ピアノで即興!
前回の「音楽よもやま話Part1」では、ベートーヴェン大先生の変わった私生活についてお話しました。
今回は、「ピアノで即興!」と、少しむちゃぶりなタイトルですが、興味があれば遊んでみませんか?
保育の世界では「表現力」「想像力」がとても大切ですね。ピアノを真面目に練習することはもちろん大事ですが、ピアノと仲良く遊べると、もっともっと音楽の世界は広がります。
では、ピアノを弾く前に・・・
アコースティックのピアノの鍵盤は、基本88鍵盤あるのですが、1オクターブの音域の中は12音で分割され、白鍵と黒鍵が規則性を持って並んでいます。と、こう書くと、もう難しいですね。
要は、白黒白黒白、白黒白黒白黒白、の繰り返しです。
え?余計にややこしい?
さて、即興と言うからには、表現するものがイメージできていることが大事ですね。
では、出来るだけ具体的に頭の中にイメージしてみてください。それは「空」ですか?「犬」ですか?それとも大好きな人へのメッセージですか?はたまた怒りの爆発ですか?
そして、ピアノの前におもむろに座って、右端のペダルを軽く踏みながら、両手を黒鍵の位置に・・・
あとは、好きなように指を動かしてみましょう!とにかく大作曲家のように、大演奏家のように、自由に指を動かしてみましょう!
ただし、黒い鍵盤だけを弾くのです!!!ここがポイント!!!
どうでしょうか・・・?恐怖の音楽になりましたか?それとも夢のような音楽ですか?
黒鍵だけで演奏すると、音が濁らず、響きも美しいので、どの音の組み合わせでも、曲らしくなるのです。
あとは、演奏する人のイメージ力!です! 保育現場でも活かせます!
フォー!