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令和3年度 実践食物学科 卒業研究発表会

2月1日(火)令和3年度 実践食物学科 卒業研究発表会行われました。

研究題目は、

  1. 喜ばれる大量調理向けレシピ開発及び演出方法( 松井ゼミ )
  2. 救荒食におけるレシピの提案( 松井ゼミ )
  3. 昆虫食および災害食のレシピ作成( 松井ゼミ )
  4. バターナッツかぼちゃ( 源ゼミ )
  5. わらび餅ドリンクの商品開発( 源ゼミ )
  6. フルーツわらび餅ドリンクの商品開発( 源ゼミ )
  7. 陸上競技選手を対象とした練習後の栄養補給に寄与する昼食および補食の開発( 山下ゼミ )
  8. 産学連携によるいちごフェアの商品開発( 山下ゼミ )
  9. カラフルマカロン( 冨田ゼミ )
  10. 幼児向け食物アレルギー対応食の提案( 冨田ゼミ )
  11. 砥石について( 冨田ゼミ )
  12. アボガドを使ったスイーツの開発( 岡本ゼミ )
  13. 免疫力UPクッキーの開発( 岡本ゼミ )
  14. アカモクを使用したスイーツの考案( 濵田ゼミ )
  15. トマトの特徴を生かしたレシピの考案( 濵田ゼミ )
  16. アレルギー対応カップケーキのレシピの考案( 濵田ゼミ )

の16題目で発表が行われました。

今回は、オミクロン株によるコロナ感染が拡大する中での開催ということもあり、前日から3密を避けるような教室のセッティングや、感染予防対策を行い、本番に臨みました。

2年生にとっては臨地実習報告会 以来の大舞台です。1年生にとっては、今回の発表の情報を元に各ゼミに投票をするため、配属されるゼミが決定される大切な時間となりました。

救荒食におけるレシピの提案(松井ゼミ)
昆虫食および災害食のレシピ作成(松井ゼミ)
バターナッツかぼちゃ(源ゼミ)
わらび餅ドリンクの商品開発(源ゼミ)
フルーツわらび餅ドリンク(源ゼミ)
陸上競技選手を対象とした練習後の栄養補給に寄与する昼食および補食の開発(山下ゼミ)
産学連携によるいちごフェアの商品開発(山下ゼミ)
カラフルマカロン(冨田ゼミ)
砥石について(冨田ゼミ)
アボガドを使ったスイーツの開発(岡本ゼミ)
免疫力UPクッキーの開発(岡本ゼミ)
アカモクを使用したスイーツの考案(濵田ゼミ)
トマトの特徴を生かしたレシピの考案(濵田ゼミ)
アレルギー対応カップケーキのレシピの考案(濵田ゼミ)

皆さん緊張しながらも1年間の集大成を立派に発表されていました。

1年生にとっても、大きな刺激となった様です。

好評のままに発表会は終了となりました。2年生の皆さん、本当にお疲れさまでした。そして、1年生の皆さんはこれから1年間、発表に向けて頑張って下さい!

特別講演 道の駅奥河内くろまろの郷 矢守伸也様を迎えて

本年も実践栄養指導実習Ⅰの最終講義に奥河内くろまろの郷の矢守様をゲスト講師にお迎えしてご講演を賜りました。

講演では、はじめに道の駅の成り立ちや、1日の仕事の流れなどをご説明頂きました。道の駅は災害時、一時避難場所として機能するなど新たな発見もありました。

お話が進んでいく中で、仕切りにマネジメントという言葉が出てきました。我々、栄養士は食事を「いかにおいしく、そして栄養価を高く」を一番に考えがちです。もちろん、そこも大切なのですが、道の駅も商売、栄養価だけではなくコスト面や効率も考えて商品開発する必要があるのです。

