晴天に恵まれた温暖な気候の中、4月2日(土)に平成28年度入学式が挙行されました。
実践食物学科と改称になり、初めての入学式です。
在校生の代表として、2年生の井ノ上さんが祝辞を読み上げました。
新入生の皆さま、ご入学おめでとうございます。
これからの学生生活が有意義なものとなるよう、教員一同サポートいたします。
- 正門前
- 学長祝辞
- 司会風景
- 入学者宣誓
- 在校生代表挨拶
- 晴天と満開の桜
晴天に恵まれた温暖な気候の中、4月2日(土)に平成28年度入学式が挙行されました。
実践食物学科と改称になり、初めての入学式です。
在校生の代表として、2年生の井ノ上さんが祝辞を読み上げました。
新入生の皆さま、ご入学おめでとうございます。
これからの学生生活が有意義なものとなるよう、教員一同サポートいたします。
山下研究室では、平成27年度の卒業研究の一環で、産学連携による米粉パンのレシピ開発・商品化に取り組みました。
夏頃、道の駅かなんの直売所でフィールドワークを行いました。
キャンパスを飛び出て、現場の様子を見るのはとても大切なこと。
店頭にどのような商品が並び、どの様な顧客が来店しているのか、学生さんは肌身で感じていたようでした。
駅長から得られた情報をもとに、後日研究室でミーティング。
―どの野菜なら使えるの?
―販売時期はいつにする?
-どんな米粉パンにしよう?
アイデアを出し合い、話が盛り上がります。
候補がいくつか挙がり、実際に試作を行うことにしました。
夏休み期間、何度も試作を行いました。
初めからスムーズに米粉パンが作れたわけではなく、分量を変えてみたり、発酵時間を調整したりと、試行錯誤の連続でした。
やっと、「これだ!」というパンに行き着くのは大変でしたが、頑張った分充実感はありました。
秋頃、農事組合法人かなん加工部の方と一緒に試作会を行いました。
実際に販売できるパンにするために、学生が考えた作業工程や材料分量の見直しを行い、試食を元にレシピを改善していきました。大学の調理室と現場の調理室では、作業環境や器具の性能などに相違があるため、実際に“使える”レシピにするには、大切なことです。
3種類の米粉パンを試作し、今回は「スイートポテトパン」と「きんぴらサラダフランス」を店頭販売することになりました。
2016年1月、いよいよ店頭販売!
販売初日、販売応援のために道の駅かなんへ。
お買い上げ下さったお客様、ありがとうございました!
卒研発表会では、一連の取り組みについてその成果を報告しました。
展示会場では、駅長が作ってくださった販売POPとともに、実際に商品として販売されている米粉パンを展示お披露目しました。また、レシピについても、パネル展示し、持ち帰り用リーフレットも作成しました。
「自分たちが考えたパンが実際にお客様に購入される様子が見られて嬉しかった!」
「道の駅で加工部の方と一緒に試作できたのは貴重な経験でした!」
・・・など、思い出深い卒業研究となったようです。
米粉パンは「道の駅かなん直売所」で土日を中心に引き続き販売されております。
興味を持たれた方は、ぜひ足を運んでみてください。
【問い合わせ先】
道の駅かなん
〒585-0013
住所:大阪府南河内郡河南町神山523-1
電話:0721-90-3911
米粉パンを開発するにあたり、道の駅かなん駅長石原様、農事組合法人かなん加工部員の皆様に大変お世話になりました。ありがとうございました。
平成27年3月22日(火)、平成27年度学位記授与式が挙行されました。
晴天に恵まれた暖かな気候の中、正装をした学生の姿でキャンパスが華やぎました。
東大阪大学と共に挙行した式典では、2年間の修学の成果に基づいた表彰、そして祝辞を賜りました。また、短期大学部を代表して、本学科の中山さんが答辞を読み上げました。
祝賀会は、シェラトン都ホテルで開催されました。
美味しい食事とともに、学生生活の思い出やこれからのことを歓談しました。
ご卒業おめでとうございます。
晴れの門出を、教員一同心よりお祝い申し上げます。
2015年10月、私たち東大阪大学短期大学部健康栄養学科2年の、大量調理実習「ジブリの森のレストラン」に、付属高校である敬愛高校製菓調理コースの生徒と教員の皆様にお越しいただきました。
準備は4月から進めます。
考えた献立を元に、発注を計画し、在庫調査をしてから注文書を作成します。
何度も試作しその都度献立を見直しました。
室内の装飾も含め、ジブリをテーマとして料理の見栄えなど世界観にこだわりました。
料理のカロリー表示やアレルギー表示、メニュー板、おしながき、卓上メモなど全て私たちの手で作り上げました。
特に工夫したのがテーブルコーディネートです。ジブリの題材を元に6テーブル作成しました。
できあがったのがこちら!
