2年次生」カテゴリーアーカイブ

2021年度 実践保育学科 卒業研究発表会を行いました 

「一人ひとりの子どもの未来を育もう」というテーマに沿って、2年生の学生44名が、各ゼミに分かれ、それぞれ掲げられた課題に沿って、一年間研究を進めてきました。

大阪府にまん延防止等重点惜置が出された中でしたが、感染リスクが高くならないように、十二分に対策をとっての発表会となりました。

各ゼミのテーマと簡単な内容をお知らせいたします。

野々村ゼミ 「子どものためとは何か」

子どもの名前を付ける際に、どんな名前でも良いのか、血縁関係がないのに父子関係が認められるか、などの問題を、具体的な事例をもとに考察した発表でした。この研究を通して、また、発表を聞く中で知った学生が多くいたのではないでしょうか。

篠原ゼミ 「自然から生まれる音と子どもの反応」―「竹ンバ・竹ンゴ」の音色―

竹を電動のこぎりで切るという作業から始め、どうしたら一番いい音が出るかなど、試行錯誤しながら制作しました。楽器を「竹ンバ」「竹ンゴ」と命名し、実際に園児に演奏を披露した様子を動画で報告しました。園児たちからの反応も良く、叩いてみたい・触ってみたい・もう一回聞きたい等、達成感を味わうことができました。

西木ゼミ 「保育経験・実習経験による表情認知の検討」

表情とは、自己と他者との関係をつなぎ、他者の状態について視覚的な理解を促すものであると考えられているということを前提に、実際に保育士養成校や幼稚園に行き、調査をし、その結果を分析しました。

野崎ゼミ 「子どもに寄り添う」とは?

保育者として働いていく上で、子どもに寄り添うことを知らなかったら寄り添うことができにくいという視点からスタートしました。たくさんの事例を出し、本学科の学生にアンケートを取り、研究を重ね、まとめとして「傾聴」にも触れ、子どもに寄り添うことの大切さを発表しました。

野尻ゼミ 「子どもの最善の利益の為に」―幼児教育において子どもの最善の利益を得るため望ましい保育者像を探るー

近年幼稚園等の職員の離職率の高いことに着目し、研究を始めました。保育士等を目指す者として、身につけておいた方が良い力の研究でした。実際に勤務されている先生に聞き取りをし、さらに意識を深めることができました。

池澤ゼミ 「個性と障害 何が違う?何か違う!」

障害を個性と捉えるか、障害と捉えるかという観点、すなわち個性と障害は、何が違うのかといった問題意識から、研究を始めました。障害別に支援の方法等、具体的にまとめた報告でした。

粂田ゼミ 「SDGs(持続可能な開発目標)から学ぼう」

まずSDGsとは何か、身近にある取り組みやすいことや、すでに取り組んでいることに気付くことから研究を始めました。内容を読み解く中で、絵本に特化し、絵本の中も多数つながっていること気付き、保育の中でも、子どもたちに知らせる手立てとして使用できるのではないかということと、表現することで、より伝達しやすいのではないかという結論に至りました。

後藤ゼミ 「非認知能力について考えよう

非認知能力とは何か、ということから非認知能力を育む教材作りをスタートさせました。創造力を育む遊びで、手作りできるものとしてパズル制作を始めました。図柄は子どもたちに親しみあるものにし、できたパズルで実際に子どもたちに遊んでもらい、後で多様な観点から作成したアンケートをとり、まとめ、非認知能力を再認識できた、といった報告でした。

ゼミ生全員で作成した原稿ですが、大きな教室しかも大勢の友達の前で発表するのは緊張するものです。でも、どのゼミも、きちんと発表できていました。

また、それぞれのゼミ発表後の質問タイムでは、予想していた質問だったのか、すらすらと答えている姿に、大学生活2年間の集大成もあり、堂々としていると感じました。

大学の試験

大学でも,高校までと同じように定期試験があります。

本学では1月下旬に後期の試験がありました。

授業で学んだことがどれくらい理解できているのか,身についているのかを見る試験です。

どの科目も,保育者になるためには,必要な知識・技術です。

そのため,学生の皆さんは,一生懸命勉強をして,試験に取り組んでいます。

授業発表会開催!

1月14日(金)に、実践保育学科2年生による「授業発表会」が行われました。

この企画は、「保育実践演習」(必須科目)と「保育音楽Ⅳ」(選択科目)を受講する学生による、授業最後のまとめとして、学生自ら考え、行動してつくり上げた発表です。

A組は、劇「ひとつぼし」を演じました。誰もが心に持つ「自分だけの星」を表現しています。

台本づくりから、ダンスの振り付けをそれぞれが担当し、本番を迎えました。

(写真はリハーサルの様子です)

名演技!
光の演出が素敵!

そして、アンサンブルの演奏「美女と野獣」の演奏は、気持ちもピタリ合って、力強い演奏でした。難しいパッセージやリズムにも、集中力マックスで頑張ってくれました!

