イベント」カテゴリーアーカイブ

栄養士コース 松井欣也 教授 出張授業 in 近畿大学

松井先生の出張授業が近畿大学 文芸学部 文化デザイン学科にて行われました。

テーマは「これからの世界を救う昆虫食」です。

普段はデザインを専攻されている学生ということで、大学に着くなり自らが考案したという新種の野菜オブジェが出迎えてくれました。

まずは松井先生から、なぜ・いま「昆虫食」なのかを説明して頂きました。そう、きっかけは、今から約10年前に起こった東日本大震災です。被災した人たちの食生活をみてみると、明らかなタンパク質欠乏である事が分かりました。そこで結びついたのが、高タンパク高栄養素の昆虫食だったのです。

昆虫は食べられると熱く語る松井先生

「昆虫食」については、FAO(国際連合食糧農業機関)もこれから来るであろう、食糧危機に備えて、新たなフードとして提唱している程です。

そんな説明を受けて、学生達も皆納得の様子。しかしながら、いざ昆虫の画像や映像が流れると、ひとたび会場はざわめきます(約9割が女子学生でした)。

実食タイムでは、始めは躊躇していたものの、いざ食べてみると「意外といける。」「いなごはお口直しにいい」「クッキーやせんべいに混ざっていれば大丈夫。」など、実際に味わってみると案外、大丈夫な様子でした。松井先生曰く、女性の方が割と平気で「昆虫食」を口にするそうです。まさに「昆虫女子!」。

昆虫食に興味津々の学生達

最後は「昆虫食を広めるには何が出来るのか」をテーマにデザイン学科の学生と松井先生で、ディベートを行いました。

学生達のアイデアに耳を傾ける松井先生

独創的で様々なアイデアに、思わず松井先生にも笑みがこぼれます。「芸能人に宣伝してもらい良いイメージを付ける」「昆虫食給食を月に1回出して、なじみのある食材にする」「キャッチ―なロゴと共に雑誌の付録等に付ける」などなど… アイデアは多岐に渡りました。

学生達のアイデアに応える松井先生

最後まで学生と教員間、相互にやり取りのある生きた授業とすることが出来ました。お招き頂きました柳橋先生、岩城先生をはじめ近畿大学の皆さま、本当にありがとうございました。

2021年12月21日 日本証券業協会 辻本由香様の講演を聴いて

本日のテーマは、ずばり「社会に出る前に知っておきたいマネーの基礎知識」と題して、日本証券業協会の金融・証券インストラクターでファイナンシャルプランナーの辻本由香 先生 にご講演頂きました。

講演は、預貯金と投資の違いから始まりました。それぞれライフステージ別に、こんなにもお金が必要なのか、という新しい発見からのスタート。

辻本先生のお話しに耳を傾ける学生

続いて投資について、資産形成のお話しがありました。学生にとっては、まだピンとこない話かもしれませんが、非常に大切な内容を解説頂きました。

スライドを眺める学生

金融商品やNISAの仕組み、また、金融詐欺への注意喚起など、難しい内容をかみ砕いて、大変分かりやすく話して頂きました。最後にはお土産まで頂き、充実した内容で今回の講演は終わりました。

2021年度 臨地実習報告会 12月9日(木)

2021年11月8日~11月12日(金)(11月15日(月)~11月19日(金))

の期間で実践食物学科 栄養士コース20名が臨地実習に行ってきました。

そして、12月9日(木)2021年度 実習報告会が1年生を招いて行われました。

発表用スライドと学生

報告会では実習した内容や頑張ったこと、1年生に向けてのアドバイスなどの報告がありました。

発表の様子
出番を待つ学生(原稿の確認)

苦労した点や、気を付けるべき点、衛生管理についてなど、1・2年生にとって大変有意義な報告会となりました。

メモを取りながら発表を真剣に聞く1年生

1年生は臨地実習に向けての心構えが

2年生は就職に向けての良い経験となりました。

今回の経験を活かして、就職してからもぜひ活躍してもらいたいと思います!

近畿農政局 出張講座「食育の推進をめぐる状況と食品の安全性について」

実践食物学科1年生のキャリア教育科目「社会人になるにはⅡ」において、農林水産省 近畿農政局 消費・安全部 部長の椎名 正 様を講師にお迎えし、食育の推進をめぐる状況と食品の安全性について学びました。

今回の講義内容は以下の通りです。

1.食育の推進をめぐる状況
 食育、知ってますか?
 食育の推進
「令和2年度食育白書」
  みどりの食料システム戦略

2.食品の安全性について
  食品の安全・安心とは
  「リスク管理」と「危機管理」
  食品安全行政について
  食品表示の適正化の確保に向けた取組
  米穀等の適正、円滑な流通に向けて

・・・・・・・・・・・・・・・

食のプロを目指す栄養士および製菓衛生師コースの学生は知っておきたい内容ばかり!

前半は、令和3年度に策定された第4次食育推進基本計画の概要や「令和2年度食育白書」からみた食育推進施策の具体的取組、そして近畿管内の食育の取組事例食育推進をめぐる状況みどりの食料システム戦略の概要を学びました。

後半は、食品のリスク管理食品安全行政を中心に学び、食品の「安全」と「安心」の違いといった、普段何気なく用いている言葉をより深く理解しました。

SDGs、6次産業化、食品ロス削減 ――。

現代の日本社会でホットなトピックも教わるとともに、Z世代に属する学生の皆さんへの期待の大きさも伺えました。
ソーシャルメディアのネイティブ世代であるZ世代ならではの画期的なアイデアもあるはず✨

椎名様の言葉にあったように、食品ロス削減のために、販売期限の迫った商品を積極的に選ぶ「てまえどり」も今すぐに私たちも取り組めそうなことですね。

特定の食品ばかり摂取するのではなく様々な食品を口にして健康リスクを減らしましょう!

出張講義の様子は,近畿農政局の「近畿フォトレポート」にも掲載されました。
本日は大変貴重なお話をありがとうございました。

栄養士コース 1年生 実践栄養指導実習Ⅰの授業で「食品の目秤・手秤・秤量」を実施しました!!

栄養士のスキルの一つとして、重量の判断が問われます。

例えば、りんご一個を発注する際、大体どれくらいの大きさのものが、どれくらいの重量になるのかを把握していることは、発注作業には欠かせないスキルとなってきます。

そこで、本実習ではまずは目で見て秤(目秤)、手で持って秤(目秤)、実際に秤で測る(秤量)を行いました。

山下先生による本実習の解説

これはいったい何の食品??そこから始まる本実習。

小松菜!?それともほうれん草!?

パンとパスタの重量を計量する学生

実際に測ってみると、え!?こんなに違うの??想像していたよりも値が随分異なっていたようです。

中でもキャベツ1玉の重さにはびっくり!!皆さん3桁gで表記しておりましたが、測ってみるとなんと2200g。やはり、実際に目で見て・手で持って・機械を使って測らないと分からないものですね。

お弁当の総菜を計量する学生

栄養士を目指す学生にとって、大変有意義な実習となりました。