平成28年度・公開講座のご案内
東日本大震災では、被災から1カ月は経過していましたが、多くの避難所で、おにぎりや菓子パンなどの炭水化物が中心でたんぱく質やビタミン類の不足がみられました。また、栄養の偏りによる持病(糖尿病、高血圧など)の悪化もみられました。高齢者、乳幼児、アレルギー疾患などの栄養弱者にも過酷な状況でした。今後の「まさか!」に備え、健康を考えた非常食・災害食について具体的な商品を見て頂きながら、パッククッキングによる試食会もあります。さらに、新時代の栄養源としても期待されている食用昆虫についてもお話します。
お席にまだ余裕があります。興味のある方はぜひお越しください!
テーマ :「 災害時における食と健康 ~ 救荒食としての昆虫 ~ 」
日 時 :平成28年 12月3日(土) 10:30~12:00(会場10:00)
場 所 :東大阪大学 9号館・3階(935)講義室
講 師 :松井 欣也(東大阪大学短期大学部 実践食物学科 准教授)
講料 :無料 ※先着50名様に健康に良い非常食セットをプレゼントします。
※公開講座の申込詳細はこちら⇒本学「公開講座」サイト
プロフィール
国立循環器病センター、NHO南京都病院、他6施設の国立病院に36年間勤務後、東大阪大学短期大学部へ。日本栄養士会災害栄養支援チームのスタッフとして東日本大震災・石巻市へ支援に行ったのがきっかけで、災害時における栄養管理と昆虫食について研究中。 |