授業がないとき、大学教員は何をしているのか?」タグアーカイブ

「秀吉公坐像」完成

3月に途中経過をお知らせしていたモニュメントが完成し、10月7日、設置場所である豊国神社(滋賀県長浜市)にて除幕式が開催されました。

羽柴(豊臣)秀吉坐像制作は「長浜開町450年記念事業」の一環として企画され、足掛け5か月の原形制作期間を経て完成。その後ブロンズ像として鋳造されお披露目となりました。像の高さは約120cm。座高でこのサイズですから、もし立ち上がったとすれば2.4mぐらいの身長になるでしょうか。

長浜の街を開いた当時の若き日の秀吉の肖像画などは現存しないため、関係者と打ち合わせをしながら頭像の試作を重ねたうえで制作を進めました。したがってこの像は、関白でもなく太閤でもない織田信長配下の一武将だった羽柴秀吉の姿です。

時間的にかなりタイトなスケジュールでしたが、その分やりがいのある仕事でした。(実際、制作期間の2月中旬から6月初旬まで、休日はほぼありませんでした泣)

美術造形系科目担当教員は、こういった作品制作も研究活動となるのだというお知らせです。

おやすみの日の教員のうごき

おやすみの日の教員のうごきをおつたえします。

この6月17・18日、日本保険医療行動科学会というむつかしい名前の学会が、わが東大阪大学・東大阪大学短期大学部でひらかれ、介護福祉学科の馬込先生が大会長でした。

実践保育学科で看護職の私は、人が、病気などで辛く苦しいときを支えるナイチンゲールの実践とその思いを保育の学生さんたちにもお伝えたいと考えています。

保育士・幼稚園の先生は、未来を生きるこどもたちを健やかに育てる、明るい未来志向そのもののお仕事です。

でも、毎日の子育ての最中は、楽しいことばかりではないので、出産や育児経験のない若い保育士さんでも、お母さんやお父さんの不安をお聞きし、育児や遊びのアドバイスを求められたりします。

 育児・保育が安全で、情緒が安定するよう、こどものからだのしくみ・知識を学生さんたちにわかりやすくお伝えするための方法など「未来志向の保健医療」の学会で研究を発表し勉強しあいました。

授業がないとき,大学教員は何をしているのか?

9月になりましたが,まだまだ暑い日が続いてます。

さて,夏休みなど大学での授業がないとき,大学教員は何をしているのでしょうか?

大学教員の重要な仕事のひとつに,「研究」があります。

「研究」とは,なんでそうなるのだろう?当たり前だと思われているけどそれって本当かな?みたいなことを,いろいろな手法を使って,論理的に解明していくことです。

学生さんが夏休みなどの期間,多くの大学教員は「研究」に取り組んでいます。

例えば,私の場合は,「ヒトの表情」の研究をしています。

今年の夏休み期間は,保育所や幼稚園にご協力いただき,保護者様や園児さんに調査をしています。

※公表前の研究のためモザイク処理を施しています。

私の研究では,これらの調査から得られた結果を,コンピュータを使って統計的に計算処理をして,さまざまな観点から関連性を見出していきます。

「研究」で明らかになったことは,学会で発表し,論文にまとめ,社会に公表します。

また,最新の知見として,学生さんへの授業でも伝えます。

大学で学ぶメリットのひとつには,授業では常に最先端の情報を教員から得られるということがありますね。

オープンキャンパスで,大学の授業を体験してみませんか?

http://special.higashiosaka.ac.jp/