最後に現在開催されているイチゴフェアについて、ご紹介頂きました。こちらには本学の山下ゼミ「商品開発チーム」で開発した商品が、販売されております。

みなさま、奥河内くろまろの郷にお寄りの際には、ぜひ味を確かめてみて下さい。

栄養士コース 山下ゼミ アスリートへのおやつ提供

12月24日(金)クリスマスイブ

山下ゼミでは、本学陸上部アスリートに向けて、プロテイン強化のおやつ提供を行いました。

クリスマスらしくラッピングして、可愛らしいマカロンの提供を行う事ができました。

もちろんそこは栄養士コース、選手の練習後の効率的なエネルギーの補給と筋肉に要求されるタンパク質を強化。

選手の皆様には、喜んで頂けたようです。

これからアンケート集計を行い、さらなる食品の改善と今後に向けた食提供について考慮していきます!

山下ゼミ スポーツ栄養チーム 本学 陸上部への食事提供

12月の初旬、寒さも厳しくなる中、山下ゼミ スポーツ栄養チームが本学 陸上部への食事提供を行いました。

レシピはスポーツ選手の体格を考え、それぞれの基礎代謝から必要な栄養素量を推定し、個々の必要量に応じたメニューを考案しました。そのレシピは、お弁当「ロコモコ丼」と「豚汁」「ヨーグルトサラダ」の3品です。

主食の量を調整して作ったカロリー別のロコモコ丼

また、選手には一人ひとりへのメッセージを添えて、カードと共に食事を提供しました。

アンケート調査に答えてくれた陸上部員さん

最後にはアンケートの回収を行い、感想やデータを収集することで、卒業研究のデータとして活かします。選手とのコミュニーションを通じて、食の大切さと食事を提供する楽しさを味わえた、実りのある卒業研究の一コマとなりました。

山下先生とゼミ生、陸上部員の皆さま

本学、陸上部の皆さま、食事提供にご協力下さり、誠にありがとうございました。

栄養士コース 松井欣也 教授 出張授業 in 近畿大学

松井先生の出張授業が近畿大学 文芸学部 文化デザイン学科にて行われました。

テーマは「これからの世界を救う昆虫食」です。

普段はデザインを専攻されている学生ということで、大学に着くなり自らが考案したという新種の野菜オブジェが出迎えてくれました。

まずは松井先生から、なぜ・いま「昆虫食」なのかを説明して頂きました。そう、きっかけは、今から約10年前に起こった東日本大震災です。被災した人たちの食生活をみてみると、明らかなタンパク質欠乏である事が分かりました。そこで結びついたのが、高タンパク高栄養素の昆虫食だったのです。

昆虫は食べられると熱く語る松井先生

「昆虫食」については、FAO(国際連合食糧農業機関)もこれから来るであろう、食糧危機に備えて、新たなフードとして提唱している程です。

そんな説明を受けて、学生達も皆納得の様子。しかしながら、いざ昆虫の画像や映像が流れると、ひとたび会場はざわめきます(約9割が女子学生でした)。

実食タイムでは、始めは躊躇していたものの、いざ食べてみると「意外といける。」「いなごはお口直しにいい」「クッキーやせんべいに混ざっていれば大丈夫。」など、実際に味わってみると案外、大丈夫な様子でした。松井先生曰く、女性の方が割と平気で「昆虫食」を口にするそうです。まさに「昆虫女子!」。

昆虫食に興味津々の学生達

最後は「昆虫食を広めるには何が出来るのか」をテーマにデザイン学科の学生と松井先生で、ディベートを行いました。

学生達のアイデアに耳を傾ける松井先生

独創的で様々なアイデアに、思わず松井先生にも笑みがこぼれます。「芸能人に宣伝してもらい良いイメージを付ける」「昆虫食給食を月に1回出して、なじみのある食材にする」「キャッチ―なロゴと共に雑誌の付録等に付ける」などなど… アイデアは多岐に渡りました。

学生達のアイデアに応える松井先生

最後まで学生と教員間、相互にやり取りのある生きた授業とすることが出来ました。お招き頂きました柳橋先生、岩城先生をはじめ近畿大学の皆さま、本当にありがとうございました。