卒業生」カテゴリーアーカイブ

卒業後のキャリア -栄養士×福祉業界ー

実践食物学科2年生の「社会人になるにはⅡ」の講義に、ゲストスピーカーがやってきました。
本学を卒業後、近隣の社会福祉法人で働く卒業生の緒方さん、石垣さん、採用担当の方から、栄養士取得後の福祉業界での働き方を学びました。

栄養士職として、利用者様に安心・安全・美味しい食事提供をするも良し。
栄養士資格を取得しつつ、より利用者様と寄り添う介護職を志すも良し。
それぞれの視点で、学生生活、就職活動、卒業後のキャリアをお話しして下さいました。
また、採用担当の方からのお話から就職活動成功のヒントを得ようと、様々な質問も飛び交いました。

2年生の後期ともなると、卒業後を見据えたキャリアに対する思いが深まる時期です。
そんな最中、御三方のお話は、多くの学生さんの心に響いたことでしょう。

学生時のアドバイザーと記念撮影♪

ちなみに。
卒業していった教え子が、社会でしっかりと働き、頑張っている様子を報告してくれるのは非常にうれしいものです。
またのお越しをお待ちしております!

業務ご多忙の折、ゲストスピーカー派遣を快諾してくださった社会福祉法人由寿会様に、心より感謝申し上げます。

卒業生来訪

8/9(水)午後、H25年度卒業生の緒方さんが本学に来てくれました。

東大阪市にある「社会福祉法人由寿会」に就職して4年目の緒方さん。
本学で栄養士資格を取得後、福祉業界に興味があったことから、介護職として社会経験を積んできました。

「介護福祉士(国家資格)にチャレンジするため、勉強会に参加しています。資格取得支援制度が充実している所が良いですね」と語ってくれました。
介護福祉士を取得した後は、調理場の経験を積んで管理栄養士も目指したいという抱負もあるそう。
働く中でダブルライセンスプランが醸成されたとのこと。
食事介助などで、栄養士資格取得のために学んだことが活きているそうです。

「人前で話す機会を頂けたり、後輩の指導をしたりと、社会人として成長できる環境が整っているため、働き甲斐があります」とも。
日々充実している様子が、イキイキと話す姿から伝わってきました。

近々、勤務先である「介護老人保健施設アーバンケア」において、夏まつりが開催されるとか。
よさこい踊りが披露されたり、屋台が出たりしてとても楽しそう!
お近くの方、是非足を運んでみてくださいね!

【ご案内】第11回アーバンケア夏祭り
◆日時:平成29年8月27日(日) 16:00~20:00
◆場所:介護老人保健施設アーバンケア
(東大阪市御厨東1-9-55)

卒業生の緒方さん

夏祭り、良かったらお越しください♪

卒業生来訪

仕事の疲れを感じさせない良い笑顔ですね!

本日、卒業生の小島さんが、仕事帰りに遊びに来てくれました。

卒業後に就職した飲食業界で、仕事を頑張っているそう。現場で色々と頼られているようで、すっかり社会人の顔になっていました。

また元気な顔を見せにきてくださいね!

卒業生講演会

本日の教育懇談会では、卒業生による就職体験談の報告会が行われました。

本学科からは阿夛夏美さんによる報告です。

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阿夛さんは、平成26年にご卒業された後、栄養士として医療法人豊済会 小曽根病院で直営の栄養士として現在もご活躍されています。

主に特別食部門で治療食の調理を行っており、来年は管理栄養士の国家試験の受験を目指し、仕事が終わってから勉学に励んでいる等の報告がありました。

今後ともご活躍をお祈り申し上げますとともに、休日にもかかわらず母校の為にお時間を作っていただきました事、深くお礼申し上げます。

 

 

 

卒業生が教員採用試験に合格しました!

清水さん実践食物学科(旧:健康栄養学科)を今年3月に卒業した清水さんが、平成29年度兵庫県教員採用試験に見事合格しました!

