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コロナウイルスをやっつける実験

8月23日のオープンキャンパスでは、学科長の鷹野(医学博士:公衆衛生学)が、コロナウイルスを失活させる簡単な実験をやります!危なくない実験なので、興味のある方々はどんどん見に来てください!

鷹野@学科長

介護現場を崩壊させないために

コロナウイルスはエンベロープという脂質の膜に覆われたモノで、自分で子供を創れないし、栄養を取り込むこともしないので、生き物ではありません。

人間の細胞を上手に使って、自分の分身をどんどん作る性質を持っています。基本的には、宿主である人間を殺すことはないのですが、場合によってサイトカインストーム(過剰防衛)などによって、死に至ることもあります。

エンベロープを破壊するのは、「界面活性剤(せっけん)」と「アルコール」です。エンベロープを破壊してしまえば、コロナウイルスは失活します。だから、手洗いが大事なんです。少量のアルコールではなく、手の平がべちゃべちゃになるほどの量で、よくこすります。石鹸はよく泡立ててから隅々、爪の裏、爪の間、親指の付け根、指と指の間~手首まで、しつこいほど洗ってください。

ヒトに感染りやすいウイルスなので、「自分がかかっている」と考えて行動してください。不織布マスクで、ヒトに感染させるリスクを80%以上減らすことができます。顎マスク、鼻出しマスクは、マスクをしていないのと一緒なので、必ず目の下から、顎の下まで完全に覆うようにつけてください。

「夜の街で感染する」とTVでは言われてきましたけど、今は「人の集まる場所」と「家庭」と「会食」が一般的です。これを市中感染といいます。若い人は症状が出ないといわれるけど、家庭で家族に感染したら、大変です。十分に気をつけましょう。

これから、介護崩壊が起きないように、僕は多くの介護施設で、こういうレクチャーを行っています。これから、本学に進学して介護福祉士になろうという皆さん、こういう正確な基礎知識を付けて行きましょう。

鷹野@学科長

コロナに強い 国家資格「介護福祉士」

東大阪大学短期大学部介護福祉学科は、高いレベルの教養を併せ持った専門職の養成を行っています。

コロナ過で、就職に不利な状況が続く中、国家資格を持つ人々は、どんどん求人が増えています。特に介護現場でコロナと戦う「英雄的」な仕事として、多くの人々から尊敬され、応援されています。

今こそ、本学で介護福祉士の国家資格を取ることを目指しましょう。皆さんの入学を待っています。

鷹野@学科長