえます。ティンパニーやスネアドラムの存在感もたっぷりです。

 

最後にプログラムには載っていないプレゼント曲、ハンドベルによる「ジングルベル」でした。三回生、素晴らしい演奏をありがとうございました。