月別アーカイブ: 2020年10月

校外実習 オリエンテーション【Skype】

本日、校外実習のオリエンテーションを講義室にて【Skype】で行いました。

当学科、はじめての試みで不安でしたが何とか無事終えることができました。

学生の皆さん、これから始まる校外実習、頑張って乗り切ってくださいね!

卒研風景のご紹介 ~栄養士×産学連携~

今年はコロナ禍の世相を受けて、密を避けるための労働手段の一つとして「テレワーク」[tele(離れた所で)+work(働く)]、つまり「情報通信技術を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方」が広く認知されました。

これは、決まった場所で働くことが難しい人にとっては良い風潮ではないでしょうか。

実は、産学連携で進めている「卒業研究」もその恩恵を受けています。
昨年までは、現地に赴いてコラボレーションの打ち合わせを行うのが通例でした。

しっかりとメモを取りつつ打ち合わせしました

短大2年生の学生生活は時間割が詰まっているうえに就職活動もあるので、打ち合わせ日時を学生と決めてから現地に行くまでの日程調整がとても大変なのです。

しかし、今年はZoomによる「テレカンファレンス」[tele(遠隔)+conference (会議)]が大活躍!

お互いの時間さえ決めれば、顔を見て打ち合わせをすることができます。

今回の打ち合わせでコラボレーションの方向性が決まり、いよいよ本格始動です!
卒研生さん、試作をがんばり、良い商品を開発してくださいね!

2020年度後期授業がスタートしました!

長い長い夏休みも、学生の皆さんにとってはあっという間だったでしょうか..

後期授業初日は、2年生の洋菓子実習です!

杏を使用したウィーン菓子のマリレンクーヘンと、

ほんのり洋酒が香る大人なお菓子サヴァランを作りました。

 

久しぶりの実習で、少し緊張していたかもしれませんね。

学生皆さんの表情が引き締まっていたように感じました。

失敗なく、しっかり授業に取り組めていました!

卒業生来訪

今年3月に卒業した棈松ななのさん(栄養士コース)と小山田奈央さん(製菓衛生師コース)が、9月29日(火)に遊びに来てくれました。
二人と会うのは卒業式以来。とても元気そうで安心しました。

棈松さんは、4月から4年制大学の管理栄養士養成課程3年次に編入し、管理栄養士免許証取得に向けて勉強しています。
前期は新型コロナウイルス感染防止のためオンライン授業だったので、後期からやっと対面授業になったそうです。

小山田さんは仕事に必要なパソコンスキルを習得するため、パソコン関連の様々な資格取得に向けて勉強しています。仕事ではパソコン業務が必須なので、「資格を取得するために頑張っています」と、楽しそうに話してくれました。

 

棈松さんには編入後のことについて更に詳しく聞きました。
夏休みに保健所実習があったそうですが、今年は1日だけ保健所で実習を行い、4日間は保健所の先生からの課題に取り組んだそうです。離乳食のチラシ作成の課題では、ご指導下さった先生から「わかりやすい」、「よくできている」と褒めていただいたと、嬉しそうに話してくれました。
本学で学んだ知識が詰まった、お母さんにわかりやすいチラシが出来ていましたね。
短大とはカリキュラムが違うので、1年生や2年生の授業も受ける必要があります。
3年生のクラスでは既に国家試験対策講座も始まっているそうです。沢山友達を作って、国家試験合格を目指して頑張って下さい!

二人の在籍コースは違いましたが、在学中は共通科目の授業で助け合い、卒業後も連絡を取り合って良い関係を築いています。卒業生の笑顔を見ることができて先生方も喜んでおられました。
また来てくださいね。お待ちしております。

2020 10月1日(木)食品の目秤・手秤・秤量 実践栄養指導実習Ⅰ

今回の「実践栄養指導実習Ⅰ」では、食品の重量に関する理解を深めるために、目秤(めばかり)・手秤(てばかり)・秤量を行いました。

食品のおおよその重量を把握することは、栄養士によって大切なスキルの一つです。

特に「目秤」・「手秤」は、秤が無くても大体の分量を把握する手立てとなるため、料理を正確に、おいしく、しかも経済的に作るために日常生活でも役立ちます。

まずは、それぞれの食材を目で見て何gが予想します。次に手で持って何gかを予想します。
最後に「はかり」で正確に計量します。

 りんごを手秤している様子

キャベツは誰もが悩んでいました。予想よりもはるかに重量が重かったようです。

 何gかな?

学生は皆何度も見ては、手に取り秤量をしていきます。

 お弁当の卵を計量している様子

最後には、山下先生による廃棄率の実際と、乾物の水戻しの実演です。

長ネギの、食品成分表における食品名は「根深ねぎ」。
そして、廃棄部位は「株元及び緑葉部」となっています。
食品成分表の廃棄率は40%でしたが、実演に使用した長ネギの廃棄率は50%でした。
緑色の部分が多い長ネギだったためですが、このように野菜の状態によって廃棄率は変わります。

 山下先生がねぎを計量している様子

そして、山下先生のりんごの皮むき 見事です。皮が全て一本につながっています。
さて廃棄率はと…

 りんごの廃棄率を測っている様子

食材の重さに感覚的に触れることができたためか、「調理の際の参考になった」と多くの学生が感想にあげていました。

栄養士のスキルのうち、

・正確な食品発注
・適切な献立作成
・調理の効率化

には今回の実習での経験は欠かせません。

今後の活動に活かしていきたいと思います。