趙先生の新著「日本近代文学における上海」研究文献目録1840年-1945年を紹介します。
本書は阿片戦争が始まった1840年から日中戦争が終結した1945年までの間に日本人によって発表された上海を舞台とする小説、脚本、紀行、随筆、回想、従軍記、ルポルタージュ、詩及び上海に関する人文・社会関係の資料を年表形式で網羅したものである。
当時の社会情勢や文芸事象も付された本書は、単なる文献目録としてだけではなく、日本と上海との関係を通覧することができる一冊である。
A5判・260頁・上製本・クロス装・函入
不二出版 2014年2月刊
かつての上海日本人街(虹口)