コンビニがオープン

東大阪大学キャンパス内に『ヤマザキショップ』がオープンします。パン、おにぎり、お弁当、お菓子、雑貨など揃えています。学生生活がさらに便利になります!

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実習のシーズン

9月は実習のシーズン。こども学科1年次生と2年次生は2週間の幼稚園実習が終わりました。3年次生は4週間の小学校実習がもうすぐ終わります。大学にはない出会いや学びがきっとあったと思います。教育実習で学んだことや感じたことを心の中で大切にしながら、夢に向かって頑張ってほしいと思います。後期の授業がいよいよ始まります。

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AO入試III

AO入試IIIの出願が始まりました。出願期間は10月3日(月)まで(消印有効)、試験日は8日(土)です。

AO入試では、人間性が豊かで、自主性に富んだ意欲のある人を望みます。つまり、学力ではなく、面接での自己表現能力が問われるということです。

面接が苦手と敬遠されがちなAO入試ですが、その経験はこれからの人生にきっと役立つはずです。20分の面接時間は長いし、他者の前で自分を表現することは難しいし、きれいな文章をつくれるか不安でいっぱいだと思います。

でも大丈夫です。美しい日本語を期待しているわけではありません。こうありたいという自分の気持ちを、そしてこれからの夢を、自分なりの表現で語ることが大切なのです。夢は語られることで、一歩現実に近づきます。

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こども学のススメ

核家族化や少子化、いじめ、虐待、女性の社会進出など、現代の子どもを取り巻く環境は大きく変化しています。本学のこども学部こども学科では、こうした子どもに関する事象を、子どもの視点にも立って考えていきます。

カリキュラムは子どもをテーマに据えた本学独自の科目構成で、子どもに関する実践授業を展開します。専門科目に「こども学I・II」「児童文化研究」「子育て実践観察研究」など子どもに関する科目が充実しています。

これらの科目を学ぶことで、保育士資格、幼稚園教諭1種免許状、小学校教諭1種免許状、ベビーシッター資格など最大7つの免許資格を取得でき、卒業後の進路選択の幅が大きく広がります。

高校生のみなさん、一緒に「こども学」を学んでみませんか?

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オーストラリア留学

今年の8月からオーストラリアのブリズベンに留学中の学生(梅田ゼミ4年次生)の写真です。英語もぐんぐん上達し、いろんな国の人たちとの出会いを通して、大きく成長しています。チャレンジすることは素敵なことだと、彼女をみているとつくづく感じます。

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「子どもの心理学」のゼミ紹介

竹中ゼミでは学生の皆さんの「こころ」にまつわる興味を追求し、論文に仕上げていく支援をしています。

3年生は、自分が興味を持ったテーマについて、発表を行いながら論文の書き方について学んでいきます。前期は「いじめ」、「保護者対応」、「虐待」、「子どもの絵」、「犯罪」などをキーワードとして、現状や心理的な背景について文献等の紹介してもらい、皆で話し合いました。

「いじめる子の心理状態は?」、「なぜ虐待をしてしまうのだろう?」、「虐待を減らすにはどうしたらよいのだろう?」などと活発な論議が出来ました。色々な人と意見を交わし、視野が広げながら研究テーマを絞り込んでいきます。

「やりたいことを見つける!」これも大変な作業です。「なぜだろう?」、「なぜそんなことをするのかな?」など、疑問を持ったことを大切にしながらゼミを運営しています。

4年生はいよいよ追い上げです。調査等が終わった人、これからの人、様々ですが、頑張っています。

学生のつくった箱庭

学生のつくった箱庭

 

音楽ゼミの紹介

こども学科にはこども学のゼミほかに、<子ども>をキーワードにして、教育学、造形、音楽、心理学、文学など様々なゼミがあり、3年次から希望のゼミに配属されます。下の写真は、人気の高い音楽ゼミの演奏会の写真です。丹山教授の丁寧なご指導のもと、2年間かけて音楽を追求します。演奏会には毎年足を運んでいますが、学生たちのひたむきな姿に感動し、楽器を演奏する技術を身に付けることの素晴らしさを感じます。その技術は学生時代の素敵な思い出とともに、一生の財産になるに違いありません。

附属幼稚園児への演奏会

附属幼稚園児への演奏会

卒業演奏発表会

卒業演奏発表会

 

U20世界陸上競技選手権大会

ブログでとりあげそこねた夏のニュースです。この夏、こども学科1年次の石塚晴子さん(陸上競技部)が、ポーランドで開催されたU20世界陸上競技選手権大会の日本代表メンバーとして、400mと400mHに出場しました。準決勝まで勝ち進みました。今後の活躍が楽しみです!

