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10/15(日) オープンキャンパス

どんな資格がとれるかな?

10/15(日)の本年度最後のオープンキャンパスは雨模様。
そんな天候の中、本学まで足を運んでくださった方々、誠にありがとうございました。

今回は、冨田先生による、資格取得のお話でした。
パンフレットには、学生さんのモデル履修パターンが掲載されています。
「栄養士(製菓衛生師)だけにしようかな…」
「教職もチャレンジしてみたいかも!」
パンフレットを見ながら、具体的にイメージして頂きました。

今回のオープンキャンパスのもう一つの目玉は、卒業生による学生生活のお話です♪
スライドとともに、2人の学生生活をご紹介しました。

卒業生&先生方と記念撮影♪

5つの資格を取得して卒業した後、淸水さんは中学校(家庭)の教員に、中山さんは進学をしました。
いずれの進路にせよ、本学での2年間が2人の進路の基盤に成り立っていることには変わりません。
中山さんは奈良県内の老舗ホテルに就職内定を頂いていると、うれしい報告もしてくれました。
2人のさらなる活躍を、教員一同願っております。

卒業後のキャリア -栄養士×福祉業界ー

実践食物学科2年生の「社会人になるにはⅡ」の講義に、ゲストスピーカーがやってきました。
本学を卒業後、近隣の社会福祉法人で働く卒業生の緒方さん、石垣さん、採用担当の方から、栄養士取得後の福祉業界での働き方を学びました。

栄養士職として、利用者様に安心・安全・美味しい食事提供をするも良し。
栄養士資格を取得しつつ、より利用者様と寄り添う介護職を志すも良し。
それぞれの視点で、学生生活、就職活動、卒業後のキャリアをお話しして下さいました。
また、採用担当の方からのお話から就職活動成功のヒントを得ようと、様々な質問も飛び交いました。

2年生の後期ともなると、卒業後を見据えたキャリアに対する思いが深まる時期です。
そんな最中、御三方のお話は、多くの学生さんの心に響いたことでしょう。

学生時のアドバイザーと記念撮影♪

ちなみに。
卒業していった教え子が、社会でしっかりと働き、頑張っている様子を報告してくれるのは非常にうれしいものです。
またのお越しをお待ちしております!

業務ご多忙の折、ゲストスピーカー派遣を快諾してくださった社会福祉法人由寿会様に、心より感謝申し上げます。

職業人に学ぶ-堺打刃物 認定伝統工芸士 味岡知行先生-

包丁といえば、栄養士の大切な仕事道具の一つ。
堺打刃物伝統工芸士の味岡知行先生を講師にお招きし、この道50年以上の職業人としての姿勢を学ぶとともに、包丁の手入れの仕方を学びました。

社会人としてのスタートはサラリーマンだったものの、家業を継ぐべくこの道に入った味岡先生。
電車の設計技師として仕事をしていた時、学校で学んだ理論と仕事の実際の違いについて実感したとのこと。その一例として、「寸法公差」を挙げられました。
「寸法公差」とは、図面の寸法に対して許される誤差の範囲のこと。例えば、50mmという仕上がり寸法に対して、「49.9mm~50.1mm」の範囲で仕上げるといった幅(±0.1mm)を決めておくのです。なぜなら、金属部品を寸分の狂いもなく50mmで作るのは難しいからです。

家業を継いだ後は、堺打刃物職人としての道を歩むことになります。
父親の背中を見て修業していたものの、息子に腕前を超えられたと感じた父親が刃物職人としての引退を決意したのだそう。そのくだりをお話になった後、そっと目の縁の涙を拭われました。

今は長年に渡って培った技術を伝承するべく、弟子の育成に力を注いでいるそうです。
“人育て”の難しさ、そしてコツは、どの職業にでも共通することでしょう。

先生が出演しているDVDで包丁の歴史、研ぎ方について学んだあとは、いよいよ実習です!

味岡先生が研いで、お弟子さんが磨いてくださった包丁を、砥石で砥ぎました。すると、新聞紙がスーッと切る事ができるように!

冨田先生や松井先生も一緒に、砥石の使い方や包丁の切れ味の確かめ方を教えてくださいました。

手を添えてもらいながら、学生も機械を用いた包丁研ぎ・磨き作業にチャレンジ!
こんなに錆びて刃こぼれしていた包丁が、見事に復活!
新品同様の輝きと切れ味を取り戻しました。

実際に、大根やキャベツを切ってみた学生から、「こんなにスーッと野菜が切れるなんてビックリ。切るのが楽しい!」と、感動の声が次々とあがりました。

多くの学生が自宅から切れ味の悪い包丁を持参し、見違えるように切れるようになった包丁を喜んで持ち帰りました。

2回に渡り、講義・実習をありがとうございました。

卒業生講演会

本日の教育懇談会では、卒業生による就職体験談の報告会が行われました。

本学科からは阿夛夏美さんによる報告です。

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阿夛さんは、平成26年にご卒業された後、栄養士として医療法人豊済会 小曽根病院で直営の栄養士として現在もご活躍されています。

主に特別食部門で治療食の調理を行っており、来年は管理栄養士の国家試験の受験を目指し、仕事が終わってから勉学に励んでいる等の報告がありました。

今後ともご活躍をお祈り申し上げますとともに、休日にもかかわらず母校の為にお時間を作っていただきました事、深くお礼申し上げます。

 

 

 

キャリア教育講演会

11月5日(土)3限目、実践食物学科・実践保育学科2年生を対象としたキャリア教育講演会が開催されました。
この度は朝日放送(ABC)元アナウンサーの乾龍介先生をお迎えし、社会人になるにあたって大切な話を拝聴しました。
時折盛り込まれる、乾先生の元アナウンサーならではのお話に一同興味津々!
ユーモアあり、学生とのコミュニケーションありの講義に、場が大いに盛り上がりました。

「話のテンポが良くて、一つひとつの話に説得力があった」
「たった2~3秒で面接の合否が決まるなんて! 『初頭効果』を大切にしたい」
「お金を頂いたらプロ、ということを自覚して仕事をしたい」
といった感想が。

2年生はいよいよ来週から校外実習に行きます。
社会人になる準備も兼ねて、今回学んだことをぜひ実践してくださいね!

【参考】大学ホームページ記事:http://www.higashiosaka.ac.jp/news/5264/