初のインターンシップにて

3月も末にさしかかりました。予定より1か月遅れましたが、2020年度生は初のインターンシップに行ってきました!!

昨年春からのコロナ流行に端を発する、緊急事態宣言、時短営業、外出の自粛…

本校の授業もリモートにしたり、実習については延期にしたりした中、製菓衛生師コースの一番の悩みは「インターンシップ実習をどうするか」ということでした。インターンシップ実習は、必ず行かなければならないものではありませんが、今年度の1年生はほぼ全員が

インターンシップ先の企業は、洋菓子やパンを中心とした飲食店、カフェ、ホテルなどです。

コロナ禍で飲食業が対応に追われているのを知りつつ、あちこちのお店にお願いの連絡をしました。その結果、25名のうち12名の受け入れ先が見つかりました!!残念ながら、学生の希望と合わない条件があり、実際にインターンシップに行ったのは10名でした。

 

 

 

 

 

次回は、インターンシップに行った学生の皆さんの感想を掲載します。

ウイルスに負けない食卓を作ろう!【テーブルコーディネータ―初級 講習2021】

食卓に彩を添えたい、

映える(ばえる)写真を撮りたい

前みたいに友人同士で直接会って外でパーティを開けなくなっても、家で小さなイベントをしたい。

など、

現在の ”何かしら我慢を強いられる世の中“ になっても、 ”食卓を明るくしたい“ と思う方は

沢山いらっしゃると思います。

テーブルコーディーター講習は、そのような希望を叶える為の基本的な方法を学びます。

 

当学科では毎年、栄養士コース、製菓衛生師コースの両コース共に

日本テーブルコーディネート協会主催の

「テーブルコーディネーター初級」取得に向けての講座を開催しております。

今年度の開催日は2月15・16日の二日間。

ウイルス蔓延を防ぐため、環境を整え、オンラインでできることはZoomを活用し実習を行いました。

 

午前中は主に、講義を受けた後、ナプキンワークをしました。

 

午後からアーティシャルフラワーを使ったフラワーアレンジメントです。

  

 

皆さん、初めての作業だったみたいで、戸惑いながらも何とか作成できていました。

学生の出来上がった作品はコチラ↓

学生に並べてもらったところ、ハートになることを発見しました!(*^^*)

 

作成が終わったら、いよいよテーブルセッティングの本番です!

 

 

皆さん、思い思いにセッティングしています。

 

「あ~~」と頭を抱えながらも、出来上がった作品はどれも素敵な作品でした。

 

2日目も同様、午前中は講義から始まります。

 

午後からはメインイベントの一つ、生花によるフラワーアレンジメントでした。

リモートでアレンジメントを学びました!

 

学生一人一束の花束を配布したら、それぞれ新聞の上にのせ、1本1本ハサミで切ってはオアシスに挿し、ラウンドの花を形成します。

まずは、底辺の土台を作ってからメインのお花、そこから空いているスペースに挿していくイメージです。

 

 

皆さん、生のお花を前に、緊張しながらも楽しそうに挿していました。

出来上がった作品はコチラ↓

 

最後に、作成した花を使ってテーブルコーディネートを行いました。

学生の作品はコチラ↓

同じ花を使用してもセッティングによって雰囲気が変わりましたね!!!

他にも、

空間も意識するようになりました!

 

学生が、作品を作りながら何度も

「楽しい」「楽しい」

と言ってたのが印象的でした。

先生からも

「初日より二日目の作品がもっと良い」

と褒めていただいて、とても喜んでいました。

 

本当に、楽しかったですね!

二日間大変でしたでしょうが、参加された学生の皆さん、お疲れ様でした!!!!

 

そして、今回の講習を開催してくださった、日本テーブルコーディネート協会の後藤智恵先生、ありがとうございました。

また来年もよろしくお願い申し上げます!!!

美味しいデニッシュが焼き上がりました(2020年度製パン)

パン屋さんで「デニッシュ」を買うことはありますか?

他のパンに比べて価格が高め、カロリーも高そう、食事にはならないし、日持ちしないような気が…。色々な理由から、個人的には購入する機会が少ないパンです。

しかし、ちょっとこだわりのパン屋さんや大手のパン屋さんに行けば、必ず置いてあるデニッシュ。正式名称は「デニッシュ・ペストリー」と呼び、デンマークを中心に改良されて現在に至ります。イーストの入ったパン生地でバターを包み、伸ばして折り込む作業を繰り返すことで、バターがパン生地の間に何層にも分かれて折り込まれます。それを焼くことで、溶けたバターの場所に隙間ができ、幾重にも重なったパリパリ触感のパンが出来上がり。チョコレートを巻いて焼いたり、カスタードクリームを絞って上にフルーツを乗せたり、ホワイトソースやトマトソースと一緒に具材を乗せることで、調理パンにすることもできます。ケーキ屋さんと違って地味になりがちなパン屋さんの店内を、華やかにする効果は抜群ですね。私もデニッシュが並んでいると思わず惹き寄せられてしまいます。(買うかどうかは、別問題で)

今回の製パン実習では、普通の無塩バターに比べると深いコクと香りのする発酵バターを使用したデニッシュを作成しました。

「学生おべんとうコンクール2020」の賞状が届きました

構内の中庭で記念撮影📸 中澤さん、おめでとうございます✨

賞状と記念品

 

先日学生おべんとうコンクール2020(主催:近畿農政局)において「おいしそうで賞」を受賞した中澤桜子さんのもとに、近畿農政局から賞状と記念品類が届きました。

今回のコンクールがきっかけで、近畿の食材やおべんとう、そして地産地消や食の持つ役割に対して、コンクールに果敢にチャレンジした学生さんたちの意識も高まったようです。

現在、緊急事態宣言対象地域下にある大阪ですが、本学は感染防止と対面授業、遠隔授業を効果的に組み合わせて学修の確保に努めております。
来年は表彰式が開催される状況になることを願っております。

2021年1月14日(木)実践栄養指導実習Ⅰ 道の駅 奥河内くろまろの郷 施設長 矢守様の講演を聞いて

ついに最終回を迎えた実践栄養指導実習Ⅰ、今回は道の駅 奥河内くろまろの郷より施設長の矢守伸也様に特別講演をしていただきました。

はじめに

道の駅とはどういうったものなのか。実際にある道の駅をご紹介頂きながら、道の駅についてのご説明をお聞きしました。

何とその数、

全国で約1200ほどあるそうです。

そして道の駅は休憩場所としての役割だけではなく、防災や情報提供所、さらには地域との連携機能なども果たしていることが分かりました。

地元の人たちとコラボレーションすることで、商品開発に繋げているそうです。特に、いわゆるB級品・C級品を使うことで、農家の人たちの手助けにもなっているのです。

そして商品開発をするうえで大切なことは、

1 価格 2 見栄え 3 オペレーション(運営) これらのバランスがとれていることだそうです。

学生たちは、普段以上の集中力をみせ、矢守様の話を真剣に聞いていました。

講演では、実際にくろまろの郷で開発・販売して売れなかった製品とよく売れた製品をご紹介頂きました。

この二つの違いは、お客様の年齢層に合ったものを提供すること、ある程度簡単に作れること。がポイントだったそうです。

最後に道の駅の1カ月の利益について、

この値を学生達みんなで計算しましたが、出てきた値にびっくり!

大切なことは売り上げだけではなく

・地域の人々の憩いの場所であること

・地域の人々への貢献

・新しいものを作り出していく拠点となる

など色々と大切な役割があることを感じながら、矢守様の講演は終了しました。