(写真は本番の様子です)

B組は、劇「どんな色がすき」を演じました。この台本は、学内の図書館主催で行われた「手作り絵本コンクール」で、佳作をもらった学生の絵本を元に作られました。

誰もが自分に素直で自由で、自然でいられることが大切だと語りかけています。

(写真はリハーサルの様子です)

シリアスな演技!

そして、アンサンブルの演奏は「ホール・ニュー・ワールド」でした。とてもリズムの切れが良く、最後には観客の皆さんも、その音楽の波に一緒に乗っていました。ワクワクがいっぱいでした!

(写真は本番の様子です)

かっこいい!

2年間の学びが、一瞬で終わったように感じましたが、とても充実した時間でした!

皆さん、卒業後も、その情熱を忘れずに!!

緊急事態宣言が解除され、対面授業が始まりました

不定期だった授業も、久しぶりに予定通りの授業が再開されました。

2年生の学生は、就職活動も再開しています。

将来像を持ち、就職先を探したり、訪問に行ったり、就職試験のあるところもあり、一人ひとりが、就職にむけて、意欲的に取り組んでいる様子が見られます。

キャリアサポートセンターの求人票の前で!!

「幼稚園はここがいいかなあ」「保育園も見てみよう!!」

等、求人先を探している姿が見られます。

すでに就職先が決定した学生もおり、経過や試験内容等、みんなで共有できる時間も取り、各担当教員による相談も気軽にできるよう配慮し、早期の就職内定を目指したいと考えています。

手作り玩具を作っています

乳児保育Ⅱの授業で乳児用の手作り玩具を作っています。

保育実習で一緒に遊んだり関わったりした子ども達を思い出しながら、作る姿がみられました。

7月15日から始まる保育実習Ⅱで出会う子ども達のために作る学生もいます。友達同士で見せ合い、楽しみながら作っています。

子どもにとって遊びは学びです。心身の調和のとれた発達の基礎を培う重要なものです。子どもにとっておもちゃとは興味をもてるもの、遊びの中で自然に発達を助長するものです。

対面授業が再開されました

待ちに待った、対面授業。

それぞれの思いを胸に、みんなとても楽しそうです。

おしゃれができる!
学校の友達と会えて嬉しい!!
早起きは大変だけど家での課題より授業の方が楽しい☆
わからないことが聞ける(^^♪

家にいると、部屋着で済ませたり、髪を束ねたりと、オシャレをする機会も少なかったかもしれませんね。

くちなしの花も、なんだかみんなに合わせて、マスクをしているみたいに、真っ白な花を咲かせています。

実習前に教材研究しました

毎年迎える6月 梅雨

この6月には、むし歯予防デー(6月4日)、時の記念日(6月10日)

そして、雨の日に必要な、長靴・傘・レインコート・水たまり

さらに、雨が大好きな動植物、カエル・カタツムリ・アジサイ・ザリガニ・オタマジャクシ・アゲハチョウ長の幼虫 等々

この季節に、幼児にできるものを、一人ひとり考えて制作しました。

ピョンピョンカエル
ゆらゆらカタツムリ
傘のモビール

アジサイ時計

テルテル坊主
虫歯のお化け

折り紙カエル
歯みがきかばくん

いわゆる教材研究しました。

「自分で制作したもので遊ぶ」って、子どもたちにとっては、とてもうれしいことですし、大切にするといった姿も見られます。自分で制作して愛着もあり、壊れても修理して、また遊ぶという繰り返しの姿を、しっかり目に焼き付けてくれたらと、願っています。

6月7日より、2年生が、幼稚園教育実習をしています。
自分たちで考えて制作した、6月にちなんだものを、実習先の幼稚園やこども園で、子どもたちと一緒に作ったり、遊んだりしている姿がを思い浮かべると、つい、微笑んでしまいます。

下の写真は、カタツムリのお散歩のつもり・カタツムリの競争です。それぞれに、思いをはせて遊んでほしいです。

カタツムリのお散歩は、
学生が大のお気に入り!! 

美術館に収蔵してほしいくらいの学生作品です

現在、大阪府は緊急事態宣言中のため、本学も実習・演習科目以外は、原則オンライン授業を継続しています。

そんな中ですが、本学美術室前の廊下には、実践保育学科2年「子どもの造形」で学生が制作した作品の展示が始まりました。

個性的な作品ぞろいです。

音楽が聴こえる時間♬

緊急事態宣言が発令されてから1ヶ月が過ぎました。

緊張感をもって過ごさないとならない日々ですが、オンラインだけでは達成できない授業内容に対応するため、最大の感染予防対策をして、一部の実技・演習系の科目の対面授業が始められています。

短い時間ではありますが、久しぶりに友人の顔を見て嬉しそうにしている学生たちの表情に、こちらまで思わず嬉しくなりました。

大きな声を出すことはできませんので、歌をイメージしながらピアノを弾いています。できるだけ少人数に分けて、ソーシャルディスタンスを確保しながらの授業です。

今回の授業は、夏の定番曲「きらきら星」と、子ども達に大人気の「バスごっこ」を、コードネームを見ながら色々な伴奏バージョンにアレンジしていく内容です。久しぶりにピアノを触る学生もいて、なかなかスムーズには進みませんが、音楽が響き渡る楽しい時間でした。