10月16日は世界食料デー。
途上国等での栄養不良や飢餓について考える日です。
「学校で無料の給食が食べられるから親が子どもたちを学校に通わせる」
―いかに、途上国の子どもたちにとって学校給食が大切か。
一日のうちで唯一栄養たっぷりの食事が“学校給食のみ”という状況下にあるこどもたちがいます。
実践食物学科は認定NPO法人 国連WFP協会主催の「WFPチャリティーエッセイコンテスト」に2014年から参加させて頂いており、今年で7年目になります。
自らの体験を綴ったエッセイが途上国の子どもたちの生きる糧、つまり「学校給食」となる大変素晴らしいコンテストです。
今年は、対面での食育ボランティア活動が軒並み中止となりました。
本コンテストは「コロナ禍でも取り組める食のボランティア」であり、学生にとっても大変貴重な機会でした。
「持続可能な開発目標」(SDGs)の実現を目指して、各国の様々な分野で取り組みが行われておりますが、本エッセイコンテストもその流れに与するものと捉えております。
ノーベル平和賞受賞に祝意を表するとともに、「誰もが参加できる食のボランティア」に今後も積極的に参加していきます。
【参考】国連WFP事務局長のデイビッド・ビーズリー氏による声明:
https://ja.wfp.org/news/world-food-programme-awarded-nobel-peace-prize-statement-wfp-executive-director-david-beasley