食育推進基本計画では、毎月19日を「食育の日」として設定しています。
そこで本日(1月19日)の「実践栄養指導実習Ⅰ」では、道の駅かなん駅長の石原様より食育に関するご講演を賜りました。
ところで、皆さんは道の駅かなんについてご存知ですか?
道の駅かなん(大阪府河南町)は、大阪中心部から南大阪地域を通過し、奈良と直結する国道309号沿いにある道の駅です。
敷地内には、パーキングエリアや農村活性センターなどがあり、駐車場・トイレ・休憩所・公衆電話等を備え、道路案内やくつろぎ、憩いなどのサービスを提供しています。
また、地域の農産物や特産物の展示・PRをはじめ、生花および加工品などが提供されています。
実は道の駅は、全国に1134駅(2017年11月現在)あるそうです。
ここ大阪には、かなんを含め10駅が登録されており、各駅独自のスタイルで運営されているとのことでした。
道の駅の直売所では新鮮な地場野菜を購入できることが魅力の一つですよね。
また、道の駅の直売所数は某大手コンビニエンスストアの店舗数よりも多く、数十億円の売上高を誇る直売所もあるとのことですから驚きです。
本日は、「なにわの伝統野菜」について、いくつか紹介していただきました。「なにわの伝統野菜」とは、約100年以上前から府内で栽培されてきたことや、品種の来歴が明らかであること、府内で生産されていることなどを基準とした地域特産野菜です。
道の駅の直売所などでしか買うことができないのが現状ですので、実物を初めて見る学生も多かったようです。
また、かなんでは、地域の子ども達に対する「食育」にも力を入れて取り組まれています。
「お野菜まるごと河南町の日」を設け、駅長自らが町内の小学校に出向き、農業等に関する授業を行っているそうです。
また、子ども達にあまり人気の無い「えんどう豆」に、実際に触れて剥いてもらうという体験を行なったところ、給食のえんどう豆の残食が減ったとのことでした。
このようなお話を聴き、学生をはじめ私自身も、食育における「体験学習」の重要性を再認識することができました。
多くの道の駅は幹線道路沿いなどにあり、その目的からも車やバイクで行くことが多いかと思います。
ちなみに・・・
ドライブが趣味の私は、今度の休みに道の駅かなんへ行くことを計画しています!!
新鮮な地場野菜を購入してきたいと思います。
皆さんも、家族や友人とドライブに行く機会があれば、旅の途中にぜひ立ち寄ってみてくださいね!
石原様、本日は大変お忙しい中、貴重なご講演をありがとうございました。