まるで梅雨に逆戻りしたかの様な空模様の今日この頃。そんな中松井ゼミでは、グランフロント大阪で行われた、第8回「震災対策技術展」に参加してきました。
今回の目的は、災害時に必要となる、「非常食」についての理解を深めることでした。
会場には様々な企業ブースの参加があり、地震のメカニズムから家を守る技術や、台風などで飛ばされた瓦の復旧作業についてなど、普段は自分たちでは目につかない様な視点からの災害対策を垣間見ることが出来ました。
中でも、私たち実践食物学科で興味のある災害食(非常食)のブースでは、試供品を頂けたりと、これには参加していた学生も大喜び。沢山のお土産を頂いて帰りました。
普段は昆虫食ばかりの松井ゼミですが、本来は災害時の代用食として昆虫食を研究することになったのが始まりなのです。
本日の学習では、松井ゼミの原点ともいえる災害食(非常食)を通じて、昆虫食の持つ有効性を改めて考える機会となりました。非常食は日々進歩していることが分かりました。特に印象的だったのが、これまで炊き上がるのに15分かかっていた即席のご飯が、わずか5分で出来るようになった、というところでした。
本来なら、イベントへの参加後、昼食を教員と学生でいただいて帰るところですが、今回は密を避けるため、自粛して幕を下ろしました。
本日、学んだことを生かして、非常食に興味を持ってもらい、昆虫食を開発する意義を考える一助となればと思います。