卒業研究」カテゴリーアーカイブ

卒業研究③「昆虫食」

今回は、松井ゼミの「昆虫食チーム」を紹介します。

4月18日~19日、グランフロント大阪北館地下2階にて「ナレッジキャピタル大学校」が開催されました。様々な分野で有名な先生の講義が100以上あり、その中で昆虫料理研究家として有名な内山昭一先生の「セミは、ナッツ味?」―昆虫食の魅力とは―を聴講しながら、昆虫食を試食体験してもらいました。

蜂の子佃煮、カイコの蛹佃煮、桜毛虫(モンクロシャチホコガ)の香りがする飲料を初体験。ゼミ生の2人ともカイコの蛹佃煮は、独特な味のせいか一口しか食べず、残りは私が頂きました。蜂の子佃煮はとても美味しかったとのこと。桜毛虫飲料は、桜餅の香りとグロテスクな黒い毛虫とのギャップに驚いていました。

平日にもかかわらず、2日間とも大盛況でした。

2人とも昆虫食への興味が増したかな?

高校生にオープンキャンパスの呼びかけもお手伝い。

日本初コオロギパンはなんと、初日に売り切れました。

 

7月29日に本校でオープンキャンパスと子ども応援広場が同時開催されます。

その中で昆虫食料理教室も予定しているので、早速メニューを考えてもらいたいと

思います。

卒業研究発表会2018

 

2月に入りましたが、寒い日が続いていますね。

インフルエンザも流行しています。体調管理には充分お気をつけ下さい。

さて、2月5日(月)は実践食物学科2年生の卒業研究発表会が行われました。

2年生は約10ヶ月にわたり、この日の為に試作や実験、調査を重ね、一生懸命に取り組んできました。

発表は、どの卒業研究も完成度が高く、2年間の学生生活の集大成として相応しい内容でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの発表の後には、質疑応答の時間が設けられました。

副学長の吉岡先生、アドバイザーの冨田先生をはじめ、1年生からも質問が挙がりました。

発表はもちろん、質問にも堂々と答えていた様子がとても印象的でした。

質問に応える2年生

質問をする1年生

 

 

 

 

 

 

 

 

2年生の皆さん、発表お疲れ様でした。

1年生の皆さんは、来年は自分たちが発表する番です。

本日の発表を聴いて、関心のあるテーマはありましたか?春休みの期間を利用して、どのようなテーマでどのような研究がしたいのか、考えておきましょう!

なお、研究成果はパネルとしてもまとめています。しばらくの間、本学8号館1階エントランスホールにて展示しておりますので、興味のある方はぜひご来学ください。

スポーツ栄養 ハロウィン編

山下ゼミでは、スポーツ選手のパフォーマンス向上を目的としたメニューの開発を行っております。

今回はハロウィンにちなんで、アスリートの体調を整えてくれる食物繊維注)とビタミンCが豊富なさつまいもを使ったスイートポテトを開発し、敬愛高校と東大阪大学の陸上競技部へ提供しました。

注)緊張感が高まる試合前日・当日は、消化吸収能力が低下しがちのため、食物繊維の摂り過ぎに注意しましょう。

 

授業が終わった後にスイートポテトを作成するという過酷なスケジュールの中、事前に準備していたおかげもあり、スムーズに作成する事ができました。

こちらが完成品です。

 

放課後の練習を終えた陸上部員の皆様にレシピカードを添えたスイートポテトと、練習後の糖質補給のためにキャンディーを配布しました。

 

皆様、喜んで下さいました!

笑顔を見ると、大変だった調理の疲れも吹き飛びました。

栄養サポートが、皆様の成績向上へと繋がる事に期待を込めて・・・

これからも頑張ってくださいね!

 

大量調理実習2017「道の駅 西づつみ」

秋は栄養士コースの2年生の大量調理実習の季節です。

前期から行ってきた実習もようやく本番を迎えます。

今年は道の駅をテーマに、地元で採れる秋野菜を使って野菜嫌いな方でも美味しく食べられるような献立を考えました。

「道の駅」とは(公式ホームページ)↓

https://www.michi-no-eki.jp/about/

ここ東大阪でも特産品はあるという事で、もし「西堤」に道の駅があったらと皆で試行錯誤し、部屋の飾り付け等も含めて作り上げました。

 

道の駅「西づつみ」の名称も皆で考え、テーブルも工夫しました。

 

東大阪市の特産品といえば「こまつな」があります。

そこで出来上がったのがこのイメージキャラクターです↓↓

こまつなの妖精 「こま つつみ ちゃん」

 

その他、大阪の特産品や伝統野菜を取り入れ考えたメニューがこちら↓↓

「大阪かれー」には以下の野菜を使用しました。

左から「勝間南瓜、大阪なす、大阪こまつな」

まず当日の朝からJAグリーン大阪に行き、採れたての野菜を仕入れます。

 

今年、新たに東大阪市の特産品として追加された「おかわかめ」も一緒に購入し紹介しました。

 

前回は70食を作り、1年生に食べてもらいましたが、今回は120食です。

準備はできていたものの、色々悪戦苦闘し大変でしたが、何とか完成しました!!

 

今回は敬愛高等学校の2年生に食べていただきました。

「美味しかった」という感想が多く、「嫌いな小松菜の味がわからなかった」と野菜嫌いな方も完食するなど成果もありました。

お越しいただいた方々にアンケートを実施し、それを元に反省会を行いました。

この経験を糧にし来たる校外実習に繋げましょう!2年生の皆さん、本当にお疲れ様でした!

虫ってどんな味?

8月20日のオープンキャンパスでは、松井先生によるミニ授業、

未来の食材として期待されている食用昆虫を使った料理の講義&試食会が開催されました。

まずは講義から。

食べられる昆虫についてミニ講義

昆虫は、私たちが普段口にしているモノにも使用されているとの事。

既に身近な存在になっているのですね。

そして試食会。

カイコの糞茶が人気でした。

香りが良く美味しいと評判

イナゴの佃煮を試食している様子

ゼミ生がセミを揚げている様子

串揚げされたセミ

 

セミは甘辛生姜煮よりも揚げる方が美味しいと評判でした。

昆虫の見た目に抵抗あった方も、原型が見えないと大丈夫。と、せんべいやクッキー、アイスは食べられた方もいらっしゃいました。

ミールワームの粉をアイスにかけて

 

今回の試食会の中で、セミを食べて「世界が変わった」と仰った方が。

日本では昔、昆虫は当たり前に食されていましたが、現在は嫌われる存在になってしまいました。こうやって美味しく食べられる事を理解され、またいつか世界中で身近な食材であると見直される時がくるかもしれませんね。

次回は9月3日にオープンキャンパスが開催されます。是非お越しくださいませ。