国際教養こども学科 (アジアこども学科) の海外経験率 (単なる旅行ではなく、業務や語学留学など) は、実はかなり高いです。
私 (石川) は、ロシアに6か月間、韓国に3週間半、語学留学しただけなので、この学科の中では海外経験は少ない方です。
ブログの教員紹介が一通り終わったら、今度は教員の海外経験の話も提供していきたいと考えています。
予告だけでは面白くないので、私の体験を1つ。
私の留学先は、ロシアのユジノサハリンスクという街でした。そこの大学の副学長が私の大学に来た時に私が同席する機会があり、その時に「留学させてください」と頼んだのです (実際にはロシア語に堪能な先生に通訳してもらいました)。
その副学長がロシアに帰国する際に、私の大学に眼鏡を忘れていったので、私がロシアに留学するときにその眼鏡を持って行きました。
当時、私は船でロシアに向かったら (船で留学する日本人はとても珍しいと思います)、何とその副学長がコルサコフという港町まで私を迎えに来てくれました。
コルサコフからユジノサハリンスクへ移動する車内で、私は副学長に「先生、日本に眼鏡を忘れてましたよ」と言いたかったのですが、その頃の私はロシア語も充分にできなかったので、「先生、日本に目を忘れてましたよ」と言ったら、副学長はぎょっとした顔をしていました。(眼鏡を取り出したら、私の真意を理解して納得してくれました。)
この件に限らず、私のロシア語の能力不足で何度も恥をかきましたが、それでも留学して良かったと思っています。
皆さん、もし東大阪大学のオープンキャンパスに来たら、ありきたりな質問だけじゃなく、何でもいいからどんどん質問をぶつけてみて下さい。「国際」教養こども学科の名にふさわしい、「国際」的な話 (成功談も失敗談も) が聞けると思います。