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卒業研究紹介

梅田ゼミの卒業研究の紹介をします。

写真の学生さんたちはタバコの研究をしています。これまでタバコというとニコチンとか発がん性物質の研究でしたが、もっと毒性の強い重金属が含まれているのではないかと考えました。カナダの研究者が基準値を超えるカドミウムを検出したことがきっかけです。カドミウムというとイタイイタイ病という公害病の原因物質として有名で、中枢神経や内臓・骨にダメージを与えます。

コンビニで日本のタバコを集め、学生の友達がアジアの国に行った時に買ってきてもらったりして現地のタバコを集め、分析をしました。その結果、日本のタバコはカドミウム、タイは鉛、中国はカドミウムと鉛というように国によって含まれる物質は違うものの、人体にきわめて有害な重金属が高濃度で検出されました。そんなタバコを小さな子どもが吸うと、体に大きなダメージを与えるに違いありません。タバコは子どもの敵と改めて実感しています。新しい発見かつ多くの人に知ってもらいたい内容なので、公表する予定でいます。なお取材は歓迎いたしますので、梅田までご連絡くだされば幸いです。

タイのタバコ。絵がすごい。

タイのタバコ。絵がすごい。

日本のタバコ

日本のタバコ

中国のタバコ。

中国のタバコ。

 

 

通信制高校の魅力

最近、毎日のように子どもの自殺のことがメディアにとりあげられています。学校に通う子どもに特化してみれば、年間約500人、一日2.5人が自ら命を絶っていて、しかもその大半がいじめなど学校生活に原因があるのです。そして、2学期は一番長い学期なので、嫌で嫌でたまらない学校が始まる9月の自殺が年間で最も多くなるそうです。こども学科の教員として、色々と考えさせられます。

「いじめを許さない学校」で検索すると、通信制の学校がヒットします。こども学科にも通信制高校出身の学生がいて、本当によく頑張っています。そんなこともあって、通信制の高校を一度見てみたくて、学生募集ということで大阪市内の複数の通信制高校に行ってきました。先生や生徒さんと話しました。しっかりと自分の意見をもっていた生徒さんが印象的でした。「これまで学校で辛いことがあったけど、通信制の高校に行って本当によかった。大学に行って夢をかなえたい」と語っていました。こういう生徒さんを本当に応援したくなりますし、通信制高校の素晴らしいところをみることができました。もし東大阪大学に来てくれたら夢をかなえられるのにと思いながら聞いていました。

私のゼミー梅田ゼミは他のゼミよりも元不登校が多い、おそらく元不登校の一番多いゼミです。でもそれは本人たちの能力ではなく、いじめとかの学校の問題であって、むしろ他の人にはないよいところがたくさんあります。たとえば、学問を新鮮に感じてくれるので、卒業研究はとても熱心に取り組み、大発見をしてくれたりします。子どもの現場に就職しても、細やかな心配りができます。小学校の時に勉強するか、大学でするかの違いで、能力的に違いはありません。「子ども時代の経験こそが大切」という根拠のない論調が目立つ昨今ですが、すべての経験が大切ですし、いつからでも修正可能です。就職ということでいうと、ゴールの前の4年間は最も大切に思います。過去の栄光よりも、大学での就職活動がまさるからです。

通信制の高校生のみなさん、受験お待ちしています。キャンパスの見学や入試相談は、東大阪大学入試広報部(06-6782-2884)までご連絡ください。私、梅田ご指名でもいいですよ!!

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