2021年4月2日(金),晴天の中,こども学科の入学式が行われました。
本年度は,60名の新入生と2名の編入生の学生が入学しました。
おめでとうございます。
これからの4年間(2年間)が,すべての学生の皆さんにとって,かけがえのない日々となると思います。こども学科に入学して,本当に良かったと思ってもらえるように,学科教員が全面的にサポートします。時には,厳しく指導もします。
本日は,おめでとうございます。
2021年3月21日(日),大阪府長居公園内特設コースにおいて,第1回全国招待大学対校男女混合駅伝競走大会が行われました。関西学生陸上競技連盟に所属する学校の選抜チームの一員として,こども学科1年生・窪美咲さんが出場しました。
関西学生陸上競技連盟の選抜チームは全体の13位という結果にな
本学の窪さんは2区を走り、区間8位の順位で走り抜けました。
窪さんのコメント
『
BSフジにおいて,4月3日(土)深夜2:00から,再編集の完全版が放送予定です。

また,カンテレドーガで,3月21日(日)午後8:00頃から,見逃し配信でも見られます。
ぜひ,ご覧ください。Click
コロナ禍では、ある言葉から連想する意味が変わるということが起こっています。
集合体を意味する「クラスター」、集まりや深いつながりを意味する「密」、距離や道のりを意味する「ディスタンス」、相手のことを大切に考えるための「エチケット」、状態の濃さを表す「濃厚」などは、今、別の意味が付与されて流通しています。とりわけ、ネガティブ(否定的)な意味合いが付与されているように思えます。
こうしたことは、時代の流れの中では必然のことですが、学生と言葉を介しながら学問をともにする大学教員・研究者は、その変化への感度を高めておく必要があります。

私が担当する後期の授業で、実地学習(学外研修)という「現場」で学ぶ機会を持ちました。
そこで、改めて感じたことは、私たち教員は、学生と常に「濃厚接触者」であるべきだということでした。
学生たちが里山学習を体験する姿を見ていて、かれらがどれほど苦心しているか、その反対に、どのように表情を移ろわせているか、何に力を込め、どの行為に集中を注いでいるか、どのタイミングで息抜きをしたのか、それらを直に見ることで、私たちは彼ら自身の学習実感に少しずつ近づいていくのだと思います。

教育には人やモノとの「濃厚接触」は不可欠・・・そうであれば教員は常に子ども・生徒・学生の「濃厚接触者」を目指すべきである。
学生と「密」に関わり、人間らしい「エチケット」を基調とした、学びあいの「クラスター」を組織し、学生が主体性を発揮するための適度な「ディスタンス」を保ちつつ、「濃厚」に関わる者でいたい。
4月からの入学生、そして在校生にも、そのように関わろうと、山の自然に囲まれて思いました。
閉塞的な学びの空間から飛び出す学習を、この大学でまだまだ追究します。
【問題】新型コロナウイルス感染症によって大学生の学ぶ機会が損なわれています。あなたが大学教員ならば、どのように対応しますか?
【答え】
【解説】
今、大学教育には大きな問いが投げかけられています。
それは、「コロナ禍で大学生の学びを保障できるのか」という問いです。
上記の写真は、私なりに導き出した一つの答えです。
大学教育は、座学だけではありません。
ゼミ合宿、学外実習、学外研修、フィールドワーク、実地学習など、さまざまな形態があります。
私は、毎年、学生たちを大阪で唯一の村「千早赤阪村」に連れ出します。
そこで、里山学習をしてくださる地域の方のナビゲートのもと、山を歩き回り、自然とふれあい、自ら確保した薪を斧で割り、火を付け、たき火をしながら、その火で食事を作り、火を囲んで語り合います。
写真は、山の頂上付近で杉のつかまり競争をしている学生たちの姿です。
ここに「三密」はありません。あるのは、久しく見られなかった学生たちの授業中の笑顔。
教員の私にとっても、いい時間でした。
新型コロナウイルス感染症による制限は、教員の工夫次第で、ある程度乗り切れる。
学生の学びの保障を第一に考えれば、大学教育にできることは、まだまだあるはずです。
千早赤阪村での学びの意味やおもしろさについては、また別の機会にブログにて。
こども学科・GIGAスクール構想対策プロジェクトが始まります‼(予定)。
2019年12月,文部科学省が,「GIGAスクール構想」を提唱しました。GIGAとは,Global and Innovation Gateway for Allの略称です。1人1台の学習者用端末と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し,授業での活用を主な取り組みとして教育のICT化を推進していくことが構想のテーマ。ICTの活用・学習者用PC・学習と校務のクラウド化・校内LANの整備がポイントです。
👆Click
ICT化は,先ず,ICTを活用することによる授業内容のプレゼン効果のUPを期待されますが,ICT化には,Study Logによる学習効果のUPも期待されます。
4年間の学びをデジタルで蓄積 ➡ 振り返りによる ➡ 記憶の定着化 ➡ 教育効果UP期待
本学部は,全国にある‟こども”を冠する学部の第一号であり,幼児教育系においての伝統と信頼があります。次代の新しい時代においても,‟ICT幼児教育” をテーマに,Breguet やMercedesのように,原点であり,フロントランナーでありたいと思います。
以前,「‟ICT幼児教育のこども学科”を目指して‼? 科学PPT絵本制作 👆Click」で紹介しましたが,現在は,自称 ‟ICT幼児教育のこども学科” ですが,今後の研究・教育・実践活動を通して,周りの方々から,‟ICT幼児教育のこども学科” と認知され,呼ばれるようになって行きたいと思います。
本学の附属幼稚園において,1年生の幼稚園実習が始まりました。
昨年,9月14日(月)から,4月に入学した1年生が,この実習に向けて,プレ・プレ実習で準備してきました 👆Click。
いよいよ,これまでの成果を発揮できる機会です。学生たちは,2年生になったら参加する学外の幼稚園実習に向けて,十分な経験と自信を持ってのぞめるよう,真剣に取り組んでいました。