先生の近著紹介

本学科の吉田先生は2018年の『神代文字の思想 ホツマ文献を読み解く』(平凡社)に続き今年に『神仏習合の手法―中世神話から近世神話へ―』(新典社)を上梓しました。

左:吉田先生著書 右:新聞記事

前者は漢字伝来以前から日本にあったとされる神代文字を探究したもので、後者は浄土真宗における神祇許容の問題を中心に中世から近世における神仏習合思想の一端の究明を試みたものです。

この研究業績にメディアも注目し、読売新聞社の記者が取材に訪れました(取材記事は「読売新聞」2020年4月29日朝刊に掲載)。

このように大学の先生は教壇に立って「教育」だけをしているものではなく、教育の傍らに難しい研究も行っています。研究をしないと教育も成り立ちません。教育も研究も大学の先生の使命なのです。