2020年度前期授業が終了しました!

前期授業と前期試験が終了し、気持ちも一段落しましたね。

学生の皆さんは長い長い夏休みを満喫中かと思います..
今年度はコロナウイルス感染症の影響により、今まで経験したことの
ないことばかりで戸惑うことが多々あったかと思いますが、対面授業の
遅れを取り戻しながら、皆さんしっかりと授業に取り組んでくれました!

製菓衛生師コースの前期授業を少し振り返ります!

 

1年生の前期授業では、洋菓子実習と製パン実習を行いました。


最初はみんな緊張していたのか大人しかったのに..
いつのまにか打ち解け、明るくてとても賑やかなクラスに!!
班ごとに協力し合って、初めての作業も一生懸命頑張って取り組みました。

 

2年生の前期授業では、1年生では経験しなかった和菓子実習を初体験!


洋菓子や製パンとはまた違った和菓子の魅力に引き込まれました!

そして1年生の洋菓子実習よりも格段にレベルアップした内容に、手こずりながらも良く頑張りました!

 

 

実習授業以外でもオープンキャンパス等の協力学生として

お手伝いしてくれた学生の皆さん、ありがとうございました!
引き続きよろしくお願いします。

夏休みが明けて、学生の皆さんの元気な声が聞けることを教員一同楽しみにしています。

気を緩めすぎず体調管理に十分気を付けて、充実した夏休みを過ごしてくださいね。

 

本学では小規模大学だからこそできる特徴を生かし、
この事態の中で学修の保障を最大限に尊重したいと考えています。
引き続きコロナウイルス感染症対策を徹底し、学生・教員・職員の安全確保に努めて参ります。

ニュース番組で「昆虫食」が取り上げられました。

9月2日(水)放送の関西テレビ「報道ランナー」で「未来の食材?最前線」と題し、昆虫食が大きく取り上げられました。番組では、8月29日(土)に奈良県で開催された「トキジクキッチン平城京」での昆虫食イベントや昆虫料理研究家の内山昭一先生のインタビュー、“昆チューバ―”清水和輝さんのプロデュースしたコオロギコーヒーが紹介されました。続いて、カメラは東大阪大学短期大学部・松井の研究室へ。冷凍庫から取り出された様々な昆虫の紹介に加えて、まもなく商品化される予定の「いもむしゴロゴロカレー」(株式会社entomoとの共同開発)を取材に訪れた番組スタッフに食べて頂きました。

番組の最後では昆虫食の課題として、「見た目」と「高価格」があげられていましたが、以前と比べてメディアが昆虫食を取り上げる機会が間違いなく増えています。今後グルメとして、また防災食・健康食として昆虫食が一般家庭で食される日は近いと思います。

 

 本学の外観を紹介して頂きました。

 「災害時こそ昆虫食」も宣伝させて頂きました。

 災害が長期化すると栄養に偏りが出てきます。

炭水化物以外のたんぱく質、ビタミン・ミネラル、食物繊維が豊富な昆虫に注目しました。

注意事項として、「毒を持っている一部の昆虫を除いて、基本的にはどの昆虫も加熱すれば食べることはできますが、生食だけは絶対にしてはいけません」。

また、エビ・カニ(甲殻類) アレルギーの方もご注意ください。

 

新型コロナウイルス感染拡大環境下の学習環境および就職状況

対面授業が6月から開始して以来、あっという間に前期が終了しました。
8月24日(月)にアドバイザー指導教室を開催し、前期の成績発表を行いました。

ひと段落ついた今、2年生栄養士コースのアドバイザーとして,これまでの状況を簡単に振り返りたいと思います。

今年度は4月から5月末にかけてオンライン授業を実施するという、今までに無い環境下におかれました。
2年生に関しては、パソコンを必携化して日ごろからICT教育を行っていたため、思ったよりもスムーズにオンライン授業を導入することが出来ました。
Zoomで講義や実習説明を行い、オンラインによる課題提出を行うことで、できる限り栄養士教育の水準を保つように努力をしてまいりました。

アドバイザーとして心配だったのは、就職活動中の学生の動向です。
そこで5月半ばにZoomを活用した面談を実施し、全員とモニター越しで顔を合わせました。
体調や就職活動状況など、少しは学生の不安の解消に役立ったようでうれしく思います。

6月に対面授業が開始してからも、Google Classroomを活用した学習体制は継続しつつ、対面授業ならではのメリット(質問・相談がしやすい、実体験ができる等)を意識した教育を学科の教員で模索しました。
同じ日にオンライン授業と対面授業を混在させて矛盾が生じない調整を行う必要はありましたが、「オンライン授業の日は効率良く自宅で学習する」
「対面授業の日は密を避けながらクラスメイトと一緒に学ぶ」
など、メリハリのある学習環境を学生に提供できるように腐心しました。

応用栄養実習で作成した高齢期の献立。 今年も「なにわの伝統野菜」を使用しました!

