料理・献立」カテゴリーアーカイブ

大量調理実習2017「道の駅 西づつみ」

秋は栄養士コースの2年生の大量調理実習の季節です。

前期から行ってきた実習もようやく本番を迎えます。

今年は道の駅をテーマに、地元で採れる秋野菜を使って野菜嫌いな方でも美味しく食べられるような献立を考えました。

「道の駅」とは(公式ホームページ)↓

https://www.michi-no-eki.jp/about/

ここ東大阪でも特産品はあるという事で、もし「西堤」に道の駅があったらと皆で試行錯誤し、部屋の飾り付け等も含めて作り上げました。

 

道の駅「西づつみ」の名称も皆で考え、テーブルも工夫しました。

 

東大阪市の特産品といえば「こまつな」があります。

そこで出来上がったのがこのイメージキャラクターです↓↓

こまつなの妖精 「こま つつみ ちゃん」

 

その他、大阪の特産品や伝統野菜を取り入れ考えたメニューがこちら↓↓

「大阪かれー」には以下の野菜を使用しました。

左から「勝間南瓜、大阪なす、大阪こまつな」

まず当日の朝からJAグリーン大阪に行き、採れたての野菜を仕入れます。

 

今年、新たに東大阪市の特産品として追加された「おかわかめ」も一緒に購入し紹介しました。

 

前回は70食を作り、1年生に食べてもらいましたが、今回は120食です。

準備はできていたものの、色々悪戦苦闘し大変でしたが、何とか完成しました!!

 

今回は敬愛高等学校の2年生に食べていただきました。

「美味しかった」という感想が多く、「嫌いな小松菜の味がわからなかった」と野菜嫌いな方も完食するなど成果もありました。

お越しいただいた方々にアンケートを実施し、それを元に反省会を行いました。

この経験を糧にし来たる校外実習に繋げましょう!2年生の皆さん、本当にお疲れ様でした!

10/15(日) オープンキャンパス

どんな資格がとれるかな?

10/15(日)の本年度最後のオープンキャンパスは雨模様。
そんな天候の中、本学まで足を運んでくださった方々、誠にありがとうございました。

今回は、冨田先生による、資格取得のお話でした。
パンフレットには、学生さんのモデル履修パターンが掲載されています。
「栄養士(製菓衛生師)だけにしようかな…」
「教職もチャレンジしてみたいかも!」
パンフレットを見ながら、具体的にイメージして頂きました。

今回のオープンキャンパスのもう一つの目玉は、卒業生による学生生活のお話です♪
スライドとともに、2人の学生生活をご紹介しました。

卒業生&先生方と記念撮影♪

5つの資格を取得して卒業した後、淸水さんは中学校(家庭)の教員に、中山さんは進学をしました。
いずれの進路にせよ、本学での2年間が2人の進路の基盤に成り立っていることには変わりません。
中山さんは奈良県内の老舗ホテルに就職内定を頂いていると、うれしい報告もしてくれました。
2人のさらなる活躍を、教員一同願っております。

虫ってどんな味?

8月20日のオープンキャンパスでは、松井先生によるミニ授業、

未来の食材として期待されている食用昆虫を使った料理の講義&試食会が開催されました。

まずは講義から。

食べられる昆虫についてミニ講義

昆虫は、私たちが普段口にしているモノにも使用されているとの事。

既に身近な存在になっているのですね。

そして試食会。

カイコの糞茶が人気でした。

香りが良く美味しいと評判

イナゴの佃煮を試食している様子

ゼミ生がセミを揚げている様子

串揚げされたセミ

 

セミは甘辛生姜煮よりも揚げる方が美味しいと評判でした。

昆虫の見た目に抵抗あった方も、原型が見えないと大丈夫。と、せんべいやクッキー、アイスは食べられた方もいらっしゃいました。

ミールワームの粉をアイスにかけて

 

今回の試食会の中で、セミを食べて「世界が変わった」と仰った方が。

日本では昔、昆虫は当たり前に食されていましたが、現在は嫌われる存在になってしまいました。こうやって美味しく食べられる事を理解され、またいつか世界中で身近な食材であると見直される時がくるかもしれませんね。

次回は9月3日にオープンキャンパスが開催されます。是非お越しくださいませ。

「夏休み企画」親子参加型イベント

8月5日(土)に、こども研究センターと実践食物学科の共催で「夏休み企画」親子参加型イベントを開催しました。 

キャッチフレーズは、

「虫ってどんな味? 古くて新しい昆虫食を体験してみませんか!」

「環境にやさしく、食べても美味しい、昆虫食に挑戦してみよう!」です。 

内容として、

昆虫料理研究家、昆虫エネルギー研究所・代表の佐藤裕一氏を講師としてお招きし、昆虫食についての講演を行いました。

佐藤先生の話に子供達は興味津々です。

司会は松井先生

次に体験実習として、 まずはシルク(繭)をハサミで切って水に入れて火にかけ、煮立たせました。

(できあがりは後のお楽しみに!)

その間に、食用昆虫(セミ・ナンブン・タガメなど)を用いた料理を作り、長野県のお土産でもあるイナゴやカイコ蛹の佃煮や蜂の子せんべいなど試食会を行いました。

今回のメニューはコレ!

・カイコの糞茶

・シルクしょうゆ(冷奴、刺身こんにゃく)

・カイコのさなぎの佃煮

・カイコのさなぎ(茹で、炒め物・素揚げ)

・イナゴの佃煮

・蜂の子ごはん(へぼめし)

・タガメのサイダー

・コオロギ粉のクッキー

・セミの生姜煮燻製オリーブオイル漬け

・カナブン(串かつなど)

・セミ(クマゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、ニイニイゼミ)の串かつ

・蜂の子せんべい

★使用した食用昆虫をご紹介★

カイコの糞茶は漢方薬「蚕砂(サンシャ)」として販売されているようです。

松井先生がクワの葉で育てた100頭分の糞で作りました。

セミは、松井先生が枚方の公園で採ったカナブンと一緒に揚げました。カナブンは、茹でたら身が硬かった所、串カツにすると軟らかくなり美味しい!というお声が上がりました。

身近なところで採れる昆虫が食用になるのですね。

最後にお土産として持って帰れるのがこれ!

完全に溶けきらず残った絹は、お風呂で身体を洗うタワシに使えるようです。

カイコには捨てるところがないのですね。

その日の内に、テレビ大阪でも放映されました。

親子で夢中になれた、貴重なイベントでした。

いつの日か日本で昆虫は身近な食材として親しまれるかもしれませんね。

第4回目のオープンキャンパスのご案内

「土手焼風煮」が試食できます♪

明日7/30(日)に、第4回目のオープンキャンパスを開催します。

ミニ体験授業におきまして、あの「道の駅EXPO大阪2017」で販売した「土手焼風煮」の試食会を行います!

学生にも商品開発ってできるの・・・?
興味をお持ちの皆様、ぜひお越しくださいませ!