今日は、栄養教育実習の一環として大阪府立堺工科高等学校定時制課程を訪問しました。
堺といえば包丁などの刃物が有名です。 そこで、講師の先生のお話を伺った後で、打ち刃物制作の体験実習を行いました。
まず、包丁全体を機械で磨いていきます。
次に、包丁の刃を出す作業をします。
砥石で刃をさらに鋭利に、美しくしていきます。
マイ包丁にするために銘を入れます。
最後に包丁の柄付けを行います。
世界で1本しかない刃物の完成です!
2年生は、臨床栄養学実習で、社団法人米穀安定供給確保支援機構主催の「3・1・2弁当箱法」体験セミナーに参加しました。
弁当箱を物差しとして、一食の適量と栄養のバランスを、弁当箱の表面積比(ごはん:主菜:副菜=3:1:2の割合)でチェックする食事法です。
本弁当法を考案された針谷順子先生(高知大学教育学部名誉教授・NPO 法人食生態学実践フォーラム副理事長)による講義の後、自分で考えた栄養バランスの良い弁当になるように、弁当箱の中身を詰めました。
市販されているおかずを使って、自分が考えた設計図にしたがって、お弁当箱に詰めて行きます。
この時、料理はうごかないように、しっかり詰めるのがポイントです。
みんなで見せ合い、彩りや栄養バランスについて話し合っています。
料理の組み合わせは、主食3・主菜1・副菜2の表面積比にすること、同じ調理法のおかずを重ねないといったことにも注意します。
でも、何よりも大切なことは、おいしそうで、きれいなことです。
針谷先生が、詰めた弁当箱の中身を、食器に展開していきます。
私のお弁当が一番! 針谷先生を囲んでハイポーズ♪
みんなおいしそうできれいなお弁当ができました。
針谷先生ありがとうございました!