6月25日に京都で開催された第8回「葉酸たまご甲子園」に、本学科の2年生が出場しました。
「葉酸たまご甲子園」は、妊婦1日/推奨葉酸摂取量=480μg(マイクログラム)以上に貢献できる料理を競い、葉酸含有量・アイデア・インパクト・手軽度(料理のしやすさ)および味などを総合審査する料理コンテストです。今年は、プロ4チームと短大、専門学校、大学の8チームが参加して、それぞれが練習を重ねてきた葉酸たまご料理を競いました。
3名が1チームで110分間に4人分の料理を調理します。もう1人は学生審査員としてプロの料理の審査をしました。
今年のチーム名は『ボチぼちたまご』で、料理名は『ようさん~ボチぼち夏ver~』です。身近で低コストの食材を使って、少しだけ手間をかけることで、簡単に美味しい料理を作れるように工夫しました。
精一杯の力を発揮して、試作の時よりおいしくできましたが、残念ながら上位入賞はできませんでした。
しかし、葉酸の大切さと料理の楽しさを伝えることはできたと思います。
「料理・献立」カテゴリーアーカイブ
レッツ!レシピコンテスト2016 【豆乳&ナッツ&ドライフルーツ】
当学科では、1年生の時からコンテストにも積極的に参加します!
今回のコンテストはこちら↓
・第6回豆乳レシピコンテスト(タイシネット)
http://www.taishi-shop.jp/hpgen/HPB/categories/12687.html
・夏に食べたいナッツやドライフルーツを使ったレシピ(東洋ナッツ)
http://www.tons-cafe.jp/event/index.cgi?c=zoom&pk=51
班に分かれてまずはレシピの考案
そして試作・検討を重ね、完成!
写真はフードコーディネーターの後藤先生が担当しました。
こちらが豆乳レシピコンテストの作品です。
- 豆乳プリン♡と豆乳だんご
- 大豆たっぷりキッシュ
- フライパン1つで豆乳チーズリゾット
- クリーミーグラタン
- 豆乳ドリア
- 和風豆乳パンナコッタ
こちらがナッツ・ドライフルーツコンテストの作品。
- キャラメル・ナッツアイス・クッキーサンド
- ヨーグルトレアチーズケーキ
- アイスサンドマフィン
- おからナッツハンバーグ
- かぼちゃのキャラメルナッツタルト
- 海にうかぶドライフルーツゼリー
すごくキレイに撮れてます!
全て入賞する事を祈って、投函!!!!!
柏原高等学校キャリアアップコース実習
柏原高等学校の3年生21名が、キャリアアップコースのフードマネジメント①として本学実践食物学科にて地元の産物を使った商品開発に挑んでいます。6月4日と11日には、ジャムとパン作りに挑戦しました。
はじめに、イチゴとキウイのジャムを作り、次にパンを発酵させてそのジャムを入れたジャムパンを焼きました。
初めてジャムやパンを作る生徒がほとんどで、「砂糖が多くジャムが甘くなりすぎた」「パンは発酵に時間が掛った」「焼いたらジャムがはみ出してしまった」など思うようにいかなかったこともありましたが、「初めての体験でいろんなことが判った」「思ったより簡単に作れた」「イチゴをつぶさずにジャムにしたので食感があった」「パンは良い匂いがした」「自分で作るとなんでもおいしい」と、出来栄えにはみんな満足できたようです。
指導に当たっている実践食物学科源教授は「柏原市の特産物であるぶどうを使った商品開発ができれば」とコメントしています。
ジブリの森のレストラン
2015年10月、私たち東大阪大学短期大学部健康栄養学科2年の、大量調理実習「ジブリの森のレストラン」に、付属高校である敬愛高校製菓調理コースの生徒と教員の皆様にお越しいただきました。
準備は4月から進めます。
考えた献立を元に、発注を計画し、在庫調査をしてから注文書を作成します。
何度も試作しその都度献立を見直しました。
室内の装飾も含め、ジブリをテーマとして料理の見栄えなど世界観にこだわりました。
料理のカロリー表示やアレルギー表示、メニュー板、おしながき、卓上メモなど全て私たちの手で作り上げました。
特に工夫したのがテーブルコーディネートです。ジブリの題材を元に6テーブル作成しました。
できあがったのがこちら!
どれも物語の中に出てくる食べ物です。
映画やテレビなどで観た事がある人にとってはその時のシーンが頭に思い浮かぶかもしれません。
準備が整ったら、いよいよ大量調理実習が始まります。
厨房内では、スムーズな運営ができるように、管理栄養士班、栄養士班、調理師班、下処理班、洗い場班の5つにグループ分けを行いました。
調味料の計量、盛り付けや配膳、下処理や味付け、洗い物、接客や提供場の片づけなどを分担し、毎回120食分の料理を作ります。
中でも重要となるのが管理栄養士班の仕事です。
各班に回って調理の進み具合の確認をし、人手の足りないところの補助、味の最終確認を行いました。
そうこうしている間に、あっという間にお昼の時間です。
先生と一緒にやってきた高校生を接客担当係が迎え入れ、案内しました。
ぞろぞろとトレイを持って並んでいるので、配膳係は急ピッチで盛り付けます。
なるべく暖かい内に食べてもらえるよう、適切な温度管理の上で配膳を行うよう、心がけました。
食べている間はBGMを鳴らしてジブリの雰囲気を楽しんでもらいます。
その後、高校生に対して料理の説明を管理栄養士班が行いました。
接客中、感想やご意見はなるべく直接うかがうよう心がけました。
敬愛高校の生徒や教員だけでなく、健康栄養学科の先生や1年生にも来てもらい、中には厳しいご意見もいただきました。
最後にアンケートを記入してもらい、集計し、結果を元に次回に向けて皆で話し合います。
提供は3日間でしたが、それまでの準備に費やした時間も考えると、終わった時は何とも言えない達成感がありました。
前期から実習が始まり、メニューを決めるところから、理想と現実で多く悩みましたが、すべてが決まり、調理を始めるとなると、全員が成功させたいという気持ちを持ってこの実習に挑むことができたと思います。
全3回を通してアンケートを行った結果は、主食のかたさ・味・見た目・室内の飾り・接客対応・食事全体の満足度など高評価になりましたが、まだまだな所も沢山ありました。
今回の大量調理実習で学んだ事は実際の現場で活かせるように、これからも頑張りたいと思います。
最後に。
この実習にご協力してくださった皆さん、また、実際に食べていただき、ご意見をくださった敬愛高校の皆様に感謝いたします。
2016.2.4 卒業研究発表会より 健康栄養学科2年 A・S