素敵な場所みーつけた!

我が校の自慢の施設である「音楽棟」には、60室の練習室に60台のアップライトピアノがあります。大学生も短大生も、皆が使っている大切な場所です。

その音楽棟の裏側に、非常階段があるのですが、地面からスルスルと生えた「つる草」が白い階段に絡みついて、なかなかにおしゃれなのです。

まるで宝塚の舞台の「らせん階段」のよう!

きっと学生たちにとっては見慣れた風景で、気にも留めていないかもしれませんが、音楽棟に研究室のある私は、西門をくぐる度にプチ嬉しい気持ちになっています。

さて、その「つる草」ですが、よーく見ると何かが付いてます。と言うよりも、何かの実のようなものがなってます!?

それがこの写真!

なんだかおいしそう

これは、山芋の赤ちゃんです。「むかご」と言って、山芋の球芽だそうです。皮をつけたまま炒めたり、茹でたりして、お塩をふって食べると、おやつにもおつまみにもなるのです。

取れたての山芋の赤ちゃん「むかご」

このつる草の下には、ながーい年月育ちに育った「King山芋」が存在するのです!

誰も掘ることはしませんが、毎年春から夏にかけてのつる草の美しさと、球芽の生る秋の楽しみを頂きながら、眺める日々です。