ついに最終回を迎えた実践栄養指導実習Ⅰ、今回は道の駅 奥河内くろまろの郷より施設長の矢守伸也様に特別講演をしていただきました。
はじめに
道の駅とはどういうったものなのか。実際にある道の駅をご紹介頂きながら、道の駅についてのご説明をお聞きしました。
何とその数、
全国で約1200ほどあるそうです。
そして道の駅は休憩場所としての役割だけではなく、防災や情報提供所、さらには地域との連携機能なども果たしていることが分かりました。
地元の人たちとコラボレーションすることで、商品開発に繋げているそうです。特に、いわゆるB級品・C級品を使うことで、農家の人たちの手助けにもなっているのです。
そして商品開発をするうえで大切なことは、
1 価格 2 見栄え 3 オペレーション(運営) これらのバランスがとれていることだそうです。
学生たちは、普段以上の集中力をみせ、矢守様の話を真剣に聞いていました。
講演では、実際にくろまろの郷で開発・販売して売れなかった製品とよく売れた製品をご紹介頂きました。
この二つの違いは、お客様の年齢層に合ったものを提供すること、ある程度簡単に作れること。がポイントだったそうです。
最後に道の駅の1カ月の利益について、
この値を学生達みんなで計算しましたが、出てきた値にびっくり!
大切なことは売り上げだけではなく
・地域の人々の憩いの場所であること
・地域の人々への貢献
・新しいものを作り出していく拠点となる
など色々と大切な役割があることを感じながら、矢守様の講演は終了しました。