たとえば、献立作成などは自宅のパソコンでも考案が可能です。
説明はZoomでon timeに実施し、その後は各自で献立を作成しました。

そして、教員の添削を受けた献立に基づき、対面授業時に密にならないように調理実習を行う、といった具合です。

マスク着用指導や手指のアルコール消毒指導も、学科教員全員で取り組みました。
口うるさいとは思いつつも、健康を損なっては元も子もありません。

対面授業開始後に一番多かった相談内容は「就職活動の進め方」です。
Google Classroomを活用して、キャリアサポートセンターから頂いた栄養・調理系求人情報は送っていたものの、「参加を予定していたセミナーが中止になった」「行きたい企業の会社説明会が延期になった」という不測の事態が発生したため、例年ならば内定を得ているような行動力のある学生も、“どう活動して良いか分からない…”と困り顔でした。

マイナビによる就職マナー講座風景。密にならないよう、大講義室で開催しました。

「WEB会社説明会」「WEB面接」など、新たな就職試験のスタイルが登場し、教員も一緒に困り顔に…。

そんななか、キャリアサポートセンターのサポートを受けて、マイナビによる就職活動の新マナー講座が開催されました。

本社が東京の企業だったせいでしょう。
このご時世を受けて、最終面接ですらZoomだった学生もおりました。

その後積極的に就職活動を行う学生が増加し、栄養士職を中心とした内定報告が届くようになりました。
専門職の底力を感じるとともに、コロナ不況もささやかれているこのご時世に安堵の笑みを浮かべて内定報告をしてくれる学生の姿を見られる嬉しさがそこにあります。
そして本日、新たに保育園栄養士の内定報告を頂きました!

これから卒業後の進路に向けて活動する学生も、学生生活最後の夏休みを満喫する学生も、元気に無事で過ごして欲しいと教員一同願っております。

学生最後の良い夏休みを!

オープンキャンパス 2020 8/23(日)

連日に続く猛暑の中で迎えた「第5回 オープンキャンパス2020」。

まずは、実践食物学科 栄養士コースのご紹介です。

暑さもそろそろピークで、来週からは少し涼しくなるとの予報。

そんな暑さも吹き飛ばす程、今日も実践食物学科の学生さんたちは皆元気です!
元気な笑顔と挨拶で、今日も高校生さんを迎え入れます。

さて、今回は「大阪産(もん)農産物とその活用」というテーマで、山下先生がご担当して下さいました。

学生共々、疑問を抱きつつミニ授業は始まりました。

まずは学科長の松井先生より、学科紹介から。

毎回の事ながら、先生の36年間管理栄養士として勤められた、実体験を交えてのお話は説得力があります。

さて、話題はいよいよ本題の大阪産(もん)の話へ。

まず前提として、栄養士は6次産業まで取り組めるということ。生産から加工・消費に至る過程のみならず、付加価値をつけて商品化する6次産業まで、栄養士は参入していけるということです。
それは2年間の栄養士コースでの学びの中で身につけられることを説明してくださいました。

結果的に大阪産(もん)を使った取り組みは、食料自給率の向上にまで寄与することが出来るということ。そのことは、これから来るであろう食料問題へのアプローチとして本当に大切なことです。

続いて大阪産(もん)を使ったレシピ開発。
産学連携で商品化した「米粉パン」「土手焼き風煮」「バターナッツかぼちゃコロッケ」について紹介されました。

米粉パンの紹介風景

骨密度測定の説明

最後の体験授業で、骨密度とヘモグロビン濃度の測定。
骨密度で骨の健康を、ヘモグロビン濃度測定で貧血傾向があるかどうかをチェック!
ほとんどの人が、平均よりも高い数字という結果に驚愕です。
健康であることが分かり、ひと安心ですね!

 骨密度測定の様子

 ヘモグロビン濃度測定の様子

 

続いて実践食物学科 製菓衛生師コース

今回もお題は「ベイクドチーズケーキ」と間違いのない選択です。焼き上がりの様子。

そして、この完成度です!

皆さんで美味しく頂きました。

次回のオープンキャンパスは、9月13日(日)となっております。引き続き、本学ではコロナ対策を徹底し、学生と生徒さん・保護者様・教員・職員の安全確保に努めて参ります。

次回も是非ご参加お待ちしております。(リピートの方も大歓迎です!)

よろしくお願い申し上げます。

夏休みイベント(道の駅・くろまろの郷)【産学連携】

2020年8月22日(土)

道の駅 くろまろの郷 にて

昆虫観察会イベントの第3弾、

松井教授による「昆虫採集&昆虫食体験」が開催されました。

https://www.kuromaro.com/info/2020/07/post-118.html

まずは、昆虫採集。

虫あみ、虫かごを持って、くろまろの郷の施設の裏にある草原で虫を探します。

バッタ、カナブン、チョウ、トンボなど、色んな虫が捕れましたね。

採った昆虫の内、食べられる昆虫は、なんと、、、

その場で試食します!!!!(※必ず加熱して下さい。)

こども達に昆虫を身近に感じてもらい、万が一の場合に、食料になり得ることを知ってもらう事、夏休みの自由研究の良い材料になればうれしいです。

松井ゼミ生の学生達、朝からイベントの準備などお疲れ様でした。

蒸し暑い中、お越しくださった地域の皆様、ありがとうございました!

何とかイベント中は雨が降ることなく無事、終えることができました。

 

また、イベント開催をご提供してくださった、くろまろの郷の矢守施設長、本当にありがとうございました!