月別アーカイブ: 2022年10月

新連載! テーマむちゃぶり企画 第1回「海」

新連載:教員同士の指名+むちゃぶりお題

ご好評いただいている連載企画もだんだんネタがなくなり,ついに誰がどんなお題をもらうのかわからないという展開になりました。

今回は,「海」というお題で指名を受けました。

最近,初めて和歌山県の白良浜に行ってきました。噂には聞いていましたが,白い砂のビーチがとてもきれいでした。

今までいろいろな海を見ました。山口県の土井ヶ浜,岩手県の浄土ヶ浜,釜山の海雲台,下田の外浦海水浴場,福岡市の生の松原...,ビーチ以外でも,熊本県の崎津の教会と静かな海,宮城県の巨釜半造の巨石,釜山の太宋台の断崖絶壁,アコルーニャから見た大西洋,ムラノ島から見たアドリア海,ジェノヴァの港から見た地中海,ナポリの港から見たヴェスビオ山,釜山港横浜港...,改めて思い返してみたら,けっこう行ったなあと思いました。

そんな思い出を彩ってくれる海ですが,時に海は人の命も奪ってしまいます。筆者は,関西と比べると春が来るのがずっと遅い地域で生まれ育ったのですが,2011年の大津波で筆者の田舎も大きな被害を受けました。

あれから10年以上の年月が過ぎたのですが,いまだに昨日の出来事のようです。

先日,久しぶりに津波に襲われた沿岸部に行ったのですが,少しずつですが人が戻ってきていました。あれだけのことがあっても,やはり,みんな海が好きなようです。

・・・なんか変なまとめになりましたが,今週から始まったむちゃぶり企画,楽しんでいただけたら幸いです。

次週ですが,M先生お願いします。お題は「春一番」です!

 

 

新規企画「あいうえお」作文 第7回❣

介護福祉学科の山田です。今回は、最終回(第7回)は、介護福祉士の「かいごふくし」の「」です。「し」、「大阪(大坂藩・高槻藩・岸和田藩等)」、筆者の地元「鹿児島(薩摩)」を結びつけました。士族の「し」です。大辞林によれば、「士族は、①武士の家柄、②1869年(明治2)年の廃藩置県に伴い旧武士に与えられた身分の呼称。華族と異なり、何ら法律上の特典はなかった(1988ː1198)」としています。そのため、士族の反乱も起き、明治政府は、沈静化させるのに苦労していたことが容易に想像されます。

さて、その中にあって大阪とご縁あるのは、五代友厚氏(幼名才助、天保年~明治18年、享年五十一歳)です。父は、儒官で町奉行を兼ねし五代直左衛門秀堯、母本田やす子の次男と生まれます。慶応元年(三十一歳)で新納刑部(にいなぎょうぶ、現在の伊佐市の新納当主)等と十四名の留学生を率い欧州大陸視察(2016:178)に出かけます。この欧州視察は、紡績関係を中心に学びにいったと言えます。そして、明治元年(三十四歳)に参与となり、企画・経営に関する業務に携わることになります。同年九月十九日には、大阪府判事となり、明治二年(三十五歳)軍艦御買上御用掛兼勤となります。されに、五月二十四日大阪為替会社、通商会社の設立を策し、明治十一年(四十四歳)に、大阪株式取引所(大阪堂島)を創設するに至ります。

   

私は、今回、五代友厚氏の銅像を見上げて美しいと感じ、畏怖の念を頂きました。あの混乱期に、他国に学び、日本の発展、大阪の商工業の発展に汗を流された先人に深く感謝するしかないです。

   

さて、お題の「し」に戻ると、同じ「士族(しぞく)」であっても考え方、行動は、異なったということです。今、まさに、介護福祉士、介護業界も過渡期を迎えており、ある意味では、明治期と同じです。私たちに問われているのは、見聞を広げ、自由な発想を持ち、かつ、エビデンス(根拠)ある介護・EBP(Evidence-Based-Practice)を重視し、クライエント(利用者)の思いを受け止め、協働型支援・伴奏型支援を行うことが求められています。「し」は、心理・真理・信念につながります。学生・福祉職の皆さん、信念に基づき、クライエントの心理を受け止め、実践を重ねながら、ともに実践学としての「介護福祉学」「社会福祉学」の真理追究をしていきましょう。次のブログのバトンは、「うみ」の綺麗な町で生誕されたI先生にバトンをお渡しします。お題は、「うみ」です。どんな景色が広がるかが、楽しみですね!(^^)!こうご期待❣

文献

松村明編(1988)『大辞林』三省堂.

