ある日の「心理学」の授業風景です。
テーマは「対人関係」です。
手を繋ぎ、大きな円を作ります。
次に、手を繋いだままで目を閉じ、全員で指示された形を作る、という課題です。
声は出してかまいません。
正三角形から始め、最終課題は学生の希望からハート型になりました。
全員で声を掛け合い、形を作りました。
次は、「合計で10になる」課題です。
1人1枚数字を書いたカードをもちます。
スタートの合図で、それぞれのカードに書いた数字を足して10になるように5人組を作る、という課題です。
早くグループを作り終えるところもあれば、どこにも入れない学生も出てきます。
でも、既にできているグループをいくつか解体し、再グループ化すれば余る学生はいなくなります。
でも、うまく再グループ化できなければ、今度は自分が余ってしまうかもしれません。
さぁ、どうするのでしょうか・・・。
活動のあとは講義室に戻り、ふり返りシートを書いて、お互いに学んだことをディスカッションしました。
たまには、こんな授業もいいですね。
参考文献:『コミュニケーションと人間関係づくりのためのグループ体験学習ワークブック』
鯖戸善弘 著 金子書房