台湾に行ってきました!

アジアこども学科の今井です。

8月10日から18日まで台湾に行ってきました。
お仕事(調査)ですので、台湾を漫喫!というわけにはいきませんでしたが、充実した調査ができました。

毎朝、宿泊していた台湾師範大学から自転車で図書館に向かうという毎日です。
ちなみに台北では、現地の携帯電話番号があり、かつ悠遊カード(大阪でいうICOCAのようなもの)があれば誰でも自転車(YouBikeという自転車レンタルサービス)が借りられます!主要な地下鉄の駅や場所にはステーションがあり、借りること、返すことができます。ちなみに自転車はGIANT製なので、乗り心地もバツグンです!変速までついています。

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(左下に少し写っているのが、YouBike。※写真は去年のものです)

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(国家図書館。近くには総統府や外交部、中央銀行など台湾の中枢機関が集まっています ※写真は去年のもの)

私は、主に中国・台湾の仏教系NGOの研究をしています。今回の調査では、8月14、15日に調査対象である台湾佛教慈済慈善事業基金会(花蓮市)にも訪問しました。

台湾も夏休みということもあり、なかなか花蓮までの電車の切符が取れず、結局、莒光號(急行に相当)という電車で約4時間かけて花蓮まで行きました。電車の中では、日本と同じくお弁当が売られています!おいしいです!

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(台湾の駅弁)

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(駅弁の中身。日本とは随分とちがいますね!)

台北-花蓮間は、海沿いを走ります。日本の最西端、与那国島とは約110キロの距離です。残念ながら与那国島は見えませんでしたが…。

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(車窓からの景色です。さすが南国の海ですね、とても綺麗です)

台湾佛教慈済慈善事業基金会の敷地内には、総合病院や大学、看護学校など、あらゆる施設があり、とても驚かされます。
今回は「静思堂」という建物を訪ね、彼らの慈善活動について職員の方から詳しく説明を受けました。

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(静思堂。壮観です。中には台湾佛教慈済慈善事業基金会の慈善活動に関する展示がされています。とても1、2時間では見終わりません)

ちなみに、この台湾佛教慈済慈善事業基金会は、東日本大震災の際、いち早く被災地に駆けつけ多大な支援をしてくれました。
少し宣伝になりますが、このことは、住原則也編(2014)『経営と宗教-メタ理念の諸相』(東方出版)の第9章「『官民連動』による国際救援活動-慈済会による東日本大震災支援を事例として-」(今井淳雄)に詳しく書かせていただきました。

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(※宣伝です)

というわけで今回は、8月10日から18日の台湾調査についてご紹介しました!
なお、今回、私以外に、アジアこども学科3年生の学生も、台湾師範大学の中国語3週間プログラムに参加するため、台湾に行っています。一緒に(公財)交流協会(台湾における日本の窓口機関)にも訪問しました。
学生の台湾での様子は、また改めてご報告いたします。

それではこの辺で失礼します。

アジアこども学科 今井淳雄