本学公開講座として、認知症サポーター養成講座を開催します!
2023年12月23日(土)13:30~15:00(受付13:00~)
本学科は,日本人だけでなく多様な国・地域出身の学生が集まり,文化や習慣の違いを楽しんでいます。
そんな多様な本学科の学生は,「多文化共生」のクラスにおいて,すでに訪れつつある多様な社会でお互いの違いを認め合っていくための基礎を学んでいます。
「多文化共生」のクラスでは,ただ机に向かって理論を学習するのではなく,ディスカッションやプレゼンテーションを通して問題解決のしかたを学んでいます。
学期の最後には,学習の総仕上げとして「ポスターセッション」を実施しています。「ポスターセッション」では,学生ひとりひとりがテーマを設定し,仮説を立てます。その仮説を確かめる質問を考え,お互いにアンケートを実施します。
アンケート結果に対し,さらに原因の考察を行い,そのプロセスを1枚のポスターにわかりやすくまとめます。
ポスターセッションは,学生同士だけでなく,教員や先輩なども自由に会場に出入りができるオープン形式をとっています。
テーマ設定からポスター作成に始まり,ポスターセッションにおけるディスカッションを通し,学生はさまざまな気づきを得ています。
介護の仕事では、人の生活を支えるために、利用者の心や身体を理解し、共感する力が重要です。そのため、介護福祉学科の授業の中には、心理学やカウンセリングについて学ぶことができる授業があります。この記事では、本学介護福祉学科で特に重要な授業の1つである「人間の理解」の授業で学ぶ内容と魅力について下記で紹介します。
心理学の基礎:
この授業では、心理学の基本的な知識を学びます。介護福祉学科では、介護の勉強だけでなく、心理学など様々な関係領域の勉強をすることができます。人間の心の仕組みや行動の原理を理解することで、利用者の心理状態や行動パターンをより深く把握することができるようになります。また、人間の発達や、認知機能(あたまの働き)、感情などについても学びます。
コミュニケーションの技術:
上記の心理学の基礎的な知識をもとに、カウンセリングの基本的内容を学びます。介護福祉の現場では、利用者との良好なコミュニケーションが欠かせません。コミュニケーションが苦手な人でも、うまく人間関係を築くことができるように、効果的なコミュニケーション技術、カウンセリング技術を学びます。非言語コミュニケーション(ことば以外のコミュニケーション、身振り手振りや、視線、表情など)の重要性や聴く力、質問技術などを身に付けることで、利用者との信頼関係を築き、的確なサポートを提供することができるようになります。
このようなことに興味がある人はぜひ、介護福祉学科のオープンキャンパスにお越しください。お待ちしています。今後の7月、8月のオープンキャンパスの予定は、
7月15日(土)、7月30日(日)、8月18日(金)、8月19日(土)です。
https://www.higashiosaka.ac.jp/admission/opencampus/
気が付けばあっという間に6月も終わりに近づいてきています。
ところで、今年2023年は例年以上にオープンキャンパスに多くの学生の皆さんが参加してくださっています。
介護福祉学科では来場いただく皆さんに、本学にある電動ベッドや車いす体験などを通じて、介護福祉を体験するコーナーを開設しています。本学の介護福祉学科に興味がある方、ぜひオープンキャンパスにお越しください。
今後の7月、8月のオープンキャンパスの予定は
7月15日(土)、7月30日(日)、8月18日(金)、8月19日(土)です。https://sites.google.com/higashiosaka.ac.jp/gakka-event/
さて、そんな介護福祉学科のオープンキャンパスでも、毎回訪れる教室の一つが「介護実習室」です。8号館の玄関を入ってすぐの1階にありますので、本学に来られた方は必ず目にする教室ではないでしょうか。
ここでは主に「生活支援技術」の授業が行われています。