-清水さん、この度は合格おめでとうございます。

ありがとうございます!
本日合格発表日だったのですが、合格したことが分かったので先生にご連絡しました。
)合格発表日当日(9/28)に連絡をくれました。

-採用試験の勉強方法などを教えてください。

筆記試験対策として、まず過去問題集のテキストを買い、試験日当日までひたすら勉強しました!
あとは、中学生が実際に使っている教科書を読んだりもしました。

-では、第1次選考試験はどのような内容でしたか?

筆記試験に加え、集団討論がありました。受験者6名に対して面接委員は2名でした。
その際に心掛けたことは、色々と考えはあるものの取捨選択して話すことです。校長先生方に頂いた助言がここで活きました。
注)試験要項では8名でしたが、欠席者が2名いたために6名となりました。

-第2次選考試験はどのような内容でしたか?
実技(被服・調理)と個人面接がありました。
被服の実技では、縫物の知識が色々と試されるような課題でした。
調理の実技は、指定された料理を実際に作りました。調味料が示されていなかったので、料理名から判断して調味していきました。
また、個人面接は、事前に提出した履歴書の様なものから質問されました。
そのほかにも「実際の現場でこのような場面に直面した時、どのように対応するか」といった場面指導と呼ばれるものもいくつかありました。
個人面接でも、校長先生のご指導あってとても落ち着いてできました。

-ところで、中学校の家庭科教員(講師)として勤めて半年が経ちましたね。
 今までの勤務のなかで、印象に残っている出来事を教えてください。

先日、授業参観日に保護者の方々に学校で栽培したお茶を出す企画がありました。お茶だけでは寂しいと思いまして。おもてなしの一環として、フルーツゼリーを出すことを提案しました。普通のフルーツゼリーでは洋風な感じがしましたので、あずきを加えるなど工夫して、和風に仕上げました。試作をしたうえで当日お出ししたら、大変好評でした! 自分の提案が実現して嬉しかった仕事として、とても印象に残っています。
また、授業以外では、運動会が印象に残っています。私の学校は小規模校と言うこともあり、三学年縦割りの運動会でしたが、後輩が先輩を支え、先輩が後輩を引っ張り、協力する姿を実際に見ることができました。教師も生徒も一つになり盛り上がることができたのは、私にとって最高の思い出になりました。

-教員になって半年ですが、悩みや困ったことなどありますか?

市で一番若い先生ということもあって、生徒との距離感を模索している最中です。年齢が近いこともあり、中々きつく指導できないことが悩みですね。逆に、話しかけられやすいという良い点もあって。何でも相談してきてくれます。
現在は女子バレー部に付かせていただいています。部活や授業でよく接する1、2年生とは親しくなれたのですが、部活を引退した上に授業数も少ない3年生とは、未だに距離を感じます。自分から話しかけたりしているのですが、過ごす時間が少ないと距離もなかなか縮まりません。もっと話せるようになる為にはコミュニケーション力が必要だと実感しています。

-最後に、後輩に一言おねがいします。
いま、教職科目を履修しているものの、教員になろうかどうか迷っている学生さんもいるかと思います。いずれにせよ、教育実習には、“教員になる”気持ちで臨んで欲しいですね。そして、実際に子どもたちと大いに触れ合ってください。私は子どもが好きだから先生になりたい!…そんな気持ちに気づくことができたのは教育実習のおかげです。
あと、教職関連の授業はしっかりと学んでおいた方が良いですよ。
もし教員採用試験を受けるのならば、高校の家庭科の分野も勉強した方がいいですね

-ありがとうございました。
来年度からは、兵庫県公立学校教員としてがんばってください!

在学中から様々な物事にチャレンジし、頑張ってきた清水さん。
彼女の2年間のスケジュールは、今年度の大学案内のパンフレットでも紹介されております。
清水さん、今後のますますの活躍に期待しております!