栄養士コース【試作】大量調理実習

栄養士コースでは毎年10月に大量調理実習を行います。

夏前から試作を行い、何度も改良を重ねて完成した料理がコチラです。

このレシピを元に事前実習を行いました。

できたソースとデザートは【真空包装機】を活用し、冷凍します。

今年度はコロナの都合で一部、作業を縮小しましたが、その分回数を増やすなど実習内容を減らさないよう工夫しています。

学生の皆さん、本番に向けて、気を引き締めていきましょうね!

2020年10月18日(日) 本年度 最後のオープンキャンパス

今年度、ついに最後のオープンキャンパスを迎えました。

昨日からグッと冷え込み、季節はすっかり秋めいて参りました。もうすぐハロウィンですね。そんな中、始まりました 第6回オープンキャンパス

まずは栄養士コースのご紹介から

毎度おなじみ、学科長 松井先生による学科紹介から。本発表ではブログについてもご紹介頂きました。観て下さる方が増えると嬉しいのですが…

さていよいよ本日の本題、冨田先生による「どんな資格が取れるかな?」の講演スタートです!

質問1 この学科で取れる資格はいくつあるのかな?

生徒さんは取れる資格を〇で囲んでいきます。皆さん全て把握出来ているでしょうか。正解は6つです!

質問2 これらの資格を取ったら、どのような進路があるのでしょうか?

大きく分けた20の職種のうち4つ以外は、全て栄養士の関わりのある仕事だということが分かりました。栄養士資格って、本当に「間口が広い」んですね!

質問3 「食」を基盤に拡がる職業

食をきっかけに、なんと写真やライター、イラストレーターまで拡がっていきます。そして、初めて耳にする「フードプランナー」という言葉。そう、食べるスープを開発された方のお話しです。

栄養士という資格が、本当に多方面で活躍でき、その可能性は無限にあるということが分かる、大変貴重なお話しでした。

 

続いて製菓コース

旬の栗を使ったモンブラン。実においしそうですね。

みんな栗のクリームを一生懸命絞ります。愛情のこもったお菓子は、その分必ず美味しくなります。

 上手に絞れています

 皆さんお上手です

完成品がこちら

皆さんでおいしく楽しく頂きました。

今年度のオープンキャンパスは本日(10/18日)が最後でした。また来期に向けて着々と準備を進めて参ります。コロナ対策を徹底しながら、来年度にはコロナが終息していることを願っています。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

製菓衛生師試験対策(製菓コース2年生)

11月14日(土)に「令和2年度 三重県 製菓衛生師試験」が実施されます。

製菓コース2年生は全員受験!! 試験まで1ヶ月を切り、全員合格を目標に猛勉強中です。

 

 

 

 

 

後期は試験対策授業として、製菓演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの3科目の授業があり、試験までに各科目週2回の授業を行っています。

3人の先生方がそれぞれの専門科目を担当し、要点説明や過去問題の解説をしています。

製菓演習Ⅰ(松井先生)衛生法規、公衆衛生学

 

 

 

製菓演習Ⅱ(濵田先生)栄養学、食品学、食品衛生学

 

 

製菓演習Ⅲ(岡本先生)製菓理論、製菓実技

 

 

 

 

 

既に合格点をクリアしている人も、もう少し頑張りが必要な人も、苦手科目を克服して確実に合格するために、日々頑張っています。

今までの努力が実ることを、学校全体で応援しています。

しっかり体調管理をして、ベストな状態で試験に臨んでくださいね。

※本学製菓コースのカリキュラムは、2年生前期に「製菓衛生師試験受験資格」に必要な科目を全て取得し、在学中に受験します。合格すれば、卒業までに「製菓衛生師免許証」を取得できます。

松井ゼミ・発表に向けて…

松井ゼミの研究テーマは「昆虫食」と「災害食」です。

10月14日~15日、グランフロント大阪北館地下2階コングレコンベンションセンターにて               第7回「震災対策技術展」大阪が開催されました。

毎年、6月に開催されるのですが、新型コロナウイルスの影響で10月に延期となりました。

昨年までは松井ゼミ生全員(6~7名)が学外授業として参加していたのですが、今回は代表で2名に情報収集に行ってもらいました。東日本大震災以降、年々多彩な非常食が発売されています。味の種類やメニューも増えてきました。今年の特長は消費期限が延長されていることです。長期間の保存となると缶詰が中心でしたが、アルミパウチ包装でも5年以上保存出来るようになっています。水を使わずに、そのまま食べられるおにぎりや柔らかくて美味しいパン、カレールウとご飯が一緒になったカレードリアのようなものまであります。食物アレルギー、ハラール対応の非常食も種類が増えてきました。乳幼児期のおやつは賞味期限が短かったのですが、技術の進歩により長期化できるようになりました。

最新の非常食サンプルを持ち帰ってくれました。

次の日、早速みんなで試食会。

お疲れ様でした。

 

 

国連WFP(世界食糧計画)がノーベル平和賞を受賞

10月16日は世界食料デー。
途上国等での栄養不良や飢餓について考える日です。
「学校で無料の給食が食べられるから親が子どもたちを学校に通わせる」
―いかに、途上国の子どもたちにとって学校給食が大切か。
一日のうちで唯一栄養たっぷりの食事が“学校給食のみ”という状況下にあるこどもたちがいます。

実践食物学科は認定NPO法人 国連WFP協会主催の「WFPチャリティーエッセイコンテスト」に2014年から参加させて頂いており、今年で7年目になります。
自らの体験を綴ったエッセイが途上国の子どもたちの生きる糧、つまり「学校給食」となる大変素晴らしいコンテストです。

今年は、対面での食育ボランティア活動が軒並み中止となりました。
本コンテストは「コロナ禍でも取り組める食のボランティア」であり、学生にとっても大変貴重な機会でした。

「持続可能な開発目標」(SDGs)の実現を目指して、各国の様々な分野で取り組みが行われておりますが、本エッセイコンテストもその流れに与するものと捉えております。
ノーベル平和賞受賞に祝意を表するとともに、「誰もが参加できる食のボランティア」に今後も積極的に参加していきます。

【参考】国連WFP事務局長のデイビッド・ビーズリー氏による声明:
https://ja.wfp.org/news/world-food-programme-awarded-nobel-peace-prize-statement-wfp-executive-director-david-beasley