介護福祉士のカリキュラムの中でも「生活支援技術」という科目は、文字通り「生活」を「支援」する「技術」を学ぶための講義や演習です。
まずはベッドメイキングにはじまり、自分では移動が困難な利用者の方を安全、安楽に、例えばベッドから車いすへ移っていただくための支援技術についてを講義や演習を繰り返して学んでいきます。
写真は20日間にわたる学外介護実習を終えて帰ってきた2年生が、自分が実習施設で学んだ生活支援技術を、他の学生と共有している場面です。学外実習で得た様々な学びや疑問を、まずは自分たちがしっかり理解して、それを他学生に伝達できるようにプレゼンテーションします。
実習先で、学生たちはとても多くのことを学んだようで、中には良い意味で「え?もうそんなことまで教えてもらったの?」という報告もあり、学生同士でも「そんなことまで教えてもらっているなんて、うらやましい」という意見もチラホラ。そういう学生の成長は、教員側としても、とてもうれしい場面です。
写真の2年生は、8月中旬から、最後の介護実習を予定しています。また4月に入学した1年生も、7月初旬からの初めての学外介護実習に備えて皆さん準備を進めています。
そうそう、7月15日(土)のオープンキャンパスでは、写真に写っている「プラムカラー」のスクラブを着た介護福祉学科の2年生全員が来場者の皆さんを歓迎します。
同日に「こども応援ひろば」も10時30分~12時30分まで開催されていますので、小さいお子さんがおられる方の参加も大歓迎です!いろいろな国から集まった学生たちと、介護福祉や文化について話せる絶好の機会ですので、すでに本学のオープンキャンパスに来られた方でも、初めての方でも、小さいお子さんがおられるご家族も、どうぞお気軽にお越しくださいね!
介護福祉学科教員の山田です。
去る5月12日に富山市立八尾中学校の5名の学生は、本校にキャリア教育の一環で来校され授業に参加してくださいました。
講義の中では、「介護」について考えて頂き、クライエントの「生活支援」の基礎的内容を説明し、対話形式で実施しました。また、「生活」「支援」「病気」について福祉施設でアルバイトをしている学生の話を交え、「介護」の楽しさ、難しさについて一緒に考える時間、デイサービスの1日の流れを説明し、歌、嚥下体操、体操、介護実習室の体験・見学をするなかで、少しでも「介護」を身近にリアリティを持って実感出来るようなプログラムとさせて頂きました。
学生さんの感想からは、「介護のやりがいを知れた」、「介護の知識と『生活』を結び付けていく意味を感じた」というように介護の楽しさ、奥深さを感じて頂けたように思います。
皆さん、ご来校ありがとうございました。
#キャリア教育#富山市立八尾中学校#生活支援#対話#介護の奥深さ#東大阪大学短期大学部介護福祉学科
皆さんは、自分が高齢になったら、どんな生活を送りたいですか?
私は、ネコと一緒に生活していきたいですね~!北欧などでは高齢者施設にペット等の動物がいることはよくある風景でしたが、近年では、日本でもペットと一緒に入居できる施設も増えてきています。
ところで、ネコは人間のことを、自分の「生活」を「支援させてあげている大きい生き物」だと認識しているとか、いないとか。
そういえば、我が家には5匹の猫がいますが、自分のゴハンがないと、夜中だろうが、早朝だろうが、ゴハンを準備するようにアピールしてきます。もしかして、「大きい生き物に、自分のゴハンの支度をさせてあげよう」と思っているのかもしません。
食事が終わればじゃれてきますが、それは「遊んで~」ではなく、「大きい生き物と遊んであげよう」と思っているのかもしれません。
とすると、私たち人間は、ネコのお世話をしているつもりで、反対に、ネコに生活の支援をしてもらっているのかもしれないなと最近ちょくちょく感じています。
私がまだ介護現場の職員で入りたての頃、利用者さんの生活の支援をしているつもりでしたが、利用者や家族の方々とのかかわりを通じて知識、経験を積み重ね、更には自分や家族の生活を支えてくることができました。結果的に、支援されていたのは私だったのだなと最近よく感じます。