小田作之助(2016)『五代友厚』河出書房新社.

新企画! 介護あいうえお作文  第6回

第6弾は、「かいごふくしし」の「し」(後ろから2番め)です。
参考までに、今までの介護福祉学科の先生たちが思いを込めた内容を振り返ってみみますと、、、、

第一弾の「か」は「カメラ」の「か」
第二弾の「い」は「いとこん」の「い」
第三弾の「ご」は「ごみ箱/ごもくめし/ご苦労様」の「ご」
第四弾の「ふ」は「フラワーアレンジメント、フェイスメイク」の「ふ」
第五弾の「く」は「くりごはん」の「く」でした。

第六弾の「し」は、今週末に行われます「しょうあいさい(翔愛祭)」のご紹介です。

ズバリ、「しょうあいさい(翔愛祭)」は、東大阪大学・東大阪大学短期大学部の学祭の名前です。今年は3年ぶりに実施することになり、吉本興業からお笑い芸人の方々をお呼びしてのステージや、アンサンブル演奏、箏曲部演奏、特に小さいお子様にも楽しんでいただけるよう、人形劇や「どうぶつしょうぎ(予約制)、ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいなども企画しています

介護福祉学科の教員や学生も当日、キャンパス内で学祭のお手伝いや、オープンキャンパスのブースを出す予定(831教室)ですので、もし見かけたらぜひお声掛けくださいね。

オープンキャンパスで来学できた高校生の皆さんや、これから本学を受験してみようと思っている学生の皆さん、近所にお住まいの皆さん、ぜひとも遊びにいらしてください。なお、高校生の方限定ですが、LINEで本学に登録いただいた方限定で、300円の学祭チケットをプレゼントさせていただきます。詳細は、添付のポスターをご覧ください。

「しょうあいさい(翔愛祭)」で、一人でも多くの皆さんとお会いできることを心から願っています。

学祭ポスター ←高校生限定LINE登録特典付き

新企画! 介護あいうえお作文 第5回

新企画! 介護あいうえお作文  第5回

第5弾は、「かいごふくしし」の「く」です。

こんにちは。介護福祉学科 伊藤です。

「く」のつく言葉をいろいろ考えてみました・・・

「苦労」「苦しい」「暗い」「苦行」・・・・あかん、あかん

なんだか落ち込んでしまう言葉ばかりが浮かんできました。

「く」・・・・・そうだ! 「く」は「栗ご飯」!!!

みなさん、栗ご飯はお好きですか?
秋の食べ物、栗。栗きんとん、栗蒸しようかん、甘栗などなど

洋菓子ならモンブランが有名でしょうか・・・・

でも私は栗といえば「栗ご飯」なんです。

もう40年以上も前の出来事ですが、当時小学生の私は週1回の

ピアノ教室に通っており、その日も夜までピアノを習っての帰り道。

お迎えに来てくれた母が「今日は栗ご飯を作ったから、たくさん

食べなー。好きやろー」と言われ、大喜びで家に走って帰りました。

さあ、栗ご飯を!!としゃもじを持って、炊飯器を開けたら・・・・

中身は空っぽ・・・・ 栗のかけらも米粒もない!!!!!

なんと、部活帰りの兄が炊飯器の栗ご飯を「自分が最後だろー」と

あるだけ食べてしまっていたのです。

もうショックで、ショックで・・・・

母に泣きついたことを覚えています。

「次はあんたのためだけに作ってあげるから」と慰められたなー

でもあの日以来、一度も作ってくれなかったなーお母さん・・・

忙しい人でした。働き者のお母さんでした。

そして、料理がとても得意なお母さんでした。

亡くなって3年ですが、秋になると繰り返し思い出します。

皆さんにとっての思い出の味、お料理はなんですか?