今日は七夕の日ということで、キャンパス内にも、
♪ ささのは さ~らさら~ ♪
願いごとを書いた短冊が色鮮やかに飾られています。
1つは、こども研究センターで。
(HP→https://www.murakamigakuen.jp/crs/)
もう1つは、異文化研究交流センターで。
(Twitter公式アカウント @isoffice1 七夕イベントの詳細はこちらで。)
こども研究センターの短冊は、このセンターに通ってくださっているお子さんたちが書いてくれたそうです。願いごとも、かわいらしいです。
異文化研究交流センターでは、本学科の留学生のみなさんと他学科のチューターさんを中心に、”七夕祭り”のイベントを開催。
笹飾りも作り、お昼休みには”そうめん”をふるまってくれました。
さて、今日は本学科2年生の中国人留学生のみなさんと、この2つの七夕の飾りを見に行きました。自分たちは何を書こうか考えつつ、日本の小さなこどもたちは、どんな願いごとを書いているのかなど話し、まさか自分たちと同じ願いごとはないだろうと冗談を言っていると・・・、
ありました!しっかり力強い字で。
一同、ビックリ!年齢も、国も違えど、願うことはみな同じ?!
ちなみに、その願い事についてはご想像におまかせします・・・。
みんな健康で、平穏な毎日でありますようにと願うばかりです。
ところで、七夕は皆さんご存知の通り、中国大陸の伝説です。
現在、
・中国では「七夕節」(旧暦による。今年は8月28日。)
・ベトナムでは「Ngưu Lang Chức Nữ」
というそうです。発音できませんが・・・。ただし、中国もベトナムも、伝説として知ってはいるそうですが、このような笹飾りなどの習慣はないそうです。
それに比べ、日本では、古代から、七夕をモチーフに、和歌が詠まれたり、地方によって、さまざまな形、規模で、七夕祭りの習慣が継承されています。
ちなみに、日本の一番古い百科事典といわれている『和名類聚抄』にも、七夕伝説の主役、彦ぼしさまと織ひめさまの星の名が、中国の書物をもとに記載されています。
「牽牛(和名 比古保之〈ヒコボシ〉)」
「織女(和名 太奈八太豆女〈タナバタツメ〉)」(巻第1天部、景宿類)
昔からそう呼ばれていたんですね。
なぜこんなに好まれているのか。
あるいは、わざわざこのように笹飾りを作らずとも、なぜこの日にはつい空模様を気にしてしまうのか。
今日はそうめんを食べた後、こんなことを考えました。
ごちそうさまでした。