どれも物語の中に出てくる食べ物です。
映画やテレビなどで観た事がある人にとってはその時のシーンが頭に思い浮かぶかもしれません。
準備が整ったら、いよいよ大量調理実習が始まります。
厨房内では、スムーズな運営ができるように、管理栄養士班、栄養士班、調理師班、下処理班、洗い場班の5つにグループ分けを行いました。
調味料の計量、盛り付けや配膳、下処理や味付け、洗い物、接客や提供場の片づけなどを分担し、毎回120食分の料理を作ります。
中でも重要となるのが管理栄養士班の仕事です。
各班に回って調理の進み具合の確認をし、人手の足りないところの補助、味の最終確認を行いました。
そうこうしている間に、あっという間にお昼の時間です。
先生と一緒にやってきた高校生を接客担当係が迎え入れ、案内しました。
ぞろぞろとトレイを持って並んでいるので、配膳係は急ピッチで盛り付けます。
なるべく暖かい内に食べてもらえるよう、適切な温度管理の上で配膳を行うよう、心がけました。
食べている間はBGMを鳴らしてジブリの雰囲気を楽しんでもらいます。
その後、高校生に対して料理の説明を管理栄養士班が行いました。
接客中、感想やご意見はなるべく直接うかがうよう心がけました。
敬愛高校の生徒や教員だけでなく、健康栄養学科の先生や1年生にも来てもらい、中には厳しいご意見もいただきました。
最後にアンケートを記入してもらい、集計し、結果を元に次回に向けて皆で話し合います。
提供は3日間でしたが、それまでの準備に費やした時間も考えると、終わった時は何とも言えない達成感がありました。
前期から実習が始まり、メニューを決めるところから、理想と現実で多く悩みましたが、すべてが決まり、調理を始めるとなると、全員が成功させたいという気持ちを持ってこの実習に挑むことができたと思います。
全3回を通してアンケートを行った結果は、主食のかたさ・味・見た目・室内の飾り・接客対応・食事全体の満足度など高評価になりましたが、まだまだな所も沢山ありました。
今回の大量調理実習で学んだ事は実際の現場で活かせるように、これからも頑張りたいと思います。
最後に。
この実習にご協力してくださった皆さん、また、実際に食べていただき、ご意見をくださった敬愛高校の皆様に感謝いたします。
2016.2.4 卒業研究発表会より 健康栄養学科2年 A・S
今月13日、20日の2日間、近隣の小学校で食育授業を行いました。 1年生,3年生,5年生の各3クラスの児童を対象として、栄養教諭希望の2年生6名が3チームに分かれて取り組みました。
担任の先生と打ち合わせ。 内容をしっかりメモしています
栄養教諭にとって大切なものの一つが、
コミュニケーション能力。
より良い授業にするため、昨年12月に、担任の先生方と打ち合わせをしました。
日々子どもたちと接している担任の先生のお話を伺うことで、具体的な授業アイデアが浮かんできました。 その結果、各学年とも、給食の残食、偏食を減らすことを目的とした授業内容にする方針を立てました。
テーマは共通といえども、学年によって子どもたちの理解度は異なります。
3チームは、担当となった子どもたちに合わせた指導案や教材をつくりました。
年が明けて間もなく、いよいよ本番の日がやってきました!
1年生の授業テーマは「すききらいをなくそう」。
導入で「野菜の切り口クイズ」を行いました。
「これなーんだ?」「あ、わかった! はい!」
元気な子供たちの声が教室中に響き渡りました。どの子も、当てて欲しくて一生懸命!
展開では、給食メニューを紹介し、料理に入っている野菜を当ててもらいました。
そこで、何でも食べる子と、好き嫌いの多い子が登場。
好き嫌いをすると栄養が不足する話や、給食に牛乳がついている理由を説明しました。
担当の学生は、明るくハキハキと語りかけ、1年生の元気に負けないように授業を展開しました。
野菜の切り口クイズ
何の野菜かわかったかな?
「牛乳には何の栄養が入っているかな~?」
「はいっ!」