11月15日の「社会人になるにはⅡ」(2年生)の講義は、近畿農政局から宮嶋消費・安全調整官をお招きして、『食品の安全・安心について』というタイトルで、出張講座を行っていただきました。
これから食を扱う職場で働く予定の2年生にとって、大変に重要なテーマでの講演です。表示のしくみや食品トレーサビリティについて熱心にメモを取りながら受講していました。
11月15日の「社会人になるにはⅡ」(2年生)の講義は、近畿農政局から宮嶋消費・安全調整官をお招きして、『食品の安全・安心について』というタイトルで、出張講座を行っていただきました。
これから食を扱う職場で働く予定の2年生にとって、大変に重要なテーマでの講演です。表示のしくみや食品トレーサビリティについて熱心にメモを取りながら受講していました。
食品科学教育協議会によるフードサイエンティストの認定研修を実施しました。
講師は別府大学の藤原准教授です。
『「発酵」と微生物』というタイトルで、発酵食品から、環境を改善する技術まで、幅広い内容で微生物と人間の関わり合いについて学習することができました。
定められた科目の単位を取得した学生は、この研修を受講してレポートを提出することでフードサイエンティスト(食品科学技術認定証)を取得することができます。
6月25日に京都で開催された第8回「葉酸たまご甲子園」に、本学科の2年生が出場しました。
「葉酸たまご甲子園」は、妊婦1日/推奨葉酸摂取量=480μg(マイクログラム)以上に貢献できる料理を競い、葉酸含有量・アイデア・インパクト・手軽度(料理のしやすさ)および味などを総合審査する料理コンテストです。今年は、プロ4チームと短大、専門学校、大学の8チームが参加して、それぞれが練習を重ねてきた葉酸たまご料理を競いました。
3名が1チームで110分間に4人分の料理を調理します。もう1人は学生審査員としてプロの料理の審査をしました。
今年のチーム名は『ボチぼちたまご』で、料理名は『ようさん~ボチぼち夏ver~』です。身近で低コストの食材を使って、少しだけ手間をかけることで、簡単に美味しい料理を作れるように工夫しました。
精一杯の力を発揮して、試作の時よりおいしくできましたが、残念ながら上位入賞はできませんでした。
しかし、葉酸の大切さと料理の楽しさを伝えることはできたと思います。
柏原高等学校の3年生21名が、キャリアアップコースのフードマネジメント①として本学実践食物学科にて地元の産物を使った商品開発に挑んでいます。6月4日と11日には、ジャムとパン作りに挑戦しました。
はじめに、イチゴとキウイのジャムを作り、次にパンを発酵させてそのジャムを入れたジャムパンを焼きました。
初めてジャムやパンを作る生徒がほとんどで、「砂糖が多くジャムが甘くなりすぎた」「パンは発酵に時間が掛った」「焼いたらジャムがはみ出してしまった」など思うようにいかなかったこともありましたが、「初めての体験でいろんなことが判った」「思ったより簡単に作れた」「イチゴをつぶさずにジャムにしたので食感があった」「パンは良い匂いがした」「自分で作るとなんでもおいしい」と、出来栄えにはみんな満足できたようです。
指導に当たっている実践食物学科源教授は「柏原市の特産物であるぶどうを使った商品開発ができれば」とコメントしています。
源研究室では生まれてくる赤ちゃんの健康に重要な葉酸をテーマに卒業研究を進めています。
①一日の葉酸摂取量調査
栄養指導の授業などで行っている栄養計算では「カロリー、炭水化物、たんぱく質、脂質、食塩」の5項目といくつかのビタミンやミネラルついては求めますが、葉酸については求めないことが多いようです。自分たちが食べた食事について葉酸量を求めて、葉酸の摂取量が基準(成人で一日当たり240μg、妊娠時480μg)に達しているのか調べます。
②身近な献立の葉酸量調査
実習などで制作した献立に含まれる葉酸量を求めて、日頃どのくらい葉酸を摂取できているのか調べます。特に妊娠時の葉酸の摂取量が基準に達するには、身近な料理をどのように組み合わせたら良いのか提案できればと考えています。