コロナの影響で、自宅待機のため当日欠席した学生に、学生生活最後の集大成である卒業研究発表会を経験してもらおうと、日を改めて842教室で行いました。
先生方や友達の前でしっかりと発表が出来て、無事に卒業ができます。
コロナの影響で、自宅待機のため当日欠席した学生に、学生生活最後の集大成である卒業研究発表会を経験してもらおうと、日を改めて842教室で行いました。
先生方や友達の前でしっかりと発表が出来て、無事に卒業ができます。
「一人ひとりの子どもの未来を育もう」というテーマに沿って、2年生の学生44名が、各ゼミに分かれ、それぞれ掲げられた課題に沿って、一年間研究を進めてきました。
大阪府にまん延防止等重点惜置が出された中でしたが、感染リスクが高くならないように、十二分に対策をとっての発表会となりました。
各ゼミのテーマと簡単な内容をお知らせいたします。
子どもの名前を付ける際に、どんな名前でも良いのか、血縁関係がないのに父子関係が認められるか、などの問題を、具体的な事例をもとに考察した発表でした。この研究を通して、また、発表を聞く中で知った学生が多くいたのではないでしょうか。
竹を電動のこぎりで切るという作業から始め、どうしたら一番いい音が出るかなど、試行錯誤しながら制作しました。楽器を「竹ンバ」「竹ンゴ」と命名し、実際に園児に演奏を披露した様子を動画で報告しました。園児たちからの反応も良く、叩いてみたい・触ってみたい・もう一回聞きたい等、達成感を味わうことができました。
表情とは、自己と他者との関係をつなぎ、他者の状態について視覚的な理解を促すものであると考えられているということを前提に、実際に保育士養成校や幼稚園に行き、調査をし、その結果を分析しました。
保育者として働いていく上で、子どもに寄り添うことを知らなかったら寄り添うことができにくいという視点からスタートしました。たくさんの事例を出し、本学科の学生にアンケートを取り、研究を重ね、まとめとして「傾聴」にも触れ、子どもに寄り添うことの大切さを発表しました。
近年幼稚園等の職員の離職率の高いことに着目し、研究を始めました。保育士等を目指す者として、身につけておいた方が良い力の研究でした。実際に勤務されている先生に聞き取りをし、さらに意識を深めることができました。
障害を個性と捉えるか、障害と捉えるかという観点、すなわち個性と障害は、何が違うのかといった問題意識から、研究を始めました。障害別に支援の方法等、具体的にまとめた報告でした。
まずSDGsとは何か、身近にある取り組みやすいことや、すでに取り組んでいることに気付くことから研究を始めました。内容を読み解く中で、絵本に特化し、絵本の中も多数つながっていること気付き、保育の中でも、子どもたちに知らせる手立てとして使用できるのではないかということと、表現することで、より伝達しやすいのではないかという結論に至りました。
非認知能力とは何か、ということから非認知能力を育む教材作りをスタートさせました。創造力を育む遊びで、手作りできるものとしてパズル制作を始めました。図柄は子どもたちに親しみあるものにし、できたパズルで実際に子どもたちに遊んでもらい、後で多様な観点から作成したアンケートをとり、まとめ、非認知能力を再認識できた、といった報告でした。
ゼミ生全員で作成した原稿ですが、大きな教室しかも大勢の友達の前で発表するのは緊張するものです。でも、どのゼミも、きちんと発表できていました。
また、それぞれのゼミ発表後の質問タイムでは、予想していた質問だったのか、すらすらと答えている姿に、大学生活2年間の集大成もあり、堂々としていると感じました。