2年生を対象に「3・1・2弁当箱法」の参加体験型学習を行いました。
「3・1・2弁当箱法」は、主食:主菜:副菜=3:1:2の割合でお弁当に食材を詰める方法です。「5つルールに」従って詰めると、目指したエネルギー量で、かつ主要な栄養素がバランスよく組み合わさった1食が出来上ります。
5つのルール
1. 自分に合ったサイズの弁当箱を選ぶ。
2. 料理は動かないように、しっかり詰める。
3. 料理の組み合わせは、主食3・主菜1・副菜2の容積比(表面から見ると面積比)に
4. 同じ調理法のおかずを重ねない。
5. 何よりも大切なことは、おいしそうで、きれいなこと。
以上のルールに従って詰めていきます。
出典)http://shokuseitaigaku.com/2014/bentobako
では「3・1・2弁当箱法」の実習を始めます!
最初に山下先生から食料自給率をキーワードに、「3・1・2弁当箱法」の活用を学びました。
ごはんは自給率100%であるため、この方法を用いるとカロリーベースでの食料自給率が向上することになります。
5つのルールについてもしっかりと学び、「3・1・2弁当箱法」への理解を深めました。
次にお弁当箱法の方法に従って、自分なりのお弁当をイメージして紙に描いていきます。
難しいところは「ルール4.同じ調理法のおかずを重ねない」と「仕切り(アルミカップ)を使ってはいけない」ところ。食べ合わせを考えて彩りよく詰めることや、食材の味が混ざらないようにどのように仕切るかがポイントです。
イメージ図(設計図)が完成したら次はお弁当箱に食材を詰めていきます。
学生からは「イメージしていたよりも食材が入った!」「こんなに入るの!?」との驚きの声が聞かれました。
それぞれおいしそうに詰め終えたら、山下先生自身が詰めた食材を食器へ展開していきます。
「え!こんなに入っていたの?」
「ちゃんと1食分になっている!」
と展開の様子を見て実感していました!
みなさん、明日から早速お弁当箱を活用し、実践していきましょう!
最後になりましたが、お弁当箱、教材を提供してくださった、公